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2016年4月の記事

2016年4月19日 (火)

局長 2016年 春の鉄旅 その2

2日目
小山駅前のビジネスホテルは朝食付きです。
この手のバイキングにつきもののキユーピー製スクランブルエッグや3mm厚のシャケなどはありませんでしたが、生姜入りの豚汁が旨かったです。そしておにぎり。
朝早くから握ったんでしょうか。あたたかさが残っていてほっこりした気分になりました。

小山駅6時56分発のJR電車で栃木へ、東武日光線に乗り換えます。
会津田島行きの快速は6000形4連。会津鉄道か野岩鉄道の車両を期待したのですが、東武の車両でした。
新藤原からは野岩鉄道。会津鉄道とつながることで新たなルートができたのですが、
実際、このルートで会津若松まで行く人はまれなようです。
小山から会津若松まで、スマホで検索すると早いのはやっぱり新幹線。2時間40分ほどで着きます。安いのはJRの在来線。3610円。対して野岩鉄道経由は4時間20分ほどで運賃は4000円を超えます。列車本数も少ないのでますます使いにくいのが現実です。
野岩鉄道は人家の少ないいわば秘境とも言える山中を走ります。沿線の観光資源を開発し首都圏からの観光客を呼び込む以外に生き残る道はないように感じられました。
駅名の大半に○△温泉、□○温泉口とあるのはそんな野岩鉄道の現状を映し出すもののような気がします。
とはいえ、今日は休日。車内は結構込んでいました。ハイカーもたくさん乗車していました。朝早くからおきてこられたのでしょうか、春の日差しに包まれて皆さん気持ちよさそうに眠っておられました。
尾瀬の美しい景色を見に来られたのでしょう。でも、車窓の景色もすてたもんじゃあないですよ。残雪がわずかに残る山々、そして美しい川面とめくるめく美しい自然を堪能しました。

Dsc_0201

会津高原尾瀬口からは会津鉄道。ここからは車窓の景色も変わります。
いつのまにか列車も単行になってしまいましたが、1号車は会津田島までそのまま乗り入れてゆきます。ここで気動車に乗り換えます。

Dsc_0216

会津若松に到着。太鼓の音が聞こえてきました。駅前の広場で和太鼓の演奏が行われていたのです。なんでも元は会津田島にある保育園の同窓生が中心となってできたグループで、高校生くらいから小学生まで含んだメンバーです。太鼓の専門家でもあるDr.Kがいらしゃったなら、どう評価されたでしょうか。
私はよく練習しているなあ。上手だなあと感じました。なにせ今さっき通ってきた会津田島です。これも何かのご縁かな。

  コンビニで弁当を仕入れ、駅構内のベンチで昼食を済ませます。
さあ、次のターゲットは会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス、SLばんえつ号、フルーティア719です。
これらのイベント列車は駅員さんたちが横断幕を持ってお出迎えです。ゆるキャラの八重ちゃんも花を添えていました。家族があるいはカップルが一緒に記念写真を撮っているのを見るとこちらの心も和みます。春だなあ…。

Dsc_0332

フルーティアはスイーツを楽しむということがセットになっているイベントトレインです。SLばんえつ号は、かつて乗車したことがあるので今回はフルーティアに乗ろうか。とも思いましたが見送ることにしました。案の定大半の乗客が若い女性たちでした。
場違いなオジサンは一足先に郡山へ向かうことにしました。

今日は青春切符は使わないので郡山からは新幹線を使います。
時間の節約もありますが、新塗装のE3系を撮影し、加えて、たとえ通過であってもH5系が撮影できればというもくろみがあるからです。
H5系はだめでしたが、E3系はばっちり撮影できました。

Dsc_0491

今日最後のターゲットは、これまたE3系です。7時41分に福島駅に入線する「それいゆ つばさ」です。新幹線車両ですが、719系5000番台と同じく福島駅では在来線ホームに入線します。ここなら隣接する駐車場から撮影が可能です。
昨日はこの時間でも結構暗かったので、駅構内で停車しているのを撮影できるのは好都合でした。

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2016年4月18日 (月)

局長 2016年 春の鉄旅 その1

久々の鉄旅です。
両親の介護を女房に任せるということになるので、おいそれとは旅立つことができませんでした。
しかし、--漂白の思ひやまず--日々善行を積み、意を決して妻にお願いすると…、
その日は機嫌が良かったのか。あっさり許してくれました。

