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2014年11月の記事

2014年11月28日 (金)

Dr.K の 2014年11月の鉄旅 四国編 その1 

201411月の鉄旅 四国編 その1 
8600系&伊予灘ものがたりに乗ってきました。

うずしお30号(徳島20:33 ⇒ 栗林21:33

今日は職場の見学会の仕事が入ったため、終了後、職場からタクシーでなんばに直行。

なんばから徳島行高速バスで四国入り。阪神高速神戸線で大渋滞につかまり徳島着が大幅に遅れたため、

当初の予定(うずしお28号)より1本遅いうずしおになる。今回の旅の友たちとの待ち合わせに1時間ほど遅れる連絡を入れた。

 今日はフツーの顔のN2000。ここのところ、ここ数年、うずしおに乗ると24242458との遭遇率が

高いので、なんか、フツーの顔に乗るほうが新鮮。

 高徳線は栗林から高松まで、高松の市街をぐるりとまわりこむため、待ち合わせ場所の寿司屋Kへは、

栗林からタクシーに乗るほうが早く着くので、栗林で下車。

 今回の旅の友は、もうおなじみの大学時代の友人T氏ご夫妻と仙台のM氏。

旅の無事を願って、寿司とおでんで乾杯。4人でタクシーに乗り込み高松駅前のT氏と小生の定宿へ。

いしづち103号(高松6:01 ⇒ 松山8:30

 この列車は新型の86002両編成。これに乗りに来た。

乗車率は30%弱というところ。となりに並ぶしまんとにはグリーンがあるが、こちらは2両とも自由席。

顔には四国の個性があるのだが、ボディはなんとなく新鮮味がない。
車内に入ると、が座席の肘掛けに
コンセントがついている(これはめっちゃうれしい)。明るい車内と洗練された内装。

でもまてよ、どっかで見たような内装やなぁ…、
あ゛…、南海のサザンプレミアムと、どこぞのゼニアール

東日本のE257系とE653系や…。
これらに酷似しており、座席が薄く、シートピッチが狭いので、
兄貴分の8000系より狭く感じるのが惜しい。
サザンプレミアムは料金が安いから乗り得感はあるが、
JRだと料金が
高い。
自動放送も、ゼニアール東日本でおなじみのC.チアリ氏の声。
せっかく四国まできて、この雰囲気はなんだかなぁ…。

高松を出た時は真っ暗だったが、多度津を過ぎて日が昇り始めると、瀬戸内の海に霧と靄。視界が悪い。

坂出からは朝一マリンからの乗換客を拾い、乗車率50%弱まで上がる。しかし、それもつかの間、観音寺あたりで元の乗車率に戻ってしまう。

昨年も、宇和島から松山までがこんなかんじだったなぁ。伊予灘ものがたりに乗るまでには晴れて欲しいもんだ。

途中の伊予寒川で交換のため3分ほど停まる。

交換相手は2000系のいしづち4号。


 新居浜からは松山に向かう客が徐々に増え、乗車率が上がる。

伊予北条で交換のため3分停車。定刻に松山着。

松山に戻ってから道後温泉へ行くため1Dayチケットを調達。

                             

伊予灘ものがたり 
大洲編(松山 9:10 ⇒ 伊予大洲10:33

双海編(伊予大洲10:52 ⇒ 松山13:12

満席かと思いきや、そこそこの乗車率。   

Pb230003

観光列車ということもあり、女性アテンダントの案内で雰囲気もいい。かつてJR九州のA列車にのったときのことを思い出しました。サックスの色気のあるBGMも雰囲気がいい。

向井原から伊予灘線という愛称がついた海線に入り、高野川からは、青春18きっぷのポスター写真で一躍有名になった下灘駅をはじめ、伊予灘の景色が非常にきれいなところなので、徐行運転するサービス。

下灘は停車駅のためドアが開き、1分ほど停車するので、撮影が可能。

串では波打ち際、喜多灘では市境の看板を見せるなど、粋な計らいを運転士がしてくれる。

    

