カテゴリー「Dr'Kの特急ミシュラン」の25件の投稿

2015年7月26日 (日)

特急ミシュラン - Michelin Express – File 30  富士急行8000系 “フジサン特急”

Michelin Express – File30 

 Series 8000Fujisan Express

Fuji_q_fujisan_rse_00

富士急行8000系 フジサン特急 
総合評価 ☆☆☆

元小田急電鉄RSE(20000)を譲受し、
2014712日から運用されている。

 

アメニティ:☆☆☆☆

1号車(クモロ8001には展望室を設けている。
運転席直後はソファータイプの座席で、こども向けの模擬運転台(コントローラ)を設けている。

その他の座席は21配列と22配列の組み合わせで、1人がけシートは小田急時代に連結されていた2階建車両の1階席のものを移設し再利用している。

2号車寄りの車端部には、ガラスで仕切られた4人分のセミコンパートメント×2ミニラウンジ状のロングシートを設けている。

2号車(サロ8101)は自由席で、3号車寄りは他の部分より床面を下げ、車イス用スペースとデッキ、大型トイレを新設している。車椅子スペースの座席は固定クロスシートで、窓は床面が低い分、他の部分よりも大きくなっている。新設した乗降用ドアは引戸になっており、開口幅も13号車のものより広い。3号車(クモロ8051)は自由席となっている。

 RSEをうまく活用していて、
新しいフラッグシップとしてのアメニティは持っている。

 

経済性:☆

 元国鉄165系パノラマエクスプレスの2000系と共通運用されている。

 

 

利便性:☆☆
大月ではあずさ、かいじとの接続が考慮されており、のりつぎの便はまずまず。

 

普通列車とは接続がまったく考慮されておらず、
時間帯によっては嫌がらせレベルの悪さ。

 

ときめき度:☆☆☆

富士山を模したゆるキャラがゴテゴテとかかれているのは子供たちは喜んでいるのでいいのかもしれない(個人的には食傷気味である)。

展望席では前面眺望が楽しめる。

 

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2014年12月 1日 (月)

Drkの特急ミシュラン File29 JR四国 8600系

特急ミシュラン - Michelin Express – File29 Series 8600 “SETOUCHI STREAM EXPRESS” JR四国 8600系 瀬戸内ストリームエクスプレス 

Pb230001

総合評価 ☆☆☆

2014年6月に2000系初期車の更新を目指して営業運転を開始した最新鋭の車両。
8600(Mc)-8750(Tc)で2両固定編成2本が量産先行車として運行を開始した。  
前頭部は貫通型の高運転台となっているが、独特の筒型の形状は蒸気機関車をイメージ したもので、アンチクライマーと運転席とデッキの間にクラッシャブルゾーンを設けている。  8000系は制御付自然振子方式だったが、8600系は台車構造の簡素化してメンテナンスを楽にするとともに、曲線での速度向上を両立させるため、空気ばね式車体傾斜装置を持つ。  
量産車では、このモノクラス2連を付属編成とし、このほかに、半室グリーンつきの 3連を基本編成として投入される予定である。

アメニティ:☆☆

現状は全車普通席のモノクラス。腰掛は1号車(Tc=8750)がオレンジベース、 2号車(Mc=8600)がグリーンベースのリクライニングシートで、シートピッチは980mm。
室内の明るさも確保され、落ち着いた雰囲気。ビジネス利用を意識し、全席にPC用 コンセントとフットレストがあるのはうれしい。  
シートピッチを狭く感じさせないようにするため、座席はうすめ。
どこかで見たことのあるような内装だな…と思ったら、JR東日本のE657系に似ている。
こちらのほうが、色遣いのおかげで、明るく落ち着いているようには見えるが、 安っぽい感じがぬぐえずもう一声、という感じ。
その理由は、高速でトンネルに突っ込むと独特の先頭形状から、いわゆる「トンネルドン」 が大きく、気圧によって車体が凹んだり、それが元に戻る時の音が半端なくでかいので、 寝ていても目が覚めてしまう。運転する時間帯から、長距離乗車の客はまず寝るので、 そこが非常にツラく、大きなマイナス。
真似をするなら南海のサザンプレミアムのほうがよかった。
定員は2両編成で101名。