ということで、目的地は東北。
まずは仙台発のPeach便を抑え、旅のプランを練りました。
効率よくイベント列車を撮影するのがポイントです。貴重な自由時間です。行き当たりばったりというわけにはゆきません。

1日目
旅のスタートは高崎からです。
夜行バスで高崎入りしました。到着予定時刻より30分以上も早く着いたので、まだ辺りは暗くどうしようもありません。
とりあえず新前橋へ向かいました。
本日のメインイベント-高崎9時56分発 「SLレトロみなかみ」を撮影する予定ポイントなので下見をしておこうというわけです。
加えて、新前橋には高崎車両センターがあります。
なにか撮影できるかもしれません。

新前橋駅は上り下りでズレている相対式ホームで形式写真を狙うのには理想的なスポットです。さいわい電柱などの障害物もできていなく、一安心して、高崎に戻ります。

Dsc_0738

高崎に戻ると、なんと旧型客車が目に飛び込んできました。
「SLレトロみなかみ」用の客車です。
じつはこの日、高崎まではELで牽引されてくるのです。
ですから正確には「SL&ELレトロみなかみ」なのです。
というわけで始発駅まで回送する列車が入線していたのです。
すでに多くの鉄ちゃんがカメラを構えていました。
ラッキーでした。もう新前橋に行かなくてもいいような気もしましたが、それではC61が撮影できません。
「SL&ELレトロみなかみ」が戻ってくるまでの時間を利用して、上信電鉄を撮影します。
駅近くの撮影スポットとなる空き地は、建築現場となっており、撮影には苦労しました。
それでもなんとか新型である7000形もゲットできました。

高崎駅で651系1000番台を撮影して再び、新前橋へ
211系、115系そして107系が当たり前のように佇んでいます。
たまたまかもしれませんが、E231形などが視界には入ってきません。
国鉄末期に初めてここに訪れたときから、時間が止まっているようにも感じられました。
国鉄形が希少な存在となっている昨今ではありますが、
新前橋はそんなことがウソに思えてしまうくらいです。

Dsc_0906

「SLレトロみなかみ」の撮影を終え、熊谷へ向かいます。
秩父鉄道経由で寄居へ、東武東上線の完乗が狙いです。
もちろん八高線でゆくことも可能ですが、
おいそれと好都合な時間に列車はありません。
小川町までは八高線と併走しているのです。
なぜこんな田舎で(失礼!)競合しているのか。ちょっと不思議です。
また東武東上線は寄居駅を八高線とは反対側に向かってゆくのも不思議です。
小川町からは池袋行きの10連がバンバンやってくるのですが、小川町までは4連の8000系ワンマンカーが終日運行しています。おなじ東武東上線とは思えませんね。

小川町からは八高線です。越生へ向かいます。
いい時間に列車がありました。次は越生線です。
こちらも4連の8000系ワンマンカーですが、列車本数が違います。
終点の坂戸に近づくにつれ学生さんもたくさん乗車してきて満員です。ローカル線とは言い難い趣でした。

坂戸と川越市で東武東上線の撮影をし、川越へ。
JRに乗り換えます。
埼京線経由で、池袋、そして大塚へ。
日没まで都電の撮影をします。

201604toden_17

さて明日は会津鉄道経由で会津若松から福島へ向かいます。
せっかくの青春切符を有効利用しようというわけで小山へ向かいます。
ここで一泊。

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2016年4月16日 (土)

北陸鉄道 浅野川線用 旧型車

1996年12月。浅野川線用の旧型車は1500V昇圧にあわせ
新たに導入された8000系(もと京王3000系)により全て置き換えられました。

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北陸鉄道はかつて石川県内各地で別々に開業した中小私鉄の寄せ集めといって良いと思います。

その各線区を渡り歩き少しずつ改造されていった車両たちの経歴は複雑で、結果どれ一つとして全く同じ形をした車両がいないという個性豊かな旧型車たちでした。

鉄道車両写真集 北陸鉄道 浅野川線用 旧型車

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2016年4月15日 (金)

北陸鉄道 石川総線用 旧型車

石川線は1990年7月に東急7000系(初代)ステンレス車を譲り受けて車両の置換えが行われました。(一部の予備車を除く)

Hokuriku_3732

その当時の旧型車といえば 名鉄からやってきたものが多かったのですが、北鉄のオリジナルもありました。

ただし北鉄はかつて石川県内各地に別々に開業した中小私鉄の寄せ集めといって 良い思います。その各線区を渡り歩き少しずつ改造されていった車両たちの経歴は複雑で、結果どれ一つとして全く同じ形をした車両がいないという個性豊かな 旧型車たちでした。

