カテゴリー「珍車ギャラリー」の167件の投稿

2016年9月18日 (日)

珍車ギャラリー 四日市あすなろう鉄道 新260系編成

四日市あすなろう鉄道は2015年4月に近畿日本鉄道から経営分離した内部・八王子線を運営する第三セクター(近鉄75%と四日市市25%の出資)の鉄道です。

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主力となるモ260形を全編成の四日市方に連結した3連で運行されます。 これらは近鉄時代となる1982~1983年に近畿車両で新製された車両ではありますが、冷房車ではありませんでした。 しかし四日市あすなろう鉄道として再出発にあたり冷房改造が進められています。そのためにサ181が新たに製造され、新260系編成としてデビューしています。

珍車ギャラリー 四日市あすなろう鉄道 新260系

鉄道車両写真集 四日市あすなろう鉄道

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2016年6月25日 (土)

E3系700番台 E322-701 とれいゆつばさ

新幹線初のリゾート列車が登場しました。

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2014年7月より、福島 -新庄間の臨時特急列車「とれいゆ つばさ」として、土休日を中心に全席指定席で運行されています。
      その際、元グリーン車のE311形が普通車に格下げされて新形式のE321形が誕生しました。
      これを今回の珍車として取り上げても良いのですが、
インパクトがあるのは⑯号車--E322-701です。
なんと足湯が設けられたのです。
「とれいゆ」という名称は「トレイン」と「ソレイユ」の造語ですが、
それなら「トレイユ」でいいですよね。
      なぜ、ひらがな なのか。それは、「それいゆ」に温泉の「湯」を組み合わせたからです。
      

珍車ギャラリーE3系700番台 E322-701 とれいゆつばさ

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2016年6月23日 (木)

珍車ギャラリー 岡山電気軌道 9200形 1011 MOMO2

岡山電気軌道のフラッグシップといえば それは      9200形です。

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愛称であるMOMOのほうがイメージしていただけるかな。
      ボンバルディア社のブレーメン形超低床電車を基本にした
ユーロデザインのスマートな電車です。
1次車(9201、愛称:MOMO)が2002年に新潟鐵工所で、
2次車(1011、愛称:MOMO2)が2011年に新潟トランシスで
それぞれ製造されました。

さて今回取り上げましたのは2次車(1011、愛称:MOMO2)です。
1011という車番に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?
      1次車の9201をして9200形であるというのはごく自然ですが、
      1011という車番をして9200形と判別できるのは
岡電関係者か、マニアぐらいのものではないでしょうか。

それにしても、なぜ?

今回は、その謎に迫ってみたいと思います。

珍車ギャラリー
岡山電気軌道 9200形 1011 MOMO2

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2016年5月23日 (月)

珍車ギャラリー JR東日本 719系700番台 クシ718-701

2015年、JR東日本にクシ718-701という車両が登場しました。
「クシ」は国鉄を通じても初の形式となります。

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クシのシは食堂車のシですから、運転台付きの食堂車ということになります。
加えて、従来の食堂車とは全く異質な車内をもつ珍車です。

どのような車両なのでしょう?

珍車ギャラリー JR東日本 719系700番台 クシ718-701

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2016年5月 5日 (木)

珍車ギャラリー JR貨物 DE11形2000番台

DE11形2000番台は 1978年に製造された最終グループです。
4両製造されました。

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試作機DE10-1901の成果をもとに
一層の騒音低減が図られています。
今まではエンジンの直上にファンを設け放熱していましたが、
2000番台では大型の放熱気器を2エンド側に設置、
見た目も大きくなりました。
見た目といえば車体下部にスカートを装備したことも大きな特色です。
走行音を少しでも抑えようというわけです。

珍車ギャラリー JR貨物 DE11形2000番台

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2016年3月 5日 (土)

珍車ギャラリー 伊豆箱根鉄道 7000系

伊豆箱根鉄道7000系は、1991.92年に登場したオリジナルのステンレス車両です。

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3連×2=6両が東急車輌で製造されました。
伊豆箱根鉄道初のオールクロスシート車。
制御装置は三菱製の多段型制御。
駆動方式はTD平行カルダン。ブレーキはHRD1-Dです。
なんと7000系は最高速度120km/h対応の高性能車なのです。
はっきりいってローカル鉄道の車両仕様を遙かに超えています。

実は7000系はJR東海への直通運転を目論んで製作されました。

しかし、2016年現在に至るまで、
7000系のJR東海乗り入れは一度も果たされてはいません。
なぜでしょう?

珍車ギャラリー伊豆箱根鉄道 7000系

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2016年2月 6日 (土)

珍車ギャラリー 近江鉄道 モハ220形 221号機

モハ220形は、1991年に、221号機が近江鉄道初の冷房電車としてデビューしました。

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エアサス付き台車であるFS40を履いた両開きステンレスドアの
両運転台付きの車両です。
そのスマートなマスクとあわせて
近江鉄道の新時代を画した車両といっていいでしょう。

しかし、2014年から廃車が始まり、
2015年現在、旅客運用からは外されている模様です。
      
近江鉄道といえば、
      歴史的鉄道遺産といえる電気機関車を永年にわたって
使い続けるなど古い車両を大事に使い続ける鉄道会社です。
20数年で現役を退くというのは意外です。
ここら辺の事情はどうなっているのでしょうか。

珍車ギャラリー 近江鉄道 モハ220形 221号機

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2016年1月14日 (木)

珍車ギャラリー 三岐鉄道 ED45形 9号機

ED45形の9号機は もと東武鉄道のED5060形5069です。

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1963年に東芝で製造されました。
三岐鉄道には1991年に譲渡されたのですが、長らく運用されず、
2000年に改造、改番されてED459となりました。

その結果、1954年の1号機デビューから46年の歳月を経て
ラストナンバーの9号機が登場するのです。

これだけ息の長い、それも
同一性能の形式を持つ鉄道車両はそうそうありますまい。

詳しくはこちらを

珍車ギャラリー三岐鉄道 ED45形9号機

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2015年12月18日 (金)

珍車ギャラリー JR東日本 D51形498号機

D51形蒸気機関車は昭和11年から太平洋戦争中にかけて大量生産され、その総数は1,115両を数えます。
      この数字は、日本の機関車1形式の両数としてはディーゼル機関車や電気機関車などを含めても最大となるもので、
      日本全国、津々浦々で活躍したD51形は「デゴイチ」の愛称とともに、日本の蒸気機関車の代名詞的存在です。

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      今回取り上げる498号機は、そんなD51形のなかでも標準的な車両です。
おおよそ珍車として取り上げるには不適当だと思われる向きがあるかもしれません。

ですが、D51形498号機は、マニアにとってたまらなくかっこいいD51形なのです。
      
      なぜなら、498号機はD51という形式の多様性を、いやその個性を伝えてくれる希有な存在だからです。

詳しくはこちらを
珍車ギャラリーJR東日本 D51形498号機

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2015年12月 5日 (土)

珍車ギャラリー 銚子電気鉄道2000形

銚子電気鉄道2000形は、銚電初の冷房車です。

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しかし銚子駅と外川駅で停車している時だけしか
冷房運転ができないのです。

車両側の問題ではありません。
銚電の変電所では十分な電源が供給できないからです。
設備側は齢50年超の中古車にさえ追いついていないのです。

軌道は脆弱、かつ十分な電力も供給できないのに、
なぜ伊予鉄の800形を導入したのでしょう。

詳しくはこちらを

珍車ギャラリー銚子電気鉄道 2000形

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