« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月の記事

2015年7月26日 (日)

特急ミシュラン - Michelin Express – File 30  富士急行8000系 “フジサン特急”

Michelin Express – File30 

 Series 8000Fujisan Express

Fuji_q_fujisan_rse_00

富士急行8000系 フジサン特急 
総合評価 ☆☆☆

元小田急電鉄RSE(20000)を譲受し、
2014712日から運用されている。

 

アメニティ:☆☆☆☆

1号車(クモロ8001には展望室を設けている。
運転席直後はソファータイプの座席で、こども向けの模擬運転台(コントローラ)を設けている。

その他の座席は21配列と22配列の組み合わせで、1人がけシートは小田急時代に連結されていた2階建車両の1階席のものを移設し再利用している。

2号車寄りの車端部には、ガラスで仕切られた4人分のセミコンパートメント×2ミニラウンジ状のロングシートを設けている。

2号車(サロ8101)は自由席で、3号車寄りは他の部分より床面を下げ、車イス用スペースとデッキ、大型トイレを新設している。車椅子スペースの座席は固定クロスシートで、窓は床面が低い分、他の部分よりも大きくなっている。新設した乗降用ドアは引戸になっており、開口幅も13号車のものより広い。3号車(クモロ8051)は自由席となっている。

 RSEをうまく活用していて、
新しいフラッグシップとしてのアメニティは持っている。

 

経済性:☆

 元国鉄165系パノラマエクスプレスの2000系と共通運用されている。

 

 

利便性:☆☆
大月ではあずさ、かいじとの接続が考慮されており、のりつぎの便はまずまず。

 

普通列車とは接続がまったく考慮されておらず、
時間帯によっては嫌がらせレベルの悪さ。

 

ときめき度:☆☆☆

富士山を模したゆるキャラがゴテゴテとかかれているのは子供たちは喜んでいるのでいいのかもしれない(個人的には食傷気味である)。

展望席では前面眺望が楽しめる。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月25日 (土)

Dr'Kの2015年6月の鉄旅 静岡・高知編

 職場から定刻で帰宅し、夕食後仮眠をとる。 ガラガラの最寄り駅への最終バスに乗り、JR京都線最終新快速西明石行で大阪へ。

サンライズ出雲( 大阪0:32 → 静岡4:38 )  
ノビノビ座席を確保し、実際はソロのミニラウンジでPCを開き、この4時間で学会の資料の 最終確認をする時間。  営業停車駅としては、この大阪~静岡間は1区間だが、実際は米原と浜松で運転士が交替するので、運転停車はしている。  ほぼ定刻で静岡に到着。駅前の常宿に入って4時間ほど仮眠をとる。 9時過ぎにチェックアウトし、学会で同じプロジェクトに関わっているY氏と合流し、タクシーで 10分弱の学会の会場へ。今日の学会は10:00~13:00の3時間。

ひかり468号( 静岡13:37 → 三島13:55 )
伊豆箱根鉄道駿豆線 普通修善寺行( 三島14:08 ~ 修善寺14:47 )  
学会を終えた私はタクシーで静岡に戻り、昼食は失礼してそのまま新幹線ホームに直行。 静岡~三島間は新富士駅が開業するまでは隣の駅だったため、自由席は特定特急券で乗ることが できる。これがあるのでサンライズ出雲が割引になるのだが、これを理解していない係員が多くて困る。  三島では伊豆箱根鉄道に乗換える。1日乗り放題券「旅助け」が三島~修善寺間の往復運賃と 同額なのでこれを利用し、14:08発の修善寺行に乗る。修善寺までは交換の関係で34~40分だ。  大学のバイトの同僚だったM氏が、修善寺温泉で家業を継がれていて、静岡にくるんなら一度顔を出せ、ということだったので、M氏の旅館で温泉と食事をいただくことにした。

