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2015年3月17日 (火)

Dr.Kの北陸新幹線と上野東京ラインに乗ってきました。その1

Dr.Kの2015年3月の鉄旅 その1 北陸新幹線と上野東京ラインに乗ってきました。

― 同じ列車で北陸新幹線に金沢で乗り継ぐのに、乗継割引が適用される客とされない客の怪

3月13日(金)
朝一で大阪市内のとある営業先へ直行。約30分の商談ののち大阪駅へ向かう。
午後は石川県某所での研修、そこから翌日午前中までにかけて、石川県内での
仕事を2件こなすためだ。ここでのパートナーは、実はここでよく出てくる大学同期のT氏である。そのきっかけは、かつてここでも一度書いたが、T氏夫妻と私は共通の趣味があり、大学時代、同じところでそれを習っていたことがきっかけであり、それが仕事上でも時々生かされているのだ。

サンダーバード13号 大阪10:12 → 小松12:39
333M 普通 金沢行 小松12:43 → 美川12:55
  和倉温泉行のサンダーバードで移動。研修の受付時刻は13時で、研修自体は
13時30分スタート。所定6両だが、今日は3両増結されて9両編成。
窓口では最終の45号は予想どおり、グリーンも指定も富山まで満席の表示。
  これで移動すると、実はギリギリ。最寄り駅の美川に着くのは12:55で、
これにあわせて研修施設のお迎えのクルマがやってくる。指定された席は
3号車の窓側。隣の男性が武生で降りられたので、ここからは一人。
 粟津で普通333Mを追越す。この普通に乗り換え美川で下車。

356M 普通 敦賀行 美川17:07 → 加賀温泉17:32
  3時間の研修を終え、駅に送ってくれるクルマで美川に戻る。
ここから521系に揺られて加賀温泉へ。北陸新幹線を祝うなじみの宿の
イベントでの仕事を女将さんから依頼されたため、なじみの宿へ。
  宿からのお迎えのクルマに乗り込み、会場である宿へ。
T氏は新倉敷の職場から、のぞみ28号→サンダーバード25号で加賀温泉には
私より30分ほど早く到着されている。
 2時間の仕事を終え、女将さんから御礼の気持ちも兼ねて、ということで
極上の日本海の海の幸をふるまっていただき、温泉も堪能させていただいた。
 本来なら宿泊も、というところだったのだが、翌日同じような仕事を金沢で行うため、夜も更けたところではあるが、石川県内は新幹線で異常に過熱気味で何が起こるかわからないので、3月14日の仕事の依頼を受けた、私とT氏がともに会員になっている金沢のホテルに宿泊することにしたため、ここから移動。宿のスタッフの方に加賀温泉駅まで送っていただく。

3月14日(土)
しらさぎ65号 加賀温泉0:12 → 金沢0:39
 加賀温泉駅に到着すると、ダイヤ改正に向け、運賃表のはり替え作業などが
急ピッチで行われている。
 乗車日が3月13日の特急で金沢まで来て、14日の新幹線に乗るのに新旧約款のはざまになるから、前日からの乗継割引が適用されないのは、まぁ、しょうがないとして…。
  3月13日以前に出発し、北陸新幹線の開業日である3月14日、金沢駅をはさんで、JR管内を直通する乗車券を発券できず、日付をまたぐ途中下車の駅できっぷを分断しなければならないのを、後出しジャンケンで出してくる。
  特急券と同時に購入すれば経路は一目瞭然なので、金沢以西は開業前後で何も変わらないのだから、対応すべきだ。マルス端末で対応できないなら、補充券(手書きの紙のきっぷ)ででも対応すべきである。
  非常に金に汚いと思うのは私だけだろうか。JR西日本、東日本はきちんと告知しておくべきである。結局、直通きっぷが買えないので、3,000円強、損をしてしまうことになる。
 これ以外にも、北陸から対関西圏、中京圏は、ビジネスマンにとっては死活問題になりかねない非常に大きなデメリットが生じるにもかかわらず、ほぼ告知がされていないことがある。
 改正前の「サンダーバード2号(4:56発)」「しらさぎ2号(5:08発)」に富山から乗れば、9時前に大阪、名古屋にそれぞれ到達することができたのだが、3セクの初発は5:35、新幹線の初発は6:12で、それぞれ金沢で現状の列車に接続できない。大阪行はサンダーバード6号で、14分しか早くならない結果、約1時間半も大阪到着が遅くなってしまう。名古屋へは30分強遅くなるだけで済むが、米原でさらに新幹線に乗換えなければならなくなる。
 私が午後以降の仕事で北陸エリア、特に富山県にやってくる場合、20時前の最終サンダーに乗れることは少ない。それゆえ後泊して富山、高岡からサンダーバード2号で大阪に戻ることがほとんどなので、本気で死活問題なのだ。

