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2016年12月の記事

2016年12月26日 (月)

大井川鐵道 井川線 スロフ300形

大井川鐵道の客車 その6

Ooigawa_surohu301

スロフ300形 (301~308)
井川線の輸送力増強のために1962年から製造されました。
1962年に日本車輌製造でcトキ200形(222.223、220.221)の足回りを流用して301.~304が造られて以降は自社で改造され、1978年に305(216)1979年306(215)1981年307(214)1983年308(213)と20年の長きに亘って増備されてきました。
全長11m・自重10.5t・車体幅1,84mの中央1扉形の全鋼製客車です。
車内はクロスシートで定員は55名(座席37/39:303~)。
井川線の主力客車として運用されています。

鉄道車両写真集 大井川鉄道_井川線 スロフ300形

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2016年12月25日 (日)

大井川鐵道 井川線 スロニ500形

大井川鐵道 井川線の客車 その5

Ooigawa_suroni202

スロニ200形 (201.202)
1961年に日本車輌製造でcトキ200形(224.225)の足回りを流用して造られました。大井川鉄道に井川線が移管されてから初の新型車です。
全長11m・自重10t・車体幅1,84mの荷物室付き客車です。
定員は42名(座席28)。荷物室はステンレスの外板で座席は設置されておらず展望デッキとして使用されたこともあったそうです。
S37.7 日車製 Cトキ225を改造

鉄道車両写真集大井川鉄道_井川線 スロニ200形 

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2016年12月24日 (土)

大井川鐵道 井川線 スハフ500形

大井川鐵道 井川線の客車 その4

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スハフ500形 (501~503)
井川線の輸送力増強のため1972年から自社で製造されました。
これもcトキ200形(217~219)の足回りを流用したもので全長11m・自重10t・車体幅1,75mの中央1扉形の全鋼製客車です。登場時は窓ガラスもなく外向きのベンチシートが設置された簡易客車でしたが、1976年改造され窓ガラスを取り付け通常の客車と同じレベルになりました。車内はロングシートで定員は64名(座席42)。なお暖房は設置されていません。

鉄道車両写真集 大井川鉄道_井川線 スハフ500形

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2016年12月22日 (木)

大井川鐵道 井川線 クハ600形

大井川鐵道井川線の客車 その3

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クハ600形 (601~604)
1990年。長島ダムの建設により井川線は路線を付替え、新たにアプト式運転区間(アプトいちしろ - 長島ダム間)が開通するととなりましたが、これを機に機関車は常に列車の千頭方に連結、井川方面行きは機関車による推進運転が行われることとなりました。このため、井川方の先頭車には制御車(クハ)が必要になり製造されたのが、クハ600形です。
601はスロフ310を自社で改造したものですが、602~604はcトキ200形の台車を流用し、日本車輌製造で製造されました。運転台はDD20形とほぼ同一ですが、アプト区間専用機であるED90形の主幹制御器を加えて装備している点が注目されます。

鉄道車両写真集 大井川鉄道_井川線 クハ600形 

珍車ギャラリーでも取り上げています。

珍車ギャラリー 大井川鐵道 井川線 クハ601

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2016年12月21日 (水)

大井川鐵道 井川線 cスロフ1形

大井川鐵道 井川線の旧型客車 その2

Ooigawa_surohu1

cスロフ1  (1.2)
来客用として製造されたオープンデッキの客車です。1953年に中部電力専用線(井川線の前身)が帝国車両で2両製造しました。作業員輸送用のスハフ1形と区別するため、車両称号は「スロフ」となっています。全長7.3m・自重6.5t・車体幅1,83mの小型車で定員は16名。1990年に廃車。現在は2両とも新金谷駅前の「プラザロコ」で保存・展示されています。

鉄道車両写真集 大井川鉄道_井川線 Cスロフ1形 

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2016年12月20日 (火)

大井川鐵道 井川線 cスハフ1形

大井川鐵道 井川線の旧型客車 その1

Ooigawa_suhahu6

Cスハフ1形 (3~7)
作業員の輸送に使用されたオープンデッキの客車です。
1953年に中部電力専用線(井川線の前身)が帝国車両で5両製造しました。全長10m・自重8t・車体幅1,84mの小型車です。定員は40名。車内は板張りのロングシートでしたが観光用に使用するためモケット張りになりました。S59年に3、2012年に7.5が廃車され、現在ではイベント用に4・6の2両が在籍しているのみです。

