Dr.Kの2015年11月の鉄旅 その4 「べるもんた」に乗ってきました。
2015年11月の鉄旅 その4 べるもんた(Belle Montagnue et merベル・モンターニュ・エ・メール)に乗ってきました。
べるもんた氷見3号( 新高岡14:58 → 氷見16:14 )
新幹線こそ立派なつくりの新高岡駅だが、在来線の城端線ホームは、ホームの番号すら振られていない 単線区間の片面ホームのただの棒線駅(しかも無人)で、駅前広場を横切って道路を渡ったところにある。
勝手を知らない雨晴や氷見方面への観光客らしき人たちが、きっぷうりばや在来線のホームをさがしてウロウロ。
ほとんどの人が、キハ47の2連のワンマンの14:44発の高岡行に乗車したのだが、ここや燕三条、新花巻、新鳥栖は
いったん改札を出なければならないし、単線区間の棒線駅になれていない客は、上下列車が同一ホームから発車するという感覚もない。
もうちょっと案内がどうにかならないものかと思う(新岩国から清流新岩国のように、狭くてもわかりやすい連絡通路があるとか)。
べるもんた2号から3号の間に発着する定期便があり、この駅に停めおくことはできないので、べるもんたはわざわざ城端まで
行って戻ってくるのだ。
城端から戻ってきたべるもんたが新高岡に到着するのは1分前。
若干慌ただしいが、高岡まではわずかの距離だし、
ここで単線の氷見線の到着待ちと、今は第3セクターになったあいの風とやま鉄道の交差支障から、城端線用の
2番線に29分も停車するので、ここで落ち着くことができる。
当然この時間にみなさん撮影タイム。
正直「花嫁のれん」は種車がキハ48なので、特急にするのはやりすぎの感がぬぐえないが、こちらは普通列車なので、
そんなにボッタクリ感はない。
ただ、日本海向きのカウンター席のレイアウトの都合上、座席番号が一部飛び飛びに
なっていたり、カウンター席の座席番号が椅子の下のほうに書いてあるため、自席をさがすのに苦労する。
氷見線サイドは大盛況なので、2~3両に増結できないだろうか?
この列車が停まっている間に、先行する氷見線普通(ハットリ君列車)が出ていく。
こちらも案内放送が忍者ハットリ君の声になっているなど、なかなか興味深いので、これをお読みの
諸兄も一度乗って見られると面白いかもしれない。
ただ観光シーズンの土曜は、部活の高校生の通学時間と重なると、
氷見線沿線は高校も多く、地方路線にしては利用客が多く、有人駅のほうが多いので、下手な都市部よりも混んでしまって、
2両のワンマンだと高岡出発時に超満員なんてことも少なくない(実際、満員で出発していくのが見えた)。
交換駅の能町でいったん停まってすぐに出る。
氷見線内は伏木と雨晴に営業停車する。
伏木では交換相手はいないため、
すぐに発車する。
越中国分を出ると氷見線は海岸沿いを走り、晴れていれば非常に海の景色がきれいなところである。
越中国分~雨晴間にべるもんた用のビューポイントがあり、ここでいったん停車する。
さらに、次の雨晴では、先ほど高岡を満員で発車し、氷見から戻ってくるハットリ君列車の高岡行普通と交換するため、
なんと18分も停車する。
さすが観光列車、のんびりと走る。
雨晴を出ると、氷見まではわずか。
雨の降りしきる氷見駅に定刻に到着し、12分の折返しで新たな客を迎える。
べるもんた氷見4号( 氷見 16:26 → 高岡16:56 )
442M 普通 金沢行( 高岡 17:03 → 金沢17:41 )
もちろん帰りの4号も満席。
帰りの4号は、高岡への帰庫と、城端線に直通するためにはあいの風とやま鉄道線との
平面交差が生じる城端線ホームに入らなければならず、本数の多い夕方の時間帯に入るのと、高岡の基地への帰着があるため
新高岡までいかない。
また、ダイヤ的にも、新幹線に乗るよりも、高岡で上下ともあいの風とやま鉄道との接続がきれいにとれるため、
新幹線にわざわざ乗るより、富山、金沢での接続が早くなる。
4号が氷見を出た直後、氷見の海の幸を堪能できる寿司を購入。
お茶付きで2,000円也。
4号は基地への帰着が優先でダイヤが組まれており、交換も雨晴1回で、ここで3分ビューポイントで1分停まるだけで、
伏木も1分、能町も交換駅は通過禁止のために一瞬停まるだけで、行きは44分かけてのんびり走った道のりを、定期列車と同じ
30分で走り抜けてしまう。
高岡でも、あいの風とやま鉄道と共用の6番線に到着し、富山方面へは同一ホームで乗り換えることが
できるようになっている。
金沢を目指す我々は、4番線から413系で運転される普通金沢行に乗換える。
サンダーバード40号( 金沢17:56 → 京都20:09 )
こちらはリニューアルされたばかりのT51編成を基本とした12両編成。
外観はサンダーバードの新しいロゴが2両にわたって描かれている。
どうせ、北陸デスティネーションキャンペーンと銘打ってやるのなら、リニューアルしたヨンダーバードと2000番台の付属編成を
1本ずつ、西武のレッドアロークラシックのごとく国鉄485系っぽいカラーリングにして「サンダーバードクラシック」とでもして
12両編成で運転すればPRにもなるのになぁ、とT氏。
私も同意見である。
この便はなぜか加賀温泉に停まらないのに鯖江に停まる。
乗車率はそこそこで、9両だと満席近いのかもしれないが、12両なので空いている感じがする。
加賀温泉に停車しないから、少ないのかもしれない。
杯を交わしていたら、京都までの約2時間はあっという間。
京都駅近くのお店で22:30まで反省会。
T氏は最終のぞみ133号で帰られた。
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