 …と、ぼやきはこのくらいにして、日付が14日にかわるのを改札の手前で待っていたら、当直駅長氏から声がかかる。
「これからどちらへ?」「最終のしらさぎで金沢まで」
「きっぷを拝見します」加賀温泉からの3月14日付のきっぷを提示。
まだ日付は3月13日だが、3月14日付の入場印を押してくれ、寒いからホームの待合室で待っていていいとのこと。2人の先客がいらした。
 ホームに移動すると、続々と方転のための681系、683系の回送列車が
やってくる。
 こんな時間なので、自由席で十分。
さて、ここで今一度。

「乗車日が3月13日の特急で金沢まで来て、14日の新幹線に乗るのに新旧約款のはざまになるから、前日からの乗継割引が適用されない」

  ところが…ですよ。
 
「同じ列車に乗って、同じように金沢で降りて、日が昇ってから改めて金沢で開業当日の北陸新幹線に乗り継ぐのに、その列車に乗った駅によって対応が違うという事象が起こっていた」のを、皆さんはご存じだろうか。

  あまりにも不可解なので、このきっぷの取り扱いについては、JR西日本、JR東日本にそれぞれ確認をした。JR東日本の回答はとにかく自分たちが損をしないようにと、回答が二転三転し、3日後に回答が返ってきたJR西日本と大違い。
 わたしはそのことで、乗継割引の恩恵を受けられた人なのだが、その裏側で、
乗る駅が違うために、同じ列車に乗ったのに、乗継割引が適用されなかった人もいるのである。その列車がこの「しらさぎ65号」だ。
 この列車は米原が始発駅。ここを23時前(22:48)に出発する最終便。
終着の金沢着が翌日0時39分だ。日付をまたいで運転する列車なのである。
  それゆえ、米原時点では3月13日だが、芦原温泉以東の0時を過ぎている駅から乗車するときは、3月14日付のきっぷで乗ることになる。
 私が乗車する駅は0:12発の加賀温泉。3月14日付。なので、乗継割引が利く。
金沢で下車するとき、私のきっぷを見た人が、米原で乗った私は乗継割引にならないと説明を受けたのに、なんであの人の特急券は割引になっているんだと係員に詰め寄るのもうなずける。乗車駅が福井と芦原温泉では、割引が適用されるかされないか、天地の差なのだ。同じ列車で0:39に金沢に着くのに、乗継割引がされたりされなかったり。みなさん、このJRの対応、どうお感じになられるか? これをお読みの諸兄に伺いたいところだ。

  金沢に着いたとき、加賀温泉で泊まらず、この移動が正解だったことを思い知らされる。富山からの最終478Mが475系の最終列車になり、満員の鉄を積んで0時28分に一足先に金沢に到着し、おびただしい人の中、475系の引退セレモニーが3番線で行われていたのだ。
  時刻は午前1時前だというのに、すでに新幹線の改札口で入場を待つ人が列を作っているではないか。明らかに過熱してる。その行列を横目に、駅前の明日の仕事の現場かつ本日の宿にチェックイン。
  朝から仕事で30分。それが終了するや否や、素早く撤収作業をし、移動。