鉄道車両写真集 北陸鉄道 石川総線用 旧型車

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2016年4月14日 (木)

北陸鉄道 石川線7000系

北陸鉄道 7000系 1990年に石川線用に導入されたもので、
東急7000系の車体を持つ600V車です。

Hkr7101

ただ足回りは大きく変化し、制御器はJR東日本103系のCS20A、
主電動機は西武701系のHS836Frb (MT54)となっています。

台車もMcは西武701系のFS342、
    TcはJRのDT21Tに変更されました。

非冷房車は7000系、冷房改造車は7100系、
先頭車改造をしたものは7200系となります。

鉄道車両写真集 北陸鉄道 石川線7000系

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2016年4月13日 (水)

北陸鉄道 浅野川線 8000系

北陸鉄道 8000系はもと京王3000系。

Hkr_8912

浅野川線用の1500V昇圧にあわせ
1996年12月旧型車を全て置き換えました。

京王3000系は井の頭線用のステンプ ラと呼ばれた系列で2通りあります。細分化すると
8800系(モハ8800+モハ8810)は
初期型の車体で幅2,700mmの片開扉車、
8900系(モ ハ8900+モハ8910)は
裾を絞ったワイドボディー(幅2,800mm)の両開扉車となります。

レインボーカラーといわれた先頭部のFRPは 北鉄のコーポレートカラーであるオレンジ色のものに統一されました。
いずれももとTcで、中間電動車デハ3000形・3050形の発生品を流用して電装しています。
制御器は東洋電機製ES573A、主電動機はTDK807/3C、台車はTS801Aです

鉄道車両写真集 北陸鉄道 浅野川線 8000系

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2016年4月 8日 (金)

Dr'K 2016年3月の鉄旅 高槻停車のはるかと北海道新幹線に乗ってきました

20163月の鉄旅 高槻停車のはるかと北海道新幹線に乗ってきました

 

はるか44号( 高槻18:50 → 京都19:04 )

のぞみ50号( 京都19:18 → 東京21:33 )

職場で年度内最後の仕事を終えた私は、年度末の北海道出張にひっかけて北海道新幹線に乗りにいく。その前フリとしてまずは東京までN700Aだが、その前に高槻にせっかくはるかが停まるようになったのだ。大阪始発の新快速がある時間帯だが、それは大阪からの通勤客が多いからこその設定であり、これらは8両編成なので、あえてその間にくるはるかに乗ってみた。

 マイクで「この列車は特急列車です。乗車券のほかに特急券が必要です」とややこしいから乗るなといわんばかりの放送はいかがなものかと思う。

 逆にいえば、今回の私のように、京都から新幹線に乗る場合、特急券は乗継割引で半額になるので、自由席なら+320円でしかない。ロング缶ビール1本分の値段で、めっちゃ混んでる新快速をしり目にほぼ確実に座れるのだ。荷物が大きい今回はこれを利用しない手はない。

 新快速、はるか、新快速の順に連続でやってくることになり、そのたびに可動柵がみょーんと伸びるのはなかなか興味深い。京都駅では琵琶湖線に直通するはるか以外は行き止まり式の30番ホームに到着するので、2分弱所要時間が伸びるが、それもご愛嬌。それよりも押し合いへし合いする新快速に乗らなくてもよく、わずか13分半とはいえ、ロング缶ビール1本分の値段で空いている車内でひろびろと快適にすごせるのは大きい。前泊時の強い味方ができた。

 

やまびこ223号( 東京21:44 → 仙台23:47 )

 ここからが本番。まず北海道新幹線のプロローグとしてH5系に乗車。なんとこの仙台やまびこ最終便が運用の関係でH5系になったのだ。

 スペック自体はE5系と同じものだが、やはり藤色のラインは新鮮だ。しかしGCにアテンダントが乗っておらず、これまでどおりの最終やまびこが運用の都合でたまたまH5系になっただけで、特筆することは何もなく、ある意味期待外れ。H5系に乗りたい鉄チャンが普段より賑わわせている感じである。小山と那須塩原以外の駅に停まるので仙台まで2時間たっぷりかかるのだ。

仙台の定宿近くのなじみの店に行くと、M氏がいらした。

 

はやぶさ95
( 仙台6:40 → 新函館北斗10:07 )

普通 はこだてライナー
( 新函館北斗10:27 → 函館10:46 )