伊豆箱根鉄道駿豆線 三島行( 修善寺21:05 → 三島 21:40 ) こだま682号( 三島21:50 → 熱海21:58 )  
仕事が一段落したM氏に修善寺駅まで送ってもらい、修善寺21:05発の三島行で三島に戻る。 三島~熱海間は在来線でも間に函南があるだけで、21:51の普通熱海行きに乗れば13分で着くのだが、このあとのためにわざわざ新幹線に乗る。  こだま701号(熱海22:03着)で都内のオフィスから自宅を構える熱海に戻ってくる親友R氏と、 R氏のなじみの店で1時間ほど飲みなおす。

サンライズ瀬戸( 熱海23:23 → 坂出 7:09 )
 先方の都合で3週間延期になったため、GWにJR東の渋谷でもんちゃくして購入したきっぷ(注:2015年GWの鉄旅参照)をJR西の天王寺で変更したら、渋谷で発売日当日に同時に全行程発券できているきっぷを発券拒否するなど、わけのわからない対応をされてしまい、乗車券類の発売において、約款に例外の取り扱いについて注釈に明記されているのだが、その記載がないリーフレットを示して虚偽説明するなど、徹底したもので、いい度胸である。  そんなこともR氏にぼやきつつ、R氏が見送ってくれる中、静岡入りした時に乗ったサンライズ出雲と同じ編成。今度はシングルに乗る。  なぜ同じ編成になるか、というと、事情を知っている人は良くご存じなのだが、サンライズの編成は、JR西日本の出雲所属の0番台(以下西編成)、JR東海の大垣所属の3000番台(以下東海編成)、いずれも7両固定編成で、西編成が3本、東海編成が2本あり、東海が西に委託するかたちで、出雲に常駐し一元管理されている。  サンライズは西編成、東海編成共通運用で、基本的には上り出雲→下り瀬戸→上り瀬戸→下り出雲の4泊5日の行程のローテーションになっており、普段は出雲に帰った日は休みになっている。 しかし、検査やそのほかの事情で1本抜けるときは、下り出雲に帰った日に整備され、その日の晩また上り出雲で4泊5日の行程に入るのだ。サンライズ出雲の臨時便を運航するときは、西編成を1本このローテーションからはずし、2泊3日の臨時便の行程で東京まで往復するので、臨時は必ず片肺になるのである。  普段、下りサンライズは姫路で降りるので、4時半ごろ大阪付近で目が覚めるのが染みついていて、やっぱり高槻付近で目が覚めた。今日は坂出までなので、2度寝したのだが、岡山手前のおはよう放送でビックリして目が覚める。  坂出で下車し、途中下車して南口から駅前のコンビニで朝食を調達。

しまんと3号( 坂出7:37 → 高知9:38 ) あしずり1号( 高知9:53 → 伊野10:03 )  
高知で講演の仕事が1件。大学の教授をされている大阪時代の恩師のご主人の依頼である。 伊野駅まで迎えに来ていただき現場へ。10時30分から1時間の仕事。  終了後、恩師が合流し高知市内で食事。ご主人は大学に戻られるため、今度は恩師が 高知駅まで送ってくださることに。

南風18号( 高知14:18 → 岡山16:41 ) ひかり480号( 岡山17:23 → 西明石 18:12 )  長距離の出張時はまとめて要件をこなしたいので、夏場に仕事の依頼をもらっている 大学の同期T氏とも、彼が職場の新倉敷から戻る新幹線の車内で打ち合わせる。 そのための南風。週末のアンパンマン編成なので子供連れが多い。 この2時間ちょっとは寝たかったのだが、そうもいかないので資料を作成していた。  大歩危、小歩危の景色は、近鉄吉野線とともに、いつみても心が洗われるなぁ…。 なかなか見ることはできないが、ここの雪景色もなかなかのものである。  阿波池田から琴平までは静かになったが、今度は琴平参りの年配の団体で車内はにぎやかに。 ホントに静かにならない…。  岡山で時間をつぶし、新幹線ホームへ。こだま746号でやってくるT氏のために、5号車の 2人掛けを確保。反対側のホームにこだま746号が定刻に到着しT氏と合流。こだま746号は ひかり480号との運転間隔をとるために、ここで25分も停まるのだ。  ひかり480号でT氏と打合せながらT氏の最寄り駅、西明石に向かう。この時間帯は姫路に 停車するのぞみ、ひかり、さくらなどがないため、各停のひかりでの移動になる。  相生での待避はないのだが、姫路ではなんと3本抜きにあう。 1本目は岡山を10分後に出ている、のぞみ46号。2本目は週末限定の臨時便、みずほ614号。 3本目はのぞみ138号である。西明石には18:12に着くが、ここでものぞみ48号に抜かれる。  西明石でT氏と別れ、ここからは新快速で帰還。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月20日 (月)