かがやき522号 金沢11:12 → 大宮13:18
上野新宿ライン普通 平塚行 大宮13:33 → 東京14:06
 慌ただしく発車5分前にホームに到着。凄まじい人。馬鹿鉄、報道陣。
とにかく撮影している人が多い。グランクラスはチャレンジしたが取れなかったため、普通車の2人掛け。私がE席、T氏がD席。
 立山連峰は雪雲がかかっていた。3人掛けからは日本海も見える。
金沢では乗車率は7割程度だったが、富山で満席になる。
 T氏の明日の予定は、名古屋市内から大阪ミナミらしいので、長野で昼食をとって、13時発のしなの14号で千種に向かわれるとのことで、長野でお別れ。
 もう次は大宮。あと1時間弱だ。T氏が去った後釜には、若い女性が座られた。大宮ではその女性に声をかけて降りる。
 グリーン券を手に上野東京ラインに乗車。乗入先の行先がパターン化されておらず、しかも乗入先で種別が変わる列車もあるし、宇都宮線から来る列車は3・4番線から出るし、高崎線から来る列車は6番線から出るだけでも厄介なのに、東海道線大船以遠の行先の経路が2系統あって、なおかつ電車の帯が同じ湘南色。カオスすぎる。

ときわ65号 東京14:23 → 水戸15:45
ひたち20号 水戸16:25 → 品川17:52
せっかくなので、新装開店の常磐特急で上野東京ライン→常磐線を堪能。
スワローあかぎに続いて、常磐特急も自由席を廃止した。
E657系にも発売状況お知らせ灯がついていた。

品川~東京間の元東海道線ホームと上野の発着ホームもなかなかカオス。
常磐線電車は色の塗り分けが違うので、列車の識別はしやすいのだが、
宇都宮線・高崎線は行先と上野から先の種別を見ていないとえらいことに…。
ただ、常磐線の中電は帯が青だからいいのだが、取手までの近距離快速は帯が濃淡緑なので一瞬悩む(グリーン車がないのが見分けるポイントかも)。
上野の常磐線は今までの櫛形ホームもさることながら、6・8番線からの発着
列車が増えたので、今まで以上に発車案内板を見ないとわかりにくくなっている。上野東京ラインを通る以外は目新しいこともないので、常磐線に入ると爆睡。今日はこれでおしまい。

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コメント

つまり乗り継ぎ割引を適用させるために加賀温泉から3/14から有効の乗車券を作ってもらったのですね。よくこんな裏技思いつきますね。感心しました。最終のしらさぎに米原から乗った人はどうして乗り継ぎ割引にならなかったのか理由がもうひとつハッキリと分かりませんね。米原~加賀温泉と加賀温泉以遠に分割すればOKだったのでしょうか。

投稿: saikyoji | 2015年3月17日 (火) 21時59分

サイキョージ氏>
乗継割引と乗車券は関係ないですね。

福井までの駅は乗車日が3月13日なので、
旧約款が適用され乗継割引にならない。

その一方で、芦原温泉から先は0時を回るので、
乗車日が3月14日になるから、
新約款が適用され割引適用になる。

自由席特急券の有効日数はその日限りなので
それぞれの乗車日の特急券を買うことになる。

これが完全にJR側の盲点になっていて、新旧約款を
遵守しつつ、その盲点をつく形になった
だけなんですけどね。

投稿: Dr.K | 2015年3月20日 (金) 23時43分

捕捉しますと、
乗車券は強制的に分割されてしまいます。

その日限りの対応ではありますが、
新幹線開業という大きな出来事の副産物として
生じる話なので、先述の割引適用の条件をJRの係員が
きちんと説明できなければならないでしょう。

説明できないのはただのJR側の怠慢でしかありません。

投稿: Dr.K | 2015年3月20日 (金) 23時47分

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