経済性:☆☆☆☆  

2両編成2本が在籍。
いしづち104号で高松に向かい、翌日の103号で松山に戻ってくる 運用になっている。
8000系とは車体傾斜のメカニズムが違う。
8000系が供給過剰気味なので、基本編成を3連にしておき、基本編成と付属編成を つなげば5両となり、8000系の基本編成と設備をそろえられるように、設計計画してある点はよい。

利便性:☆☆  

現状は、営業運転をしながらの試験的要素が強いので、なかなか難しい。ダイヤ的にも 自由席主体で運行されるのと、時間帯が早朝・夜間なので、現段階では利便性ということはいいにくい。

ときめき度:☆☆☆  

独特のデザインで、普通車のアメニティがまずまず。 ただ、☆5つにならない理由は、アメニティで述べた、厳しい部分。 せっかくの8600系の魅力を台無しにしてしまっているところで☆3つ。 今後の改善案としては、N2000系の後継DC特急車をJR北海道の731系とDC201系の ように、この系列と総括運転できるようにしておくとよいだろう。
松山で切り離したこの新設計のDCだけが宇和島方面に乗り入れるようにすれば、高松や 岡山から宇和島までを1本の列車で移動できるようになる。

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2014年4月 6日 (日)

Drkの特急ミシュラン File28 小田急50000系 VSE 

- Michelin Express – File 28 Series 50000 “Vault Super Express”

Oda_q_vse5000212

総合評価 ☆☆☆

 2005年にデビューした小田急ロマンスカーの平成版フラッグシップともいうべき車両。 “Vault Super Express”略してVSEという愛称がある。 10000系HiSEの置換用に製作され、ロマンスカーの中のロマンスカーをめざし、展望席を復活させ、HiSE以来の連接式、10両固定編成で登場した。 平日5往復・土休日6往復の固定運用で、2006年には鉄道友の会より、第49回ブルーリボン賞を受賞。2007年元日には「ニューイヤーエクスプレス」に運用され、営業運行では初めて江ノ島線にも入線した。2010年にLSE・HiSEの不具合から「ホームウェイ75号」に充当され、多摩線にも営業運行で入線した。 設計速度は130㎞/hだが、現在の営業最高速度は110km/h。

アメニティ:☆☆☆  
 Vault(天井が高い)のとおり、カフェカウンターのある3号車、8号車と両端の展望席を除けば2,550㎜の高さがある。 普通席はリクライニングシートで、シートピッチは1,050㎜あり、座席がわずかに外側に向いている(座席を固定する位置が5度だけ窓に向いている)。 しかし、これがアダとなってシートピッチが850㎜しかないデッキそばの1列目の席だけはかなり窮屈。 普通席のヘッドレストは詰め物のせいかかなり固いのと、リクライニングすると座面が沈み、窓側席と通路側席を仕切る肘掛すらないので、長時間乗ると若干ツラいのが玉にキズ。 3号車にはサルーンと呼ばれるコンパートメント席が3区画ある。パン下なので天井が低く、背もたれもほぼ直角なので、くつろぐ、というよりはグループでにぎやかに、という 雰囲気の車両。 展望席はシートピッチが普通席より広く1,150㎜とられ、前後に各4×4=16席あるが、フラット構造なので3列目より後ろはややツラい。 間接照明も手伝って、雰囲気自体はオレンジ基調にまとめられているが、近鉄のしまかぜ同様、屋根を高くとったため、どうしても手荷物の収容スペースに難がある。  ロールカーテンをワイヤーで支えて眺望を広くしたり、HiSE以来のオーダーエントリーシステムを採用するなどの工夫がみられるだけに、細かいところのサービスというか気配りが若干お留守になっているような気がする点が惜しい。