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2016年12月19日 (月)

江ノ島電鉄 新500形

江ノ電 新500形(正確にデハ500形)は
初代500形を意識したレトロ車両です。

Enoden09_552

2006年に501Fが2008年に502Fが登場しました。
(東急車輌製)
見た目にはわかりませんが、江ノ電初のオールステンレス車です。
なおオールステンレス車に全塗装する例はあまりありません。
江ノ電初のVVVF制御車(2レベルIGBT)で回生ブレーキも装備されました。
(回生失効対策として発電ブレーキも併用)
一方、台車や一部の機器は300形から流用しています。
(501F←304F、502F←303F)
つまり旧台車の直流直巻電動機を三相誘導電動機に換装したわけです。

鉄道車両写真集 江ノ島電鉄 新デハ500形

パソコン復旧しました。

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2016年12月13日 (火)

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2016年12月 8日 (木)

江ノ島電鉄 1000形1500番台

江ノ島電鉄1000形(正確にはMc1-Mc2 ともにデハ1000形)は
1979年、江ノ電に48年ぶりの新車として登場しました。
87年に登場した1502F(4次形第2編成)まで、
8年間の間に6編成12両製造されています。

Enoden09_1502

1000形の最終進化形である1500番台(4次形)は1986年に登場しました。
カルダン駆動となり、ブレーキは電気ブレーキを加えHRD-1Dになりました。
当初から冷房付きCU-77(42000kcal)です。
主制御器は東洋電機製造製のACDF-M450-789A(直列10段、並列8段)。
主電動機は東洋製のTDK8005-A、出力は50kW。歯車比6.31

鉄道車両写真集 江ノ島電鉄 1000形1501番台 1501 

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2016年12月 5日 (月)

江ノ島電鉄 1000形1200番台 

江ノ島電鉄1000形(正確にはMc1-Mc2 ともにデハ1000形)は
1979年、江ノ電に48年ぶりの新車として登場しました。
87年に登場した1502F(4次形)まで、
8年間の間に6編成12両製造されています。

Enoden09_1201

3次形である1200番台(1201 - 1251)は江ノ電初の新造冷房車。
でありながら1,067mm軌間の鉄道線では最後となる新造の吊り掛け駆動の電車です。

2013年末にはパンタグラフが、菱形から1500形・10形・20形・新500形と同様のシングルアーム形に変更されました。吊り掛け車両としては初めてのシングルアームパンタグラフ搭載車となりました。

鉄道車両写真集 江ノ島電鉄 1000形1200番台 1201

珍車ギャラリーでも取り上げています。江ノ島電鉄1000形1200番台

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2016年12月 4日 (日)

江ノ島電鉄 1000形1100番台 

江ノ島電鉄1000形(正確にはMc1-Mc2 ともにデハ1000形)は
1979年、江ノ電に48年ぶりの新車として登場しました。
87年に登場した四次車1502Fまで、
8年間の間に6編成12両製造されています。

Enoden_1151

一次車はツリカケ駆動の旧性能車で非冷房車でしたが
81年製の二次車1101Fでは冷房準備車としてデビューし、
翌年の1982年に江ノ電初の冷房車となりました。

2006年にリニューアル、扉窓についても金属支持に変更。
足回りは1000形とほとんど同型です。

鉄道車両写真集 江ノ島電鉄 1000形1100番台 1151

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2016年12月 3日 (土)

江ノ島電鉄 1000形1000番台

江ノ島電鉄1000形(正確にはMc1-Mc2 ともにデハ1000形) は
1979年、48年ぶりの新車として登場しました。
87年に登場した1502Fまで、8年間の間に6編成12両製造されています

Enoden09_1002

1979年に登場した1次形1000番台は吊り掛け駆動ですが、
ワンハンドル式マスコンを採用し、ブレーキは電気指令式となりました。
当初、非冷房車でした。
1001Fは1985年に、1002Fは1986年に冷房改造されています。

主制御器は東洋電機製造製のAC-M450-778A-M。
主電動機は東洋製のTDK5610-A、出力は50kW。歯車比5.27

鉄道車両写真集 江ノ島電鉄 1000形1000番台 1001

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