伊予長浜では対向列車と交換。

その後、おみやの抽選会。座席番号で抽選し4人が当たる。

残念ながら、我々はハズレ。

バースデーきっぷで乗車していたのが私だけだったので、アテンダントさん総出で祝福していただく。

粋なサプライズだが、なかなか恥ずかしい。    

    

大洲で19分の折返しで双海編として折返す。

伊予灘ものがたりのお弁当、4500円也。

観光列車価格だが、悪くない。

さあいただこうか、というタイミングで伊予長浜到着。

伊予長浜では5分停車。

本屋のある1番線に停まるのだが、海に向いている座席の目の前にベンチがくるので、ベンチに座っている高校生から食事をしているところが見えてしまうので、ちょっと気まずい。

さらに、車両中央のロゴがその窓の下にあるため、撮影される方もいらっしゃるので、これもちょっと気まずいので、伊予長浜での停止位置を少しずらせないだろうか?

双海編の下灘では7分停車し、撮影タイム。伊予上灘でも交換のため12分停車。この間に地元の農家の方が駅でミカンを売っているのが、なんとも地域密着の列車でいいじゃないですか。

対向ホームにわたり、構内踏切から撮影する姿も。

その後ものんびりと列車は進み、伊予市、北伊予、市坪で長時間停車し交換。13:12定刻に列車は松山に戻ってきた。われわれはその後タクシーでイベント会場に移動し、このメンバーで参加してきた。

イベント終了後、道後温泉でイベントの打ち上げ。その後、温泉で疲れをいやして、高松の宿に戻るため、松山駅に向かう。


いしづち104号(松山20:27 ⇒ 高松22:58

 すっかり真っ暗になった。朝、松山にやってきた8600系第2編成に乗って、また高松に戻る。

宇和海28号が先に3番線に入線しており、客を降ろすとアンパンマン編成が慌ただしく三津浜方に引き上げる。それを追うように、市坪方から8600系第2編成が入線してくる。

構内運転の最徐行だからとはいえ、路面電車じゃねぇんだから、という距離。見ていて若干怖かった。

 指定席は、我々を含めて半分弱が埋まる。自由席はけっこうな乗車率だが、じりじり減っていき、新居浜をすぎると自由席の乗車率は30%を切るくらいになったのに対し、指定を取っていた客はほとんどが香川県内、特に坂出以遠まで乗っていた。

 川之江までは順調だったが、ここで交換相手の「しおかぜ・いしづち27号」が遅れたため、3分ほど遅れる。この遅れをそのまま坂出まで引きずったため、マリンライナー70号を坂出で待たせることになった。

 2分弱遅れて高松に到着。

 

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2014年11月27日 (木)

Dr.K の 2014年10月の鉄旅 九州編

みずほ611号(新大阪19:59 ⇒ 博多22:25

 大阪府下での仕事を終え、最終みずほで博多入り。

指定されたのは6号車。

停車駅は最速の新神戸、岡山、広島、小倉のみ。

酒の力を借りて寝る。

かもめ25号(博多12:55 ⇒ 諫早14:31

かもめ38号(諫早17:38 ⇒ 博多19:14

午前中、福岡市内での仕事を終えた私は、博多駅で2枚きっぷを購入し、指定をおさえてかもめ25号に乗車。車両は885系だ。

 大学時代の友人O氏からの紹介で12月に諫早での仕事の依頼を受けたため、顔合わせ、視察、打ち合わせを兼ね、諫早へ。

 車内は満席。私の隣には年配の女性が座る。佐世保線が分岐する肥前山口までは複線だからまだいいのだが、ここから先は単線になるので、揺れが大きくなる。諫早までホントよく揺れた。

 ここから島原鉄道に乗換え、本諫早で下車。

 仕事の依頼主のY氏に諫早まで送っていただき、かもめ38号に乗る。こちらも885系。

さくら570号(博多 19:39 ⇒ 姫路21:50

新快速(姫路 21:57 ⇒ 高槻 23:16

 復路は5号車。あえて姫路で降りて、新快速に乗換える。

姫路時点では12両編成は空いているが、大阪に着くころには立客もちらほら。

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2014年11月26日 (水)