経済性:☆☆
 10両固定が2編成所属。それぞれが3往復の2本運用なので、6往復あるが、 メンテナンス時は他車種で代走するため経済性は望めない。

利便性:☆☆☆☆
 新宿をターミナルに持ち、小田急のフラッグシップとして運用しているので、時間帯がよく、停車駅の少ない速達タイプの「スーパーはこね」「はこね」に絞って運用されている。  そのためVSEで運用されている列車は利便性が高い。

ときめき度:☆☆☆☆
 細かいところに気配りが見られ、観光色を前面に出していてデザインも洗練されているのでときめき度は高め。今後、リニューアルされるときにアメニティであげた問題点を解決すれば、より乗りたくなる車両になるだろう。

鉄道車両写真集
小田急電鉄 50000系 VSE

7000系 LSE リニューアル車
 30000系EXE 60000系MSE

過去の車両  3000系SSE 3100系NSE 7000系LSE    
10000系HiSE  20000系RSE

 

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2014年1月28日 (火)

Dr.Kの特急ミシュラン File 27 阪急電鉄 6354F 京とれいん

特急ミシュラン - Michelin Express - 
   File 27 Hankyu 6354F “Kyo-Train”

Hankyu_6354f_kyo_train_07

 

阪急6300系改 「京とれいん」 総合評価 ☆☆☆

1975年にデビューし、2010228日に特急運用から退き、9300系にエースの座を譲り渡すまで、25年にわたり阪急京都線の特急として君臨してきた6300系の第5編成、6354Fを京都への観光列車として、乗車した瞬間から京都への旅の期待が高まるような演出を施すため、京都の「和」と「モダン」をコンセプトに、京都の町家をイメージした内装に改造し、20112月に登場した。

 

アメニティ:☆☆☆☆

中間の2両(34号車)は京町家風の2人または4人用のセミコンパートメント。

それ以外の4両は、元の転換クロスシートの座席を生かしつつ、京唐紙をモチーフにした内装に変更され、「蘭の華散らし(12号車)」「麻の葉(56号車)」をイメージしたものになっている。

 阪急電鉄では特急料金の設定がないため、運賃のみで乗車ができることを考えるとレベルは高い。セミコンパートメントはHOT7020のそれと同等レベルである。

 

経済性:☆

 6両編成1本のみの在籍で、休日ダイヤのみ快速特急として日中に2時間間隔で4往復の設定。定期特急の続行運転となるため、梅田~河原町間の所要時間は、河原町行が43分、梅田行が4446分。

6350Fが部品取り用に確保されているようだが、今後、運転を続けるのであれば、足回りの更新が必要だろう。それならば、車齢が若く、7300系と足回りが同じ6330系を種車にするか、4両編成を2本用意しておけば、平日は嵐山線内普通と共通運用できるし、快速特急に充当するなら、2本併結で8両編成もできる。

 

利便性:☆

 経済性の項でも述べたが、快速特急として2時間間隔で4往復の設定で、2ドア6編成で、利用の集中を避けるために特急と続行運転としている。

そのため、停車駅は特急より少ないが、車両性能も9300系より劣るため、特急より速度は遅い。20分サイクルのダイヤの6回に1回、2時間毎に割り込むのでパターンを乱している。そういう意味でも、
種車はもともと1編成しかない6330系のほうがよかった。

 

ときめき度:☆☆☆☆

 阪急は特急料金をとらないため、近郊型という水準内装が豪華なイベント列車であることを考えると乗り得感が大きい。

改善案① 第2の「京とれいん」を導入する際は42本とし、嵐山線内普通運用の4連と共通運用ができるようにしておく。特別編成を仕立てるときは2本併結の8両で使う。または、嵐山線内運用を2連増結車で賄う(ブツ4で運行)方法もある。

 

改善案② 現在7連の普通運用を6連に減車し、これとの併結で10両編成での運用を可能にしておく。

 こういうところが想定される。

鉄道車両写真集

6300系リニューアル車 京とれいん

珍車ギャラリー

阪急電鉄 6330系 6330F 

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2013年9月 4日 (水)

Dr'Kの特急ミシュラン File 26 近鉄 26000系 “さくらライナー”リニューアル車

特急ミシュラン - Michelin Express –
 File 26 Series 26000系 “Sakura Liner”

