鹿児島市電(鹿児島市交通局) 500形 460形
鹿児島市電500形(501~515)は1955年3月にデビューしました(東洋工機製)。
東洋製のDBI-K4(直接制御)で、SS-50モータを吊り掛け式で駆動するというオーソドックスな構成です。
1969年にナニワ工機でワンマン化改造がなされました。
このとき中央窓の大きな3枚窓構成に変更し前照灯を方向幕上部に移設しています。
以前は2枚窓の
へそライトで都電7000形(改造前)のイメージに近い車輌でした。
また501~06についてはビューゲルをパンタグラフに交換しています。
冷房化は1981~84年にかけて
事故で廃車された505・511を除く全車に自局工場で施工されました。
この折、車体にかなり手が入れられ強化されたこ
とに加え、
シンプルな構造ゆえ保守が容易であったことから、
長く活躍することになりましたが、
2002年から淘汰が開始され2014年現在4両を残すのみ
です。
鹿児島市電460形(461.462)は1960年5月に鹿児島市交通局工場にて製造されました。
400形(413・414)の足回りに600形と同じ車体を載せ替えたものです。(新造扱い)ですから台車は種車のD-11を使用していましたが、後に空
気バネ台車のNK-51に交換されています。1968年にワンマン化改造が、1986年には冷房化改造も行われましたが、その3年後の1989年に廃車さ
れてしまいました。
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鹿児島市電(鹿児島市交通局) 500形 460形
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