JR北海道 キハ40形 1700番台

キハ40形1700番台は、
キハ40形700番台に延命改造を施したグループ。
Jrh_09_dc40_1800_2
エンジンをN-DMF13HZI (243kW (330 PS)/2,000 rpm)に換装し、
客室もリニューアルされています。
また屋根上の水タンクは撤去され、車内に設置しています。

改造車の番号は原番号+1000。

2003年度から改造工事が始まっており、
これは700番台全車に施行される予定です。

鉄道車両写真集 
JR北海道
キハ40形 1700番台 

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2014年11月25日 (火)

JR北海道 キハ40形 400番台

キハ40形400番台(キハ40 769・770 → 401・402)

Jrh_dc40_402

1996年に同じく札沼線用に投入されたグループです。
エンジンをさらに強力なN-DMF13HZD (450PS/2,000rpm) に換装。
変速機も直結2段式のN-DW14Cに換装しました。
冷房装置は搭載していません。

珍車ギャラリーでも取り上げています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
→JR北海道 キハ40形400番台

鉄道車両写真集
JR北海道 キハ40形 400番台

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2014年11月24日 (月)

JR北海道 キハ40形 350番台(優駿浪漫)

キハ40形 350番台(優駿浪漫)
Jrh_dc40_357

1998~99年にかけ日高本線用のキハ130を置き換えるため、
700番台(10両)を改造したものです。

エンジンを300番台と同じN- DMF13HZB (330 PS/2,000 rpm)
に換装しました。
しかし300番台とは違って車内の改装は行っておらず、
冷房装置も搭載されていません。
空転対策の砂撒き装置を装備しました。

キハ40 710・713・717 - 719・728・731・743・753・794   
        → 351 - 360

鉄道車両写真集
JR北海道 キハ40形 350番台

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2014年11月23日 (日)

JR北海道キハ40形 330番台

キハ40形330番台 (キハ400-143 - 148 → キハ40 331 - 336 )

Jrh_dc40_334

2000年の宗谷本線急行の特急格上げに伴い余剰となった
キハ400形を学園都市線に転用するために再改造したグループ。

座席はすべてロングシートとなり、
客室・デッキ間の仕切り壁や引戸は撤去されました。
かわりにボタン開閉式の半自動ドアを装備しています。

鉄道車両写真集
JR北海道キハ40形 330番台

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2014年11月22日 (土)

JR北海道 キハ40形 300番台

キハ40形300番台(キハ40 702・748・773・782 → 301 - 304)

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1996年に札沼線(学園都市線)の列車増発のため、
エンジンをN-DMF13HZB (330PS/2,000rpm) に換装し
パワーアップしたグループです。

サービス向上のため冷房装置 (機関直結式N-AU26) を取り付け、
汚物処理装置も搭載しました。
ラッシュ時対策としてシートが2+1人掛けとされ、
客室とデッキ間の仕切りは撤去されています。

鉄道車両写真集
JR北海道 キハ40形 300番台

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2014年11月21日 (金)

JR北海道 キハ40形700番台

JR北海道 キハ40 700番台

Jrh_dc40_708

1990~94年にかけて
キハ40形100番台にワンマン対応工事を行ったものです。

キハ400形に改造された9両を除く141両全車が改造されました。
後、エンジンを換装し300・350・400番台に改造されたものもあります。

現在700番台は、延命改造を施し1700番台に改められつつあります。

鉄道車両写真集
JR北海道 キハ40形700番台

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2014年11月20日 (木)

JR北海道 キハ48形 300番台 1330番台

キハ48形300番台(301 - 304) 
北海道用のトイレ付き片運転台車。
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トイレなしの1300番台(1301-1303)は
すべてキハ480に改造されましたが、
300番台は304だけがキハ480-304に改造されました。

なおキハ480-1300番台は
すべてキハ48-1330番台に復帰したものの、
キハ480-304はそのまま2007年に廃車されました。

キハ48形1330番台
(キハ480-1301 - 1303 → キハ48 1331 - 1333)

