京都市電 広軌1形 29号機
京都市では1895年より京都電気鉄道が路面電車の運転を開始していました。
これは狭軌の路線でしたが、1912年に開業した京都市営の電気軌道事業は標準軌を採用しました。1918年、京都市は京都電気鉄道を買収、以降、元京都
電気鉄道の車両を狭軌1形、京都市電生え抜きの車両を広軌1形としました。
広軌1形は1912年の開業時に40両、そして1921年までに171両増備さ れたグループです。スタイルは当初オープンデッキ型で、中央にダブルポールを設置していました。1938年に長崎電気軌道へ5両、大連市電へ10両が譲渡 され、1940年には廃車が始まりました。1952年に全廃。
梅小路公園には広軌1形 29号機が保存されています。
鉄道車両写真集京都市電(保存車を追加)
| 固定リンク
「鉄道車輌写真集」カテゴリの記事
- 国鉄 事業用貨車_1 (ソ-繰重車)(2017.08.20)
- JR東日本 E129系 越後線 上越線 信越線用(2017.06.27)
- 総武流山電鉄 1200系 1300系 旧型(2017.06.24)
- 豊橋鉄道 渥美線1800系 カラフルトレイン(2017.06.22)
- JR西日本 323系 網干総合車両所 明石支所(2017.06.20)
コメント