サイキョージ氏の北陸新幹線・仙石東北ラインに乗ってきました。

大人の休日倶楽部の会員パスの今年1回目の発売にあわせて旅程を組んだ。今回の発売から北陸新幹線の開業にあわせてキッチリとJR西日本管内の富山、金沢、福井まで行けなくなっている。そのかわり値段が2,000円安く設定され15,000円になった。西日本管内から入ると今までは福井までの運賃・料金だけで済んだのだが今回からは上越妙高までキップを買わされる。これだとJR東海を使うのとさほど変わらない。

2015/6/26(金)1日目 

京都→金沢→上越妙高→大宮→仙台→石巻→女川→小牛田→古川

京都駅で朝食とコーヒーを買い込んで8:10発サンダーバード3号の自由席に座る。自由席は7割程度の混み具合で余裕をもって座れた。日頃の忙しさから逃避して車窓を眺めながら至福の時間を過ごす。金沢到着が5分ほど遅れたので乗り継ぐ北陸新幹線はくたか560号は乗り継ぎ客をすべて誘導したあと4分遅れの10:35発車であった。金沢始発なので自由席に余裕で座れた。やはり新車はすがすがしい。金沢から1時間で上越妙高に到着。

1

いままでと時間感覚がまるで違う。北陸新幹線開通前までは「えきねっと」で予約した指定券の多くは直江津駅で受け取っていたのであるが、今回からはその役割が上越妙高駅にかわったわけだ。JR東日本のHPを見てみるとJR西日本管内でも北陸新幹線の停車駅なら受け取れるようになったようだ。

 上越妙高駅のみどりの窓口で予約していた5枚の指定券を受け取る。ここからが大人の休日倶楽部パスの出番だ。弁当とビールを買い、上越妙高12:36発はくたか562号の指定席に乗り込む。すぐに長いトンネルに入り、10分で飯山、あれよあれよと思っていると長野到着だ。ここからは速達便になって高崎まで止まらない。大宮着14:02速いワ。大宮のエキナカでコーヒーとスイーツを買い、大宮発14:46発はやぶさ23号に乗り込む。次はもう仙台だ。

仙台着15:52、ここで在来線に乗り換え16:14発、仙石東北ラインの快速石巻行きに乗る。4両編成のハイブリッド気動車である。

2hb212

仙台を出ると塩釜まで止まらない。松島駅の手前で新しく作られた仙石線への渡り線が分岐する。東北本線の上り線を横切るために本線上で停止してから渡り線に進入する。渡り線上でも停止して信号が換わってから仙石線へと入っていく。JR東日本が交直両用の電車より車両価格が高いハイブリッド気動車をこの区間に運用した理由は、渡り線が300mしかないので「デッドセクションがつくれなかった」からではないかと思えた。

5

高城町で仙石線の電車と交換。2年前、この駅から陸前小野駅まで代行バスに乗った区間は陸前大塚駅から陸前小野駅まで山側に新線が敷かれ、津波の被害を受けて廃墟になっていた野蒜駅は山の中に新設されていた。石巻着17:135分の連絡で震災から復活した石巻線、石巻~女川間を乗りに行く。今回のダイヤ改正でキハ40系気動車は引退し、キハ110系に置き換わっていた。陸羽西線、陸羽東線との共通運用のようだ。女川着17:44