Jrh_dc48_1333


2000年の宗谷本線急行の特急格上げに伴い、
余剰となったキハ480形を学園都市線に転用するために再改造したグループ。

座席はすべてロングシートとなり、客室・デッキ間の仕切り壁や引戸は撤去されました。
かわりにボタン開閉式の半自動ドアを装備しています。

鉄道車両写真集 
JR北海道 キハ48形 300番台 1330番台

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2014年11月19日 (水)

JR北海道 キハ40形 100番台

JR北海道 キハ48形100番台(101 - 250) 
北海道用のトイレ付き両運転台車。
Jrh_dc40_110

100番台のうち(141-149)は1988年にキハ400に改造され、
他は1990年からのワンマン改造により
そのすべてが700番台になりました。

なおキハ400は141-149の番号を引き継ぎましたが、
700番台は施工順に番号を割り当てられたので、
1995年の施工完了時701-841となり欠番はありません。

2003年からは延命改造が施され+1000番台となります。
なお96年に300/400番台が、
98年には350番台が700番台から改造されていますので、
1700番台には欠番が生じています。

鉄道車両写真集キハ40形 100番台

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2014年11月18日 (火)

JR北海道 キハ141系

JR北海道 キハ141系は51系客車を改造した気動車です。

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客車を改造した気動車はJR西日本にも存在しましたが、現存しません。
キハ141系はバリエーション(4形式44両)もあり、また
札沼線に集中配置され札幌にしょっちゅう顔を出すことからも
存在感がありました。

2012年春、札沼線は電化され、大半は姿を消しましたが、
一部は室蘭線に転属し、またJR東日本に引き取られ
SL銀河号の客車として活躍するものも現れました。

鉄道車両写真集

JR北海道 キハ141系

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2014年11月 9日 (日)

サイキョージ氏の 秋の鉄旅2014九州完結編 その2

 10/31(金)  三角→宇土→八代→人吉→吉松→都城→鹿児島中央→博多→
博多南→博多→新大阪
 
三角港は天草諸島へ渡るフェリーのターミナルである。天草五橋が開通したあとは物流拠点の地位を失い、港は寂れていったようだ。
駅前の国道を渡るとすぐにフェリー発着場がある。駅舎は昔の栄華が偲ばれるような威厳があって美しい。

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三角発7:25熊本行きの気動車に乗る。
車両は昨日と同じキハ31系だ。赤瀬駅を過ぎる頃から島原湾に沿って風光明媚なところを走る。観光列車「A列車で行こう」を走らせる路線にしたのもうなずける。
宇土着8:00、10分待ちで八代行きに乗り換える。電車は415系4両編成のステンレス車、ここで415系に出会えるとは思わなかった。
高校生の利用が多い。八代着8:36。

八代駅は駅裏に日本製紙の工場の大煙突がそびえ立つ。この工場があるために新幹線との接続駅にならなかったそうだ。
駅ナカのコンビニで朝食とコーヒーを調達し9:03発肥薩線の特急「くまがわ1号」に乗り込む。「くまがわ」は九州横断特急と同じキハ185系の赤い車両だ。
指定席車に入ると妙齢のおばさまたちの歓声が響き渡る。「しまった、自由席にしときゃよかったワ」。
球磨川沿いの風景を眺めながら10:00に人吉に到着。

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人吉からは10:08発観光列車「いさぶろう」に乗り大畑、矢岳、真幸に至る肥薩線のハイライト区間を通過する。
あの「ななつぼし」もこの区間を通るのだ。このコースは9年前にT氏とたどったコースとダブる。あのときは神戸から大分まで船旅をして九州入りした。
運賃は2等寝台で約1万円かかったと思えば今のLCCは安いワ。前回は霧で絶景の車窓が見られなかったのだが今回は薄曇りの天気ながらはっきりと霧島連山が見られた。吉松着11:21。