近鉄26000系 さくらライナー(リニューアル編成) 

Knr_26401n_6

総合評価 ☆☆☆
大阪阿部野橋と吉野を結ぶ吉野特急は
1965年に運転を開始している、
1990年、25周年を迎えたのを機に、
名阪甲特急用の21000系「アーバンライナー」をベースに、
飛鳥、吉野路への観光特急としてデビューしたのが
この「さくらライナー」だ。

走り始めて20年を機に、順次リニューアル改造され、
2011年4月から2本とも営業運転している。

アメニティ:☆☆☆☆
シートピッチはアーバンライナーと同じ
1,050mmのリクライニングシート。
展望席が廃止され、展望デッキになったほか、
3号車は同じシートピッチながら、
横3列シートのデラックスシート(特別車)になった。
荷棚下は吉野産ヒノキ、照明カバー内部に吉野産漉き和紙、
仕切扉の合わせガラス内部に吉野産スギによる網代組み、
床面全体にはブラウンを基調色とする絨毯、
座席はアーバンライナーNextで採用された
「ゆりかご型リクライニングシート」を採用した。

加えてモバイルコンセントを全席に備えるなど、
大幅にグレードアップされている。

さて、ほかの近鉄特急のデラックスシート(特別車)では、
通り抜けを配慮して編成端になっているのだが、
さくらライナーでは、せっかくDX車を追加したのに、
なぜか中間車である3号車…。これがマイナス。

経済性:☆☆
4両編成2本でラッシュ時は2本併結もあるが、
折返しは最小で組まれており、
平日はラッシュ時を除いて1本運用。(3時間間隔)
車両のやりくりがつかないときはACEが代走する。

利便性:☆☆
現在、吉野特急は30分サイクルが確立されているが、
閑散時は60分間隔になる。
急行との停車駅の差が少ないので、
30分間隔なら一部の停車駅を交互停車にするなど
もう少し停車駅を減らせないだろうか。

ときめき度:☆☆☆☆
リニューアルで裾部のカラーはさくら色に変わった。
展望デッキに出れば全面眺望が楽しめる。
20年たっても吉野のフラッグシップであることは変わりない。

急行の一部を御所線直通にし、それを補完する意味で、
南海の「天空」のような車両を導入して、
尺土~吉野間で運転するのもありだろう。

鉄道車両写真集
南大阪線吉野線特急用 16000系 16010系 16400系
 26000系「さくらライナー」

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2013年8月19日 (月)

Dr'Kの特急ミシュラン File 25 名鉄 2000系 “μSky Express”

特急ミシュラン - Michelin Express – 
File 25 Meitetsu Series 2000 “μSky Express”

Mt2101

名鉄2000系 ミュースカイ 総合評価 ☆☆☆

2005年に開港した中部国際空港(セントレア)アクセス目的に開発された車両。

「名鉄」といえば「パノラマカー」だが、名古屋からのアクセス時間などを考慮すると、運用効率なども考慮したいところ。
3両固定で登場したが、予想以上の利用状況で満席になる列車が続出したことから、開港1か月後の3月にダイヤ改正したり、2本連結の6両に輸送力を増強したり、運用に比較的余裕のあった1600系を活用したりしていたが、それでも輸送力が追い付かないことから、4両編成化され、本数も12本に増えた。

 京成スカイライナーと同じく、特急の上位種別として「ミュースカイ」が存在する。

アメニティ:☆☆☆
シートピッチはほかの特急車と同じ1,000mmのリクライニングシート。
4両すべてが特別車で構成されている点が他の特急車と違うところ。
乗車距離が短いため、リクライニングの最大角度が浅いところが難点だが、名鉄を代表する特急として恥ずかしくない設備だ。

経済性:☆☆☆☆
 4両編成12本中11本運用で専用運用を組むほか、
本線筋と同様に1600系・2200系との一般車つき特急が補完する形で運用されている。
一般車つき特急はパノラマスーパーも含めて稼働率もよい。