3

津波でキハ40系の気動車もろとも流された女川駅は山を切り開いた場所に新設されていた。木の香りがするすばらしい駅舎だ。周りはまだ大規模な工事中で駅を中心とした街づくりの真っ最中であった。来たときと同じ気動車に乗って引き返し、小牛田で陸羽東線に乗り換えて古川着19:36。今夜はここで泊まる。夕食はホテル近くの居酒屋でとろうとしたのだがあいにく金曜日の夜で満席、3軒目にやっと入れた店は全国展開している「庄や」だった。全国どこでも同じメニューかと思いきや地元の食材を全面に出した品揃えで安くてうまかった。

6/27(土) 古川→仙台→盛岡→宮古→久慈→二戸→一ノ関

 この日は朝から雨。岩手県地方は大雨で被害もありそうなことを朝のニュースで言っていた。早速これから乗る山田線が不通になっていないかをネットで調べたが朝7時の時点では動いていたのでホッとする。

 朝の出発が早くなるため古川から各停のやまびこ41号に乗らずに、古川8:41発のはやぶさ8号に乗り仙台まで引き返して、はやぶさ3号に乗り換えて盛岡までいった。この判断が間違いで仙台まで乗ったはやぶさ8号は通路まで人があふれて通勤列車の様相であった。あ~ぁ30分ほど早く出てやまびこに乗ればよかった。仙台から乗ったはやぶさ3号は9:52に盛岡に到着。山田線の「さんりくトレイン宮古」に乗ろうと改札を出たところで「山田線は列車がクマに衝突して不通」の表示。さんりくトレインだけでなく快速リアスも運休だ。おそらくクマを理由にこれから雨量が増すことを想定にした運休だろうと思われる。

改札で指定券を見せると岩手県北バスへの振替乗車票を渡された。発車時刻は10:40なので時間がある。コーヒーを飲んでくつろいでバス停に向かうとこれが長蛇の列。さんりくトレインの客がすべて宮古行きのバスに殺到したわけである。55人乗りのバス1台で収容できる人数ではない。1台だけ増発してくれたのだがまだ乗れない人が30人はいただろう。私はかろうじて2台目のバスに乗車できた。もし古川から「やまびこ」に乗っていたなら情報も早く収集でき、もう1本前のバスに余裕で乗れ、宮古から三陸鉄道への乗り継ぎも、やきもきしなくて済んだと思われる。目的地に早く着ける列車があればその列車に乗るべし。これが今回の教訓だ。

JRの対応も良くない。不通にするのなら指定券を買っている人の人数は把握できているのだから、早めの対応をバス会社とやっておくべきだろう。なんならJRバスを出せばいいのに。気の毒なのは2台目のバスの運転手だ。バス停で待っている人に「次のバスにお乗りください」と平身低頭でアナウンスしていた。またまた山田線にフラれた。前は茂市~宮古間、今回は盛岡~宮古間、2回も代行バスに乗せられたのもなにかのご縁かな。山田線を潰せるのはいつになるのだろう。次は宮古から入って山田線を潰してやるゾ。

さてバスは国道106号を走る。区界駅あたりからはずっと山田線の線路と並走する。人家もなく、クマしかいないような山中を線路は走っている。途中、道の駅川内でトイレ休憩をとる。宮古駅で13:15発の三陸鉄道北リアス線、久慈行きに乗り継ぐ人が私のほかにも何人もおられた。幸いギリギリ発車時刻に間に合あった。宮古~久慈間も震災で不通になっていた区間であるので今回是非とも乗っておきたかった。風雨が強く見通しはあまり良くなかったが南リアス線に比べると車窓は北リアス線のほうがすばらしい。車窓のみどころで徐行運転をしてくれるサービスがうれしい。久慈着14:50

ここから私は二戸までJRバス「スワロー号」を利用するのだが駅の改札がなにか騒がしい。八戸線が強風のため不通だって。八戸線は代行バスも出ないということなので、私を含め山田線のトラウマをもつ人たちは雨の中、先を競って「スワロー号」の列に並びだした。なんとか全員乗れそうな人数だ。久慈発15:35発のスワロー号は雨の中、北上山地を越え16:45二戸到着。二戸発17:19のはやぶさ28号で盛岡まで出て、やまびこ54号に乗り換えて今宵の宿泊地、一ノ関に18:37到着。