 今回はH5系に乗るために仙台で泊まるこの行程を組んだ(ここんとこ仙台泊多いなぁ)。

昨日のやまびこ223号と同じH5系編成。これでH5系は新函館北斗に戻るのだ。

正直なところ、この列車は「はやて」でいいと思う。

その理由は、東北新幹線内は各駅停車でグランクラス(以下GC)にはアテンダントは乗っておらず、しかも盛岡でこまちの切り離しの時に時間調整で11分も停車する。さらには通過運転する新青森から先の青函トンネル区間では140km/hしか出さないので、スピードの対価として払わされる高いはやぶさ料金がバカバカしいのだ。

 仙台からは同業者でもあるM氏が同行。630分に仙台駅で待ち合わせて一緒に函館に向かう。函館市内で行われる同じシンポジウムに向かうためだ。

 新青森で2分停車し、いよいよ北海道新幹線区間に突入。奥津軽いまべつまでは快走するが、

ここを通過すると減速する。先にも述べた通り、木古内手前までの共用区間では140km/hに最高速度がおさえられているためだ。

 北海道に上陸し、在来線が分かれていくと一気に加速。木古内を通過しここからようやく新幹線らしさを味わうことができた。

 新函館北斗駅12番線に到着。一部を除き12番線が到着、11番線が発車ホームになっている。

新函館北斗駅についたら、いったん基地に引き上げてから入ってくる。

元は渡島大野といい、片面ホームと島式ホームという旧国鉄によくあるスタイルの小駅で、開業1年前から現在地に移転している。

 元の駅と在来線の規模は同じだが、中線を廃し、片面ホーム側に函館方面へのシャトル列車専用ホームが新設されている。

 その1番線から発車する733系のはこだてライナーに乗ってみた。やはり150円をケチらず特急に乗っておくべきだったと思った。

 733系はこだて仕様は、スペック自体悪くないのだが新幹線がなければ輸送量は知れている区間なので2両ワンマンで十分だし、非電化である同駅以北への直通を考えるとキハ201のワンマン対応2両バージョンがあって輸送力が必要な列車では併結運転してもいいかと思った。

 たかだか函館まで18㎞だからロングシートでいいかと思われたのだろうが、味気がなさすぎだと思うのは私だけだろうか。

 函館駅近くで食事をとり、函館駅前から市電に乗って会場に向かう。五稜郭公園前から徒歩で会場入り。シンポジウム1日目終了後懇親会。その後、今夜の宿泊地である湯の川温泉へ。

 

特急 北斗95
( 函館 1506 → 新函館北斗 15:25 )

はやぶさ30号(新函館北斗16:17→東京20:32

市電でシンポジウム2日目に向かう。昼前に終了。

市電で市内をブラブラし、戸井産マグロのお寿司でおそひる。

 15時前に函館駅に戻る。北斗95号はノースレインボーエクスプレス。隣に発車直前の定期便のスーパー北斗15号がいる。

残念ながら5号車の鉄ちゃんシートには先客の鉄氏がいたので5号車のほぼ中央に陣取った。

定期のスーパー北斗のほうが札幌時点で1時間かわることを盛んに放送しているが、281系ディーゼルカーはしょっちゅう乗っているので、なかなか乗れないノースレインボーエクスプレスに乗りたくなるのが鉄心というもの。正直往路で個人的に味気無さを感じてしまった733系はない。

 ちょっと早いが新函館北斗に入ることにした。これまでは特急は七飯を通過すると下り線となる藤城線側に直進していたが、すべて新函館北斗経由になったため改正以降は上り線の仁山線を逆走するかたちに進路をとる。逆走とはいっても、新函館北斗と仁山はこの旧線である仁山線側にしか駅がないので、仁山線は上り列車だけでなく下り列車も元々通れるようになっている。下り特急が仁山線側に進路をとるのは非常に新鮮だ。七飯~森間では、大沼駅構内以外は大きくルートが離れ、設置されている駅もまるで違うので、藤城線以外は上下列車が運行できるようになっている。

 新函館北斗駅では、北斗号を撮影。

ほんとうなら、新青森で段落としして、H5系で運行されるはやぶさ32号に乗りたいところだが、それをやると、次の仕事に間に合わなくなるのでここはE5系で我慢してそのままはやぶさ30号に乗る。

 せっかく東京までぶち抜きで乗るのでGCをおごる(当初は1人掛けのA席だったのだが、M氏もご一緒されるので並びのB,C席に変えた)。

 木古内までは新幹線らしく12分で駆け抜ける。青函トンネル突入の時刻が放送で案内されるのはなかなか粋なのだが、この時刻からが往路同様もどかしい。白鳥シリーズは目一杯飛ばしている感じがあるのだが、新幹線は抑えられてこの速度であるために、やはり白鳥時代より遅く感じてしまう。

 新青森からは眠ってしまったのだが…

 

ゴォン!!