利便性:☆☆☆☆
 現在は30分サイクルが確立されているため、
神宮前での接続も含めてわかりやすいダイヤにはなっているが、
新名古屋駅の狭さだけはどうにかならないものか。

ときめき度:☆☆☆
乗車時間が短いため、設備的には問題なくデザインも洗練されてはいるものの、若干味気ない点が惜しい。

鉄道車両写真集
名古屋鉄道 特急 2000系 μミュースカイ 2200系 
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2013年6月27日 (木)

Dr'Kの 特急ミシュラン File24 北近畿タンゴ鉄道 KTR8000系気動車「タンゴディスカバリー

特急ミシュラン - Michelin Express -
                    File 24 Series  KTR8000 “Tango Discovery”

北近畿タンゴ鉄道 KTR8000系気動車「タンゴディスカバリー」 

Ktr8001

総合評価 ☆☆☆
 観光列車「あかまつ」「あおまつ」がデビューし、
注目を集めている北近畿タンゴ鉄道の特急用車両。
「タンゴディスカバリー(以下TD)」の愛称を持つ。

1996年(平成8年)に富士重工業で2両編成5本10両が製造され、
同名の特急列車としてデビューした。

  先輩格のKTR001型(タンゴエクスプローラー、以下TE)と同じ
小松製作所製のSA6D125系エンジン(330PS/2,000rpm)を
各車に2基ずつ搭載しており、最高速度は120km/h。

JR区間では2本(繁忙期は3本)併結運転になるため、
前頭部は貫通構造となっている。

アメニティ:☆☆☆
  奇数車と偶数車の2両でユニットを組み、
奇数車運転室直後に側面に大窓を持つ展望室がある。
対して偶数車はフリースペース、デッキに便洗設備を持つ。

  座席は普通車のみのリクライニングシートで、
シートピッチは1,050mmと広い。さらに、
おとなしめの配色なので、落ち着いて乗ることができる。

定員は奇数車が51、偶数車が49、編成あたりの定員は100。
前頭部は貫通構造だが、幌は両開き式のプラグドアの内部に格納されており、連結時のみ引き出して使用するため、デザイン的にもすっきりしていてよい。

経済性:☆☆☆☆
 今は全廃されたJR西日本の183系電車との
併結装備を持つ8000番台2編成と、
併結装備を持たない8010番台3編成がある。

電車との併結のため、8000番台、8010番台とも連結器は電車と同じ密着連結器で、両仕様車を連結することはできるが、北近畿タンゴ鉄道の他系列車との連結はできない。

 現在は183系が全廃されたことから、287系運転時より、
KTR8000系単独での運用となっている。
そのため、8000番台と8010番台は共通運用されていて、
運用は西舞鶴を起点に、JR線内のみの運用が1組、
北近畿タンゴ鉄道線内完結の運用が1組、
直通運転を行い京都まで顔を出す運用が1組。
と5編成で3運用を行っている。

定期運用は持っていないがTEも線内完結運用には入れるので
現在は運用に余裕がある。

 2005年の尼崎事故直後は、
TEにATS-Pが装備されていなかったため、
2007年春改正までの期間、2本あるTEにATS-Pを整備するため、
「タンゴエクスプローラー」の列車名マグネットを貼付して、
TD2本(繁忙期は3本)併結で代走し、
TEがTDの線内運用を担当する運用持ち替えを行った。
柔軟に運用されているといえよう。

利便性:☆☆
 北近畿・文殊がこうのとりに統合された際に
大阪方面からの直通運転がなくなってしまった。
京都方面からは、舞鶴、宮津、豊岡方面の3系統運行が
確保されているが、大阪方面からは現在豊岡方面のみである。
大阪からも3系統の確保をしてもらいたいところだ。

 そういう意味では、線内運用は西舞鶴~豊岡間とし、、
宮津で西舞鶴方面、天橋立で網野方面に乗り継げるほうが、
大江、宮津、天橋立の利用客が乗換えさせられるのを
解消できる。

ときめき度:☆☆☆☆
 デザインもよく、前面眺望をウリにしているだけに
ときめき度は高い。

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2013年4月 1日 (月)

Dr.Kの特急ミシュラン File22 近畿日本鉄道 50000系 しまかぜ

特急ミシュラン - Michelin Express – File 22 Series 50000“SHIMAKAZE”

近鉄50000系 しまかぜ 総合評価 ☆☆☆☆☆

Knr50101_6

2013年3月21日。
近鉄が社運をかけデビューさせた超豪華特急車両。
全車特別車の6両編成なので1列車に138人しか乗れない。
2013年の伊勢神宮の第62回式年遷宮にあわせ、伊勢志摩を訪れる
観光客に充実した旅行を提案すべく、2012年秋に2編成12両が製造された。

大阪難波と近鉄名古屋の両駅から、それぞれ賢島駅まで、
水曜日を除く毎日、1日1往復ずつ運行される
(2編成でしまかぜ限定の2運用のため、予備車がなく、水曜日にメンテナンスをする)。

アメニティ:☆☆☆☆☆
普通席は全くなく、全席が特別席となっている。
号車番号は大阪難波発着で統一する(名古屋発着は逆順に号車番号が振られる)。
 解放客室はプレミアムシートといわれ、横3列、1250㎜ピッチの本革のリクライニングシートが並ぶ。
グランクラスが+5000円なのを考えるとかなり割安。 

両先頭車はハイデッカーになっている展望席が9列並ぶ。
定員わずか27。屋根のすぐ下まで窓があり眺望は抜群。
だが、ハットラックが小さいため、荷物の収納場所として、
デッキに防犯カメラ付きのロッカーを座席数(27)分用意している。

 2号車と5号車は平屋構造で、定員は30名( 2号車は28名)。
2号車(名古屋発着は5号車)には、2席分の身障者対応席がある。
 いずれも快適至極。照明もまぶしいことなく明るい。
デッキにも御影石をふんだんに使うなど、客室外のデザインもかなり豪華。

 4号車はグループ専用車両とされ、
6人用のコンパートメント3区画と、4人用の和風個室、
洋風個室がそれぞれ1室ずつある。
和風個室の入口は玄関風になっていて下駄箱もあり、
靴を脱いでくつろぐことができるほか、
アテンダントによるルームサービスもある。

 3号車はカフェカーで、ダブルデッカーになっている。
階上には13席の独立した回転椅子、
階下には6人分のソファ席がある。
階上と通路は吹抜になっているほか、一部のメニューはプレミアムシートに持ち帰って楽しむこともできる。
全席に特別料金を課すだけあって、利用客本位の超一流のアメニティを持っている。
文句なしに☆5つ。

経済性:☆
 2本在籍で、2本のしまかぜ専用運用なので、メンテナンス時は運用に穴が開く。
そのため、水曜運休にしているように、経済性は望むべくもない。
しかし、E5系のように、今後増備、増発されることを期待する。

利便性:☆☆☆☆
 大阪、名古屋のターミナルから出発する。
ダイヤも観光を意識したいい時間帯に設定されている。
 しかし、大阪難波以外は準備のため早くから入線する割には、賢島は吹きさらし、
名古屋は地下と風が強い傾向にあるので、寒い時期は特につらい。
賢島では名古屋行、難波行とも早くから入線しているのに、乗せてもらえるのは5分前。
小田急のように、2か所くらいから乗せるようにして、そこで当該のしまかぜの特急券を持っているか検札し、持っている客だけを通せばいい。これがマイナスで☆4つ。

ときめき度:☆☆☆☆☆
 連日、発売すれば売り切れと大人気の現状。
アメニティともあいまって文句なしに☆5つ。

今後の展望:
 今後、増備したうえで、まずは毎日運行をし、阪伊、名伊甲特急のダイヤに追加投入を期待したい。
また、京都からも1往復設定してもらいたいところである。
また、阪神とも協議が必要だが、難波発着の便を、途中停車駅を西九条、(九条)、尼崎、西宮として三宮まで延伸してもニーズはあるだろう。
今後まだまだ可能性を秘めているしまかぜに期待したい。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 50000系 観光特急「しまかぜ」