一ノ関のホテルで川崎在住の旧い友人と落ちあい夕食後はジャズファンなら知らない人はないくらい有名なジャズスポット「BASIE」へ、アナログな昭和の音を聞きに行った。

レコードからカートリッジに拾われた音はアンプを通してJBLのスピーカーから大音量で再生される。CDにはない臨場感が味わえる。音楽好きの人なら一度は足を運んでもらいたい店である。http://www.liveatbasie.jp/

6/28(日) 一ノ関大宮高崎渋川高崎高麗川東飯能飯能秋津

      新秋津→府中本町→立川→八王子→橋本→茅ヶ崎→小田原→京都

 この日は帰る途中に首都圏で乗り残した区間を潰してから帰ることにする。けっこうハードな行程だ。友人をホテルに残し一ノ関発朝イチ6:48発のはやぶさ102号に乗る。盛岡始発の17両編成なのに座席はこの時間帯でもほぼ満席だ。早めに指定を取っといてよかった。乗客のほとんどが大人の休日倶楽部パスの利用者であろう。このキップはすさまじい数の利用者がいることがわかる。今年からJR東日本が1日あたりの発行枚数を制限したのも理解できる。まるで「大人の青春18きっぷ」の様相である。

大宮着8:30、ここではくたか555号の自由席に乗り込み高崎まで出る。上越線の未乗区間、新前橋~渋川間を潰す。高崎発9:26の水上行きは絶滅危惧種カボチャ色の115系だ。10時前に渋川に到着、お茶でも飲もうかと思ったが駅前のレストランはまだ開業前だったので駅で時間を潰し高崎まで引き返す。高崎で弁当とビールを買い込み次は八高線を攻略する。

高崎発12:10の高麗川行きキハ110系の気動車に揺られる。八高線は関東平野の西の端、のんびりとした田園地帯を走る。両毛線と同じように主要な町には東武鉄道が連絡している。武蔵野線、南武線が首都圏を囲む第一環状鉄道とすれば水戸線、両毛線、八高線、相模線がその外周を回る第二環状鉄道みたいな位置づけかな。ひとたび東京に災害が起これば案外活用できる路線かもしれない。

高麗川着12:4020分の連絡で八王子行きの電車に乗る。6分で東飯能着、次は西武鉄道に乗って飯能まで行きたいのだが30分以上電車がない。15分ほど歩いて西武池袋線飯能駅に到着。ここから秋津まで出て武蔵野線の西側の未乗区間、新秋津~府中本町間を潰す。以前「はちおうじやまどり」に乗ったとき中央線から短絡線を経由したため乗り残した区間だ。西武池袋線の急行は始発駅飯能から10両編成、30000系の新車両だ。所沢で準急に乗り換え秋津で下りる。秋津からJR新秋津までは340mの標示がある。西武⇔JRの乗り換え客が多く、連絡道路は乗り換え客目当ての繁華街になっている。道に迷うことはなかった。新秋津からJR武蔵野線に乗り換え府中本町着14:13。ここで南武線快速に乗り換え、立川着14:32。さらに中央線に乗り換えて八王子着14:47。さあ、あと一踏ん張り。横浜線に乗り換え橋本へ。この旅の最後は相模線を潰して小田原から帰ることにする。

205

 橋本発15:19の茅ヶ崎行きに乗る。相模線は単線、205系の電車が4両編成でのんびり走る。線路に夏草が目立つ。乗った電車の一両目には子鉄たちが何かイベントでもあるのか写真やビデオを撮ったりして大騒ぎだった。茅ヶ崎着16:15、東海道線に乗り換え小田原着16:40、東海道新幹線こだま671号に乗り、さらに浜松でひかり481号に乗り換えて京都着19:47

