東京都電7000形は存続が決まった荒川線(1974年に 27・32の両系統を統合して改称)用に、旧7000形のうち製造年次の新しかった3次車に対し、1977年、新造車体による更新を施したものです、車番は7001 - 7031に揃えられました。車体はアルナ工機(現・アルナ車両)製ですが、台車などの電装品や主要機器、運転台マスコン・ブレーキ類は流用しています。なお、新番号は改造順ではなく旧番の若い順から付番されています。
1978年にワンマン化されました。
その後、1985年から冷房化と塗装変更がすすめられ、集電装置もビューゲルからパンタグラフに交換されました。冷房改造せずに廃車されたものも冷房改造してから廃車されたものもあります。うち4両は1992年と2000年に、豊橋鉄道に譲渡されました。
2002年からは再更新工事が施工され、シングルアーム式パンタグラフに交換されたものも存在します(7001、7019、7020、7022、7025)さらに行先表示器を字幕式からLED式に交換する工事も進められています。 2011年現在、21両が在籍します。
(ここでは7001号を例にその変遷をご覧いただけます。他は車番毎に1枚ずつUPしています。)