吉松駅で弁当を買おうとすると「今日は思いのほかたくさんのお客様があって」売り切れだって。あわてて「いさぶろう」の車内に戻りアテンダントから売れ残りの弁当を買った。
3つだけ残っていたなかで栗おこわ弁当を買った。やれやれ食いっぱぐれなくてよかったぜ。次は吉松発11:53吉都線普通都城行きに乗る。キハ40の単行気動車だ。
乗客は私1人で吉松を出発した。吉都線は吉松からゆるやかに下って都城まで行く。えびの、小林でポツポツと乗客を拾っていく。高崎新田あたりから乗客も増え出す。
刈り取りの終わった田んぼの中をのんびりと走って13:20都城到着、吉都線完乗。

都城からは13:34発817系普通電車、鹿児島中央行きに乗る。肥薩線や吉都線のあとに乗るととても早く感じる。途中、加治木で10分ほど止まって時間調整。
竜ヶ水あたりからの車窓は桜島が正面にみえて壮観であった。ほどなく鹿児島駅に着き、城山トンネルをくぐると15:14鹿児島中央に到着。
おみやげとアルコールとつまみを買って15:31発さくら410号に乗り込む。800系6両編成、室内は木のぬくもりのある車両だ。博多着16:56、早い。
昔、西鹿児島から夜行急行「かいもん」で8時間ほどかかった距離なのに。

旅の終わりは博多南線を潰して帰ることにする。博多発17:16の博多南行き700系レールスター8両編成に乗る。
この列車は2823Aと表示されていたので山陽新幹線からの回送列車ではなく博多南線専用の列車であろう。車内は満席で立ち客もいる。
車内放送に耳を傾けると「この列車は広島・新鳥栖方面には行きません」のアナウンスはあるがJR西日本管内で聞かれる
「本日もJR西日本をご利用くださいましてありがとうございます」のアナウンスがない。
JR西日本には「回送列車に乗せてやってる」という意識があるのかもしれない。
またこれ以上利用客が増えても博多南駅の構造から考えて増発は無理だろうから「これ以上乗らんといてよ」と思うのがJR西日本の本心かもしれない。
10分で博多南駅に到着。

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有人改札できっぷを見せて博多からの運賃300円を支払って改札を出た。バスより安く新幹線に乗れたと思うと楽しくなる。

 博多南駅前は整備され駅ビルとバスターミナルができている。駅から雨に濡れずにバス停まで行ける。
那賀川町は1990年に博多南駅を旅客化した結果、交通アクセスが良くなり人口が増えて町から市へと移行準備をしているそうだ。
その昔、新幹線鳥飼基地を抱える大阪府摂津市も回送電車の旅客化をJR東海(旧国鉄かもしれない)に申し入れたそうだがJRから応分の負担を求められ摂津市側から断ったそうである。
あくまでうわさであるが負担金は2億円程度であったといわれる。逃した魚は大きかった。
 
さて博多南駅前の居酒屋「和民」で早めの夕食をすませ、博多南18:23発の博多行きレールスターに乗り、博多発19:01ひかり590号に乗りかえる。
N700系さくらの車両だ。帰りのきっぷは「スーパー早得きっぷ」、博多~新大阪で10,290円。
座席でコーヒーを飲みながらまったりとくつろいだ。新大阪着21:39、これで九州内のJRは完乗した。

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2014年11月 8日 (土)

サイキョージ氏の 秋の鉄旅2014九州完結編 その1


 10/30、31と休みが取れたので九州で未乗区間の香椎線、三角線、吉都線、博多南線を乗り潰す旅に出かけた。
今回もPeachで空路福岡に入ってから乗り潰し作戦を開始した。

10/30(木)  関西空港→福岡空港→博多→博多ふ頭→西戸崎→宇美→南福岡→
博多→新八代→宇土→三角

 関空まで青春18きっぷが使えるときであれば大阪駅からJRを利用するのだが今回は地下鉄御堂筋線と南海電車を利用した。
乗り換えの煩わしさはあるがこのルートの方が早くて安い。難波発8:30のラピートにうまく乗れたので今回は510円を払って少し贅沢をした。関空着9:09、快適至極。
 関空発10:25の福岡行きPeachMN153便に搭乗、運賃は\6,690でかなり安い。11:40に福岡空港に到着、地下鉄を利用して博多駅に12:00ごろ到着。