 この旅で北陸新幹線、仙石線、石巻線、北リアス線、上越線、八高線、相模線を潰した。首都圏を中心に乗り残した区間をかなり潰せた。JR全線制覇まであと少しだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月18日 (土)

珍車ギャラリー 栗原電鉄 ED35形 ED351

くりはら田園鉄道は,1995年に電車運転を取りやめるまで
栗原電鉄という名のローカル私鉄でした。

今回は栗原電鉄 のED351形をご紹介します。

Kurihara_ed351

ED351は元東武鉄道ED661です。
日光軌道線用に製造されたものです。

日光軌道線は1968年に廃線となっていますが、
かつては貨物輸送が主たる使命だった時代があったのです。

つまり併用軌道上を貨物列車が走っていたということですね。
軌道線用に作られた機関車というのもそうざらにあるものではありません。
どのような機関車だったのでしょう。
またどういういきさつで栗原電鉄へ移籍したのでしょう。

詳しくはこちらを
珍車ギャラリー
栗原電鉄 ED35形 ED351

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月14日 (火)

栗原電鉄 1984年

くりはら田園鉄道のルーツとなる栗原電軌は
栗原鉄道と名を変え、1950年に電化、
1955年に改軌を行い栗原電鉄となりました。
ここでは1995年に電車運転を取りやめるまでの
車輌を取り上げています。

Kurihara_m181

撮影は1984年8月のものがメインです。

なお電車について:Mは電動車、Cは制御車を、数字は車体長を表しています
また機関車の数字は重量にちなんだものとなっています。

M15形は 改軌の際にナニワ工機で新造された車両で栗原電鉄の主力車両です。

C15形は 阪急51形の車体と西武の台車とを組み合わせた14m級車両でしたが、1960年に鋼体化改造されてM15形と同等の車体となり形式もC15形となりました。

M17形とC17形は元西武クモハ375・376ですが、その元は旧型国電です。

M18形は 元西武モハ204。M161として入線しましたが、
1959年の鋼体化改造によりストレッチ M181に改められました。

M15形以外はあまり活躍の場がなかったようです。

ED20形は 電化と同時に導入されたものです。
改軌によって重量も増えED20形と改められました。

ED35形は 元東武ED610形ED611。
初代ED351の代替として1969年に導入、
以後貨物輸送の主力機となりました。

参考文献 rp477 1987.3

鉄道車両写真集
栗原電鉄 1984年

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月13日 (月)

名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ560形

名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ560形(561~566)
もと北陸鉄道金沢市内線モハ2200形。

Mt_mino_566

モハ2200形(01~06)は1956~58年に日車で製造されました。
名古屋鉄道へ譲渡されたのは金沢市内線廃止の1967年。
モハ2000形(名鉄モ550形)とともに
名鉄モ560形としてデビューしました。

岐阜市内線徹明町-長良北町間が廃止された1988年、
モ550形に先んじて廃車されました。

562のみ1989年に福井鉄道へ引き取られましたが、
あまり活躍の場はなく、
リチウムイオン電池実験車などにも使用されましたが
2006年廃車されました。

鉄道車両写真集
名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ550形 モ560形

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月11日 (土)

名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ550形

名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ550形(550~559)は
もと北陸鉄道金沢市内線モハ2000形。

Mt_mino_550

モハ2000形(01~10)は1950年に近車で製造されました。
名古屋鉄道へ譲渡されたのは金沢市内線廃止の1967年。
モハ2200形(名鉄モ560形)とともに
名鉄モ550形としてデビューしました。

1997年のモ780形導入時に形式消滅しました。

鉄道車両写真集
名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ550形

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2015年7月 7日 (火)

南海電鉄 6250系(8200系VVVF改造車)

8200系は高野線用オールステンレス車です。1982、84、85年に各1編成ずつ東急車輛で製造されました。
1975年に試作された旧8000系電機子チョッパ制御車の後継車両となる系列ですが、結局電機子チョッパは採用されず、総合的に低コストな界磁チョッパ 制御が採用されました。
6連固定の3編成が在籍しました。