 

こまち30号の連結の衝撃。5分停車の盛岡ですっかり目が覚めてしまった。

次は仙台なのだが、M氏も次の仕事に同行されるため仙台は素通りで東京まで移動。

大宮を過ぎ、都内に入ったころアテンダントのお嬢さんから「もうすぐ上野に到着します。

上野駅発車後5分で東京に着きますので、お忘れ物なきよう」という声がかかる。

 

仙台以南は私もM氏も乗りなれているので、「あ、大丈夫だよ」と声をかける。

なかなか気がきくようになったじゃないの。

 

東京に定時に到着。ここからは地下鉄を使って大移動。

2130分から、私とM氏は、モ氏とR氏が(←2014年の締めサンライズの時の都内のM氏。両M氏が登場するのでこちらをモ氏、とします)が主催するイベントにゲストとして参加することになっている。そのためはやぶさ30号より遅くできないのだ。

 会場もよりは都営新宿線の曙町駅。なので、淡路町⇒小川町で乗り換えるのが最短ルート。

会場も大成功のうちに終了。主催者2人と一緒にタクシーで、新宿駅前の宿に向かう。M氏、R氏、私はここに泊まるのだ。モ氏は桜上水まで最終の京王線に乗られる。

 

ひかり505号( 東京8:33 → 豊橋9:56 )

2515F 快速 大垣行
( 豊橋10:03 → 岡崎10:26 )

1145H 普通 高蔵寺行
( 岡崎10:30 → 中岡崎10:35 )

M氏とともに宿を745分に出発。朝ラッシュの最ピークの中央快速で東京駅へ。

新幹線の車内で朝食。

M氏も年度末の最繁忙期で、半日も休みが取れないため東京8:20発はやぶさ5号で仙台に戻ってそのまま2時間遅れで出勤されるとのこと。私は先の投稿で依頼していた商売道具を岡崎のY社長のところに11時アポでとりにいくため、ひかり505号で移動。

 新横浜を出ると豊橋までは1時間ちょいなので、朝食をとってしばらくしてるともう浜名湖がみえている、という感じなのだ。

 豊橋で313系の快速に乗り換え岡崎へ。岡崎からは愛環に乗換えて2つめの中岡崎で降りる。

ここから15分ほど歩いて工房兼店舗へ。位置的には、名鉄の東岡崎と岡崎公園前(愛環でいうと中岡崎)のほぼ中間地点なのだ。

 Y社長は出張で留守だったので、お嬢さんからブツを受け取り、社員の昼食を買い出しに出るというお嬢さんに岡崎駅まで送っていただけることに。バス代が浮いた、ラッキー。

 

2317F 新快速 大垣行
( 岡崎12:12 → 名古屋12:42 )

急行 松阪行
( 名古屋13:01 → 近鉄四日市13:34 )

普通 白塚行
( 近鉄四日市13:41 → 新正13:42 )

岡崎から新快速で名古屋へ。次は時間調整をかねて四日市のS氏に会いに行く。

S氏の行きつけの店で昼食をとることになった。

6両編成だが侮れない混み方。春休みおそるべし。安城でもう座れない。

普通と緩急接続する刈谷、武豊線との乗換がある大府でもう一段増える。

金山で入れ替わりがあるが、立っている人が少し座れるようになるだけ。

名古屋では時間のあう特急がないため、5200系の急行に乗って新正に向かう。

…さすが急行、春休みで遊びに行く学生が多いこと…

 普通に乗り換えると、S氏の秘蔵っ子、N氏がおられるではないか。

N氏はお休みだったが、S氏から「Kさん(小生)が来るからいっしょに昼メシいこう」と

誘われて出てきたという。実家暮らしのN氏は、親がクルマに乗って出かけていて、今日はクルマが使えないからこの普通電車に最寄り駅の阿倉川から乗ってきたらしい。N氏とともに新正駅から歩いてS氏のオフィスへ。S氏のクルマでなじみの店へ。S氏、N氏もY社長の道具を愛用されている方なのだ。