Dr'K の鉄道旅行記
「しまかぜ」に乗ってきました。

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2013年3月28日 (木)

特急ミシュラン  File 21  JR東海 85系ディーゼルカー

特急ミシュラン - Michelin Express – File 21 Series 85

JR東海 85系ディーゼルカー 総合評価 ☆☆☆
JR発足後、各社で新型車両が次々と生まれた。
ここでも紹介したが、JR九州の783系などがその代表選手で、特急車両が続々登場した。

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さて東海道新幹線を抱えるJR東海が最初に登場させたのは、この85系ディーゼルカー。
新幹線でも特急電車でもなく、新型の「ディーゼルカー」という点が驚かされたが、名古屋から比較的近いエリアに非電化区間が多く残るJR東海の抱える状況をもってすれば、当然であったとも思える。
加えてJR東海が国鉄から継承した80系はあまりにも陳腐化していた。

その置換および所要時間短縮のために開発された85系は、1989年(平成元年)から製作され、まず高山本線の特急「ひだ」に投入された。
(以下、「ひだ」用に製作された車両を初期型とする)
1992年からは紀勢本線の特急「南紀」用(以下後期型)も使用されている。
“無骨さ”が全く感じられない、いい意味で気動車らしくない 「ワイドビュー」の愛称に違わぬ洗練されたデザインと眺望で、平成初期の気動車にしては評価が高い。

アメニティ:グリーン車(初期型)=☆☆ グリーン車(後期型)・普通車=☆☆☆☆
観光客が多い線区で運用されることから、洗練されたデザインの中にも、眺望をもっとも意識したアメニティであるといえる。
前面眺望をウリにするため、前期車ではキハ85の0番台、後期車ではキロ85という非貫通の先頭車を製作しており、分割併合と機能性を考慮した貫通型のキハ85(200,1100,1200番台)とうまく使い分けている。
 グリーン車は、初期型がシートピッチ1160㎜の4列シート、半室構造のキロハ84。
後期型が1250㎜ピッチの3列シートを持つキロ85。同じグリーン車でも製造時期によって大きく差があるので、初期型をひだ、後期型を南紀と完全に使い分けていた時はよかったが、今は包括的に運用されているので、同じグリーン車でかなりの格差がある。
 普通車も床が200㎜かさ上げされたセミハイデッキ構造で、シートピッチも1000㎜あるので、前者とこちらとの格差も小さく感じてしまう。
それゆえ、キハ85の100番台と200番台の一部に身障者対応工事を施したときに、併せてキロハ84のグリーン席の3列化をしておけば、グリーン車の風格を維持することができたように感じて、惜しいところではあり、ここがマイナスポイント。
ひだは、高山切り離しの基本編成にキロハ84、富山まで行く付属編成にキロ85がつく豪華編成になることもあるが、若干供給過剰である気がしてならない。

経済性:☆☆☆☆☆
 以前は初期車をひだ、後期車を南紀、と明確に運用を分けていたが、南紀の利用客がジリ貧であることから、現在は、一応ひだ用の編成と南紀用の編成に分けられてはいるが、包括的に運用されている。
 先頭車を作り分けているものの、導入当初から、車両が名古屋に戻ってきたとき、こまめに需要に合わせて増解結しており、この点は評価できる。
 また、非電化区間への直通が自在にこなせることから、ラッシュ時は名古屋地区でのホームライナーなどでも活用されている。

利便性:☆☆☆
 ひだのダイヤ設定は1時間毎で便利だが、南紀の設定が中途半端。
現状の運用だと、グリーン車が供給過剰気味で、普通車を増やしたい。
このことから、キロハ84は全室普通車にしてもよいのではないか。
また、乗車時間が長くなる南紀は、普通車部分をロビーにして、元のグリーン車部分を普通指定にすると人気が戻るかもしれない。
 しまかぜがこれだけ話題をさらうのなら、JR東海も85系でJC作るとか、なんか手はないのだろうか。

ときめき度:☆☆☆☆
 ビジュアルと眺望は今でも魅力。JR東海の車両の中では優秀な部類。

以下は改善案を述べる。
 以前別稿で述べたが、今や急行は「はまなす」しかないので、「はまなす」も含めて、「急行」のあり方そのものを考える時期に来ていると思う。
 私見では、南海のサザンや、名鉄のミューチケットではないが、自由席は近郊型の車両で料金なしで利用でき、リクライニングシートの指定席やグリーン車を必ずつけるようにして、こちらは料金を徴収するようにすればいい。指定席は25キロ300円、50キロ500円、100キロ630円、それ以上750円くらいの4段階の急行料金の設定にし、普通列車とはカテゴリを明確に分けておき、普通列車限定の企画券では乗れないようにする。
 みえをこの形の急行に格上げし、南紀と統合すると効率よく運行できるのでは?キハ75とキハ85は足回り共通だし。やってみる価値はあると思う。
 セントラルライナーもこの形で運行しておけば、早々に廃止になることもなかっただろう。
ひだはこれまで通り特急で運行し、グリーン車はキロ85に統一したらよい。
大阪発着の列車については、電車並みの俊足の85系の足をもってしても、最高速度が120㎞/hであるがために、130㎞/hで運行される新快速の足かせになっている。
 JR東海エリアでも130㎞/hで運行してクルマとの競争力をあげるために、大規模改修時にキロハ84の活用と130㎞/h対応は必須であると考える。

鉄道車両写真集
JR東海 キハ85系 ワイドビューひだ/南紀

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2013年3月13日 (水)

Dr'Kの特急ミシュラン File20 名古屋鉄道 1000系 「パノラマスーパー」

特急ミシュラン - Michelin Express –
 File 20 Series 1000 “Panorama-SUPER”

Meitetsu_1000_16f_01

名鉄1000・1030・1200・1230系 パノラマスーパー 総合評価 ☆☆☆☆
「名鉄」といえば「パノラマカー」。
その伝統を受け継ぎ、1988年に登場した新時代のパノラマカーが「パノラマスーパー」なのだ。
従来の「上が運転席・下が展望席」のスタイルを覆して「上が展望席・下が運転席」となったため、独特のフォルムを持つ。
客室とデッキは完全に仕切られ、座席はリクライニングシートになって、さらに特急らしい存在となった。
名鉄では有料特急の形態再構築を掲げ、「ミュースカイ」を除き、特急の全車特別車編成を全廃。「パノラマスーパー」は、登場時から1997年までに4両編成21本が新製されたが、前述の2008年の再編に伴い第11~16編成の6本を2両ずつに分割し、特急一般車1200系と組んで6両編成に再編された。
 残りの4両固定編成は2008年末のダイヤ改正で全廃された。
特別車2両は特別料金が不要!

アメニティ:☆☆☆
シートピッチは1,000mmのリクライニングシート。運転席直上の5列は展望席で、ここのみ別区画。2両の特別車のうち1両がトイレ付きなのが標準だが、再編時に方転した一部編成にはトイレがない。飲料の自販機が撤去されたのだから、ここに新設してほしかった。
これがマイナスポイント。350円の均一特別料金のみで乗れるのは魅力。

経済性:☆☆☆
 元4両編成12本と、6両編成の不足を補うために7500系の走行用機器を一部使用して製造された30番台4本があったが、30番台第4編成は2002年の自動車との接触事故(珍車ギャラリー参照)で廃車となり、現存しているのは15本。
2200系列、1700系+2300系と一般車4両+特別車2両の編成で共通運用されている。

利便性:☆☆☆☆
 現在は30分サイクルが確立されているため、神宮前での接続も含めてわかりやすいダイヤにはなっているが、新名古屋駅の狭さだけはどうにかならないものか。

ときめき度:☆☆☆
 独特のビジュアルと展望席は今でも魅力。
新車(2200系、2300系)は設備的には問題なくデザインも洗練されてはいるものの、若干味気ないので、名鉄の個性という意味では、まだまだ頑張ってもらいたい車両である。

鉄道車両写真集
名古屋鉄道 1000系パノラマsuper 1030系パノラマsuper 1384F
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