局長 2016年 春の鉄旅 その1
久々の鉄旅です。
両親の介護を女房に任せるということになるので、おいそれとは旅立つことができませんでした。
しかし、--漂白の思ひやまず--日々善行を積み、意を決して妻にお願いすると…、
その日は機嫌が良かったのか。あっさり許してくれました。
ということで、目的地は東北。
まずは仙台発のPeach便を抑え、旅のプランを練りました。
効率よくイベント列車を撮影するのがポイントです。貴重な自由時間です。行き当たりばったりというわけにはゆきません。
1日目
旅のスタートは高崎からです。
夜行バスで高崎入りしました。到着予定時刻より30分以上も早く着いたので、まだ辺りは暗くどうしようもありません。
とりあえず新前橋へ向かいました。
本日のメインイベント-高崎9時56分発 「SLレトロみなかみ」を撮影する予定ポイントなので下見をしておこうというわけです。
加えて、新前橋には高崎車両センターがあります。
なにか撮影できるかもしれません。
新前橋駅は上り下りでズレている相対式ホームで形式写真を狙うのには理想的なスポットです。さいわい電柱などの障害物もできていなく、一安心して、高崎に戻ります。
高崎に戻ると、なんと旧型客車が目に飛び込んできました。
「SLレトロみなかみ」用の客車です。
じつはこの日、高崎まではELで牽引されてくるのです。
ですから正確には「SL&ELレトロみなかみ」なのです。
というわけで始発駅まで回送する列車が入線していたのです。
すでに多くの鉄ちゃんがカメラを構えていました。
ラッキーでした。もう新前橋に行かなくてもいいような気もしましたが、それではC61が撮影できません。
「SL&ELレトロみなかみ」が戻ってくるまでの時間を利用して、上信電鉄を撮影します。
駅近くの撮影スポットとなる空き地は、建築現場となっており、撮影には苦労しました。
それでもなんとか新型である7000形もゲットできました。
高崎駅で651系1000番台を撮影して再び、新前橋へ
211系、115系そして107系が当たり前のように佇んでいます。
たまたまかもしれませんが、E231形などが視界には入ってきません。
国鉄末期に初めてここに訪れたときから、時間が止まっているようにも感じられました。
国鉄形が希少な存在となっている昨今ではありますが、
新前橋はそんなことがウソに思えてしまうくらいです。
「SLレトロみなかみ」の撮影を終え、熊谷へ向かいます。
秩父鉄道経由で寄居へ、東武東上線の完乗が狙いです。
もちろん八高線でゆくことも可能ですが、
おいそれと好都合な時間に列車はありません。
小川町までは八高線と併走しているのです。
なぜこんな田舎で(失礼!)競合しているのか。ちょっと不思議です。
また東武東上線は寄居駅を八高線とは反対側に向かってゆくのも不思議です。
小川町からは池袋行きの10連がバンバンやってくるのですが、小川町までは4連の8000系ワンマンカーが終日運行しています。おなじ東武東上線とは思えませんね。
小川町からは八高線です。越生へ向かいます。
いい時間に列車がありました。次は越生線です。
こちらも4連の8000系ワンマンカーですが、列車本数が違います。
終点の坂戸に近づくにつれ学生さんもたくさん乗車してきて満員です。ローカル線とは言い難い趣でした。
坂戸と川越市で東武東上線の撮影をし、川越へ。
JRに乗り換えます。
埼京線経由で、池袋、そして大塚へ。
日没まで都電の撮影をします。
さて明日は会津鉄道経由で会津若松から福島へ向かいます。
せっかくの青春切符を有効利用しようというわけで小山へ向かいます。
ここで一泊。
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