富山地方鉄道 14710系
14710形は1967~68年に、名鉄3800系電車を譲受けたものです。
名鉄3800系は地鉄14750形と同じく運輸省規格形電車で、
同要項「A'
形(車体長17,000 mm・車体幅2,700
mm)」に基いて新製されています。
さらに電装品も、ともに東洋電機製造製を採用しており、
両形式の互換性は高いものとなっています。
ただギア比などで、
より高速運転対応となっていた14710形は、1973年の特急列車増発により一部改装され、クロスシート車となりました。(13・15~17Fが対象)
その後、台車をD18からNA-35へ換装したほか、
ブレーキシステムも共通化が図られましたが、
冷房化改造の対象とはならず17Fが1991年に除籍さ
れて以降、
淘汰が進み、1993年に全廃となりました。
鉄道車両写真集 富山地方鉄道 14710系
| 固定リンク
「鉄道車輌写真集」カテゴリの記事
- 国鉄 事業用貨車_1 (ソ-繰重車)(2017.08.20)
- JR東日本 E129系 越後線 上越線 信越線用(2017.06.27)
- 総武流山電鉄 1200系 1300系 旧型(2017.06.24)
- 豊橋鉄道 渥美線1800系 カラフルトレイン(2017.06.22)
- JR西日本 323系 網干総合車両所 明石支所(2017.06.20)
コメント
こんばんは。
吊り掛け駆動の電車で、雪景色の中を旅してみたかったと思うことがあります。
お写真の頃の富山地鉄はオリジナルの車両も多く、どの車両も見たり乗ったり楽しめただろうと感じます。
富山地鉄に移ってからだいぶ改造されているためか、オリジナルの車両のようにも見えてくるから不思議です。
改めて、お写真の当時に自分も富山地鉄を楽しむことができたならば…との思いがわいてきます。
投稿: 風旅記 | 2024年7月 5日 (金) 02時28分