 S氏のオフィスに戻っていろいろ楽しみ、N氏とともにS氏に送っていただいた。

 

名阪乙特急 名古屋行
( 近鉄四日市15:21 → 名古屋15:53 )

ひかり475
( 名古屋16:11 → 京都16:47 )

はるか45
( 京都17:00 → 関西空港18:26 )

はるか50
( 関西空港19:16 → 高槻20:19 )

休日ならアーバンライナーなので文句なしにデラックスシートにいくのだが、今日は平日なのでリニューアルされたACE。名古屋までとなりはいなかった。

ひかり475号は非常にいい乗車率で、7号車のE席。となりには女性客。リクライニングが戻り切っていないところが名古屋までの乗車客がいたことを物語る。

このひかりは静岡、浜松でのぞみ待避するもので、名古屋~京都間はノンストップなので、京都まではアッという間。京都で降りて30番線へ。はるかで関空に行く。京都観光の海外の方で自由席は非常に乗車率が良い。

はるかは高槻に停まるようになった利便性や、データイムの30分間隔運転復活をアピールしているが、JR京都線、大阪環状線、阪和線のダイヤパターンをいじったがために、運転当初よりも本数を減らしており、日中の鳳以南は223系以降の車両に統一されたにもかかわらず後追いが発生してしまい、天王寺~関空間30分を切れるはるかは存在しなくなった。

ラッシュ時間帯のスピードダウンは著しく、103系、205系の置換を225系でやるのは無謀だと言っていいだろう。

東西線のホームドアを4ドアでつくってしまったために223系を追い出す結果になったが、

阪和線のラッシュは半端ではないので、207系や321系を阪和線に回すほうがいいと思う。

 その分の普通列車用の穴埋めを3ドアロング(323系)68連を京阪神緩行に投入すれば、

223系とドア位置が揃うので、223系を早朝夜間に各駅停車で有効に使うことができると思うのだが。

 話を高槻駅に戻して、はるかの高槻停車は、下りは早朝から朝ラッシュピーク前までの4本だけ、

上りは夕方~夜の10本が停車する。上りは6365分の所要時間で使い勝手がそれなりに良いのだが、朝の1号と平日の3号は6768分で関空まで行くのだが、休日の3号と57号は7583分もかかるうえに、天王寺までの通勤客も利用するので混むようになった。

 上りはあえて米原行を選択。自由席には関空の時点で立ち客がいるという状況。おそるべし。

新大阪で大きく減るが、天王寺、新大阪からは通勤客も乗ってくるから通路側までいい乗車率である。高槻で降りる人もそれなりにいる。

 高槻では上下とも新ホームに発着する。朝ラッシュ時はそれでもいいのだが、夕方はパターンダイヤにしっかり乗っかっていて、新大阪からは新快速の後を追い、高槻駅到着場面では京都行普通とほぼ並ぶことになる。新快速も新ホームの1番線に発着するため、はるかは高槻を通過していた時と変わらず信号に引っかかるのだ。それならば、上りのはるかに関しては2番線に発着したほうが新快速と干渉しないし、3番線で発着する京都方面行の普通と対面で乗換えができるのだ。

米原発着の列車は通勤ニーズがあるから1番線発着も致し方ないかもしれない。

京都止まりのはるかに関しては、わざわざこれに乗るという人は、出発時の私のように、新快速の混雑を嫌い、確実に座るためだろう。

 9月の旅行記で述べたように、高槻駅の新ホームへの通路は1カ所しかなく、従来からのホームとの最短の動線がエスカレータのみで拡幅されたわけではないので、高槻自体の乗降客が多く、新快速のその動線を分けることはできたが、新快速との乗換の動線に関しては以前よりも複雑になっており、感心しない。それならば、先の投稿で述べた通り、阪神尼崎や南海泉佐野のように両面ホームにしたほうがよかった。

 現状の形を生かすのであれば、最終の京都行新快速がそうしているように、上りはるかと普通の同一ホームでの乗換に配慮するのも一つの手ではあるし、夕方以降の上りのこうのとり1828号の新大阪~京総までの回送を活用する意味で高槻まで営業運転するとそれなりに受けるだろう(下りは新大阪からの自由席客を圧迫するのでやらない)。

 関空に行くときに使い勝手がよくなった以外にも、新幹線に乗って大荷物で遠出するときに、乗継割引をうまく生かして混雑する新快速を避けるのにも非常に使えることがわかって有意義だった。

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