6250系は、2013年に界磁チョッパ制御であった8200系の車体に6200系リニューアル車と同様のVVVFインバータ制御装置(IGBT)を換装 したものです。

Nk_6551_00

同時に6200系と同じ性能ということで50番台が加えられました。
新たな制御装置は1C4M方式に変更されていて、
同じ6連でも、4M2Tから3M3T に改められています。

この更新工事によりシステムは6000系や6200系などと共通化、電気連結器も設置したことから他系列との連結が可能になり 6000系や6300系2連と併結して8両編成も可能となりました。

鉄道車両写真集
南海電鉄 6250系(8200系VVVF改造車)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南海電鉄 6250系(8200系VVVF改造車)

8200系は高野線用オールステンレス車です。1982、84、85年に各1編成ずつ東急車輛で製造されました。
1975年に試作された旧8000系電機子チョッパ制御車の後継車両となる系列ですが、結局電機子チョッパは採用されず、総合的に低コストな界磁チョッパ 制御が採用されました。
6連固定の3編成が在籍しました。

6250系は、2013年に界磁チョッパ制御であった8200系の車体に6200系リニューアル車と同様のVVVFインバータ制御装置(IGBT)を換装 したものです。

Nk_6551_00

同時に6200系と同じ性能ということで50番台が加えられました。
新たな制御装置は1C4M方式に変更されていて、
同じ6連でも、4M2Tから3M3T に改められています。

この更新工事によりシステムは6000系や6200系などと共通化、電気連結器も設置したことから他系列との連結が可能になり 6000系や6300系2連と併結して8両編成も可能となりました。

鉄道車両写真集
南海電鉄 6250系(8200系VVVF改造車)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月 4日 (土)

東武鉄道 350系 特急しもつけ/スカイツリートレイン

300系、350系は、200系(特急りょうもう号用)投入により余剰となった1800系を改造した車両です。
Tob_352_0

日光線用に発電・抑速ブレーキを搭載しました。
1991年より6050系で運転されていた快速急行に投入しこれを急行に格上げ。
しもつけ・きりふり・南会津・ゆのさとなどに使用されました。

2006年のダイヤ改正からは特急に格上げされています。
300系と350系との違いは300系が6連であるのに対して350系は4連であるということです。 2015年現在、350系は唯一の定期列車しもつけ用として使われていますが、300系は臨時列車や団体列車などで使用されています。

なお352Fと353Fは2010年4月から8月まで「スカイツリートレイン」としても運行されていました。

鉄道車両写真集
東武鉄道 350系 特急しもつけ/スカイツリートレイン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月 3日 (金)

広島電鉄 市内線 1000形 LEX

1000形は、2013年に登場した市内線用の超低床車両です。

Hiroden_1002_01

2005年に導入した5100形「グリーンムーバーMAX(5車体)」を、
全長18.6m(3車体)に縮めたものといっていいでしょう。
ただしABCなどの表記はなくなりました。

1001、1002については開業100周年記念車両と位置付けられデザインも一新、愛称(1001「PICCOLO-ピッコロ」、1002「PICCOLA-ピッコラ」)も付けられました。
ちなみにピッコロ/ピッコラとはイタリア語で「小さい」という意味で、ピッコロは男性名詞につく形容から男の子を、ピッコラは女性名詞につく形容から女の子をイメージしたものだそうです。

鉄道車両写真集広島電鉄 市内線 1000形 LEX

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年7月 2日 (木)

珍車ギャラリー 東武鉄道 634形(6050系)スカイツリートレイン

634形は「スカイツリートレイン」の愛称を持つイベント用車両です。

Tobu_634_07

形式の「634」は東京スカイツリーの高さ634 mにちなんだものだそうですが、 建造物の高さをそのまま電車の形式にするというのは、 世界広しといえどもこの1例だけだと思われます。

珍車ギャラリー東武鉄道 634形 スカイツリートレイン

鉄道車両写真集
東武鉄道 634形(6050系)スカイツリートレイン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »