大井川鐵道 井川線 cトキ200形
大井川鐵道 井川線 cトキ200形 (201~225、226~250)
2軸ボギー無蓋車。木製のあおり戸と妻板をもつ、国鉄トキ10形を縮小したような形状。
荷重は16トンで、国鉄でいえば"ム"級の荷重に相当します。1953年に中部電力専用線(井川線の前身)が新三菱重工業で201 -
225、近畿車輛で226 -
250の合計50両を製造しました。井川ダム建設時、資材輸送の傍ら、大井川で流送できなくなった木材輸送に主に用いられ、大井川本線にも乗り入れました。
その後、貨物輸送の減少により、一部廃車解体されましたが、旅客輸送の増加にあわせ、スロニ200形・スロフ300形・スハフ500形・クハ600形などの客車に改造されました。
2006年現在9両が事業用貨車として在籍しています。
井川線では制御客車であるクハ600形から千頭寄りに連結した機関車を制御する運行を行っているための引き通し線が必須となりますが、貨車にも引き通されておりジャンパ栓が設置されています。
鉄道車両写真集 大井川鐵道 井川線 cトキ200形
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