ここから西鉄バス99系統、博多ふ頭行きに乗る。ネットであらかじめバス停の位置を確認しておいたので博多駅前のバス停はすぐに見つかり15分、230円で博多ふ頭に到着。
博多ふ頭は国内航路の発着ターミナルである。第1ターミナルが福岡市営渡船用で第2ターミナルが壱岐、対馬、五島などの遠距離専用である。
第1ターミナル内のコンビニで弁当とビールを買い13:00発、西戸崎経由志賀島行きの市営渡船「きんいん号」に乗り込む。

Photo

船室は新しく、テーブルを囲む円形のソファーがしつらえてある。ここを独占使用し弁当を広げて食べる。15分で西戸崎到着、440円の優雅な船旅であった。

西戸崎の渡船発着場からJR香椎線の終着駅、西戸崎に停車中のキハ47が見える。徒歩3分で駅に到着。

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宇美まできっぷを買い13:24発宇美行きの気動車に乗る。
香椎線は途中駅の香椎で鹿児島本線、長者原で篠栗線と連絡するが起終点の駅で他線との連絡のない、言い換えれば終着駅が2つもある奇妙な路線である。
香椎で10分ほど停車する。ここで乗客が入れ替わり宇美に向けて再出発する。宇美着14:31、香椎線完乗。宇美駅から少し歩くと中宇美のバスターミナルがある。
ここから14:43発西鉄バス11系統JR南福岡駅行きに乗車。西鉄雑餉隈駅を経由して30分、300円で南福岡駅に到着。

南福岡駅で今回の旅のメインとなるきっぷを購入。利用したのは「霧島のんびりきっぷ」。
フリー区間が新八代を含む肥薩線と日豊線霧島神宮~鹿児島中央間で発駅から新八代までの往復と1回だけ鹿児島中央~新八代間の新幹線指定席が利用できる。
フリー区間は特急の指定席が乗り放題である。このきっぷのフリー区間に三角線と吉都線は含まれないが新八代~三角間、吉松~霧島神宮間のきっぷを買い足せば今回の乗り潰しに有効活用できる。
発駅福岡市内、有効期間3日で15,430円であった。南福岡からこのきっぷで入場し普通福間行きに乗り博多着15:30。在来線から新幹線に乗り換える。

 博多発16:21さくら415号に乗り新八代へ向かう。車両はN700系6両編成、シートピッチは広く快適だ。50分で新八代到着、さすがに早い。
この駅はJR九州が新幹線の新八代~鹿児島中央間を先行開業させたとき「リレーつばめ」に対面乗換した駅である。
在来線への渡り線は今でも残されておりフリーゲージトレインの実験線として使われるようだ。
 在来線に乗り換え、815系17:23発銀水行きの普通電車に乗る。宇土着17:45、ここで三角線に乗り換える。連絡が悪く29分待ちで宇土発18:14のキハ31系気動車に乗る。
この列車は熊本始発の2両編成、終着の三角まで通勤・通学客で満員であった。18:53三角着、三角線完乗。

 今宵の宿は「ビジネスホテルみすみ」である。ホテルに着いてチェックインしようとしたがフロントに誰もいない。
カウンターに私の名前を書いた付箋を貼り付けたキーが置いてあった。勝手に持って行けということらしい。

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勝手に部屋に入り荷物を置き部屋を確認したがテレビ・バス・トイレ付きでタオルや歯ブラシのアメニティーも用意されており宿泊するには十分だった。
夕食は近くの「与作」という居酒屋でとった。海が近いのに焼き鳥が売りの店らしくメニューには魚がなかった。明太子を挟んだささみの焼き物が美味だった。
ホテルに帰り日本シリーズの最終戦を見ているとフロントから電話があり宿代の支払いを求められた。1泊素泊まり税込み\2,500也。
おかみさんに「これでいいの?」と思わず言ってしまった。おかみさんは笑って「よくないけど」とおっしゃった。
明日の朝はキーを返して勝手に出てってくれといわれた。笑ってしまう三角での一泊であった。

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