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2016年10月の記事

2016年10月30日 (日)

大井川鉄道_ED90形 アプト式電気機関車 

大井川鐵道 ED90形 901~03

Ooigawa_ed90_2

アプトいちしろ~長島ダム間はダム建設に伴い
1990年新線に切り替えられました。

急勾配のアプト区間となるためアプト式電気機関車が補機を務めることとなり、平成元年に日立製作所で製造されたのがED90形です。
自重は56t、出力は走行用に53kW×4、
ラック歯車用に175kW×2のモーターを搭載します。

井川線ではこの区間だけ高規格で車両限界が大きいためほかの車両より一回り大きくなっています。
(全長14020mm、車高3860mmでそれぞれ在来車の約1.5倍、ただし車幅はそれほど変わらない
)なお、クハ600形と総括運転が可能です。

鉄道車両写真集 大井川鉄道_ED90形 アプト式電気機関車

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2016年10月29日 (土)

大井川鉄道 井川線 DB1形 ディーゼル機関車

大井川鐵道 DB1形(8.9)

Ooigawa_db8

DB1型は加藤製作所製のL形8t製の元ガソリン機関車、
戦前製の1~7は現存しません。

8・9の2両は昭和27年4月製で中部電力東上田発電所の建設用製造されたものです。大井川鐵道には昭和30年10月に入線しました。
エンジンは後に日野DB31Cディーゼルエンジン(85PS×2)に換装されました。
チェーンで動力を伝達する貴重な2軸駆動車です。

鉄道車両写真集 大井川鉄道 井川線   機関車、貨車

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2016年10月21日 (金)

JR東日本 651系1000番台 伊豆クレイル

651系1000番台は元「スーパーひたち」用の651系です。

Jre_651_1k_izu_c05

大宮区に配属され「あかぎ」・「スワローあかぎ」・「草津」用に転用改造しました。 直流区間での走行となるため電動車の直流化改造が実施されています。
(交流機器は回路の分離のみで残存)

パンタをシングルアームのPS33Dに交換したのが識別ポイントです。

さて、JR東日本では大宮区のOM301編成を再改造、
2016年7月、観光列車「伊豆クレイル」用としてデビューさせました。
国府津車両センターに配属された「伊豆クレイル」用IR01編成は4連で構成、 全車グリーン車(指定席)で定員98名。 2号車のラウンジカーには専任のオーナーシェフが乗務し、オリジナルフードを提供します。また、専任アテンダントも乗務し、上質な大人の旅を演出します。

1・3号車は旅行商品として提供されますが、4号車は一般客も乗車券・グリーン券で乗車できます。

鉄道車両写真集 JR東日本 651系1000番台 伊豆クレイル

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2016年10月10日 (月)

JR貨物 EF210形300番台

EF210形300番台(301~305)

Ef210_302

2012年に登場しました。
セノハチ用EF67-0番台の置き換え用機関車です。

100番台をベースに、新型緩衝器付き連結器を搭載しています。
そのため全体で400mm全長が長くなっていますが、
100番台と基本性能は変わりません。

イエローのラインが識別ポイントです。

鉄道車両写真集 JR貨物 EF210形300番台

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2016年10月 9日 (日)

JR貨物 EF210形100番台

EF210形 100番台は
2000年以後製造され、73両を数えます。

Ef210104

VVVFインバータの整流素子をIGBTに変更し、制御システムも1C1Mに変更されました。

基本番台とは、桃太郎のロゴが大きく側面中央に描かれていることで識別できますが、
側面の採光窓など数や配置も異なっています。

109~173号機については パンタグラフがPS22DからEPS-4形(シングルアーム)に変更されました。

鉄道車両写真集 EF210形100番台

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2016年10月 8日 (土)

JR貨物 EF210形 基本番台

基本番台は 1998年に製造されたグループ。

Ef210_12

1~18号機の全機が岡山機関区に配置されました。
試作機との違いは
主電動機をFMT3→4にし歯車比も1:4.44→1:5.13に
台車軸距を2,500mmに短縮し、
中間台車をFD5→8に、両端台車をFD6→7Eに変更したことです。
パンタグラフはPS22D。

桃太郎のロゴマークが助士席側窓下に小さく描かれています。

鉄道車両写真集 EF210形基本番台

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2016年10月 7日 (金)

JR貨物 EF210形

EF210形は1996年に試作機901号機が登場、 1998年から量産が始まった直流電気機関車です。

Ef2101

最高速度は110km/h(設計最高速度120km/h) 1時間定格出力は3,390W。
VVVFインバータ制御で、 0番台はGTO素子(1C2M)100番台はIGBT素子(1C1M)を採用しています。
全長18,2m、全幅2m887cm、高さ3m98cm、
(300番台のみ全長が18.6m)
運転整備重量は100.8t。

EF200形の後継機ではありますが、1,600t貨物の牽引を念頭に製造されたEF200のパワーを抑え、従来EF65、EF66形が牽引してきた1,300t貨物を運転することを目標に製造されたものです。

鉄道車両写真集 JR貨物 EF210形

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