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2014年10月の記事

2014年10月31日 (金)

JR東日本 SL銀河号 C58形+キハ141系700番台

SL銀河号は盛岡市の交通公園に保存されていた蒸気機関車、
C58形(239号機)を復元し、釜石線で走行させた観光列車です。

Sl_ginga_dc141

2014年4月に運行を開始しました。

釜石線の起点である花巻出身の作家 宮沢賢治、
その代表作にちなんで「銀河鉄道の夜」をイメージしており、
客車には星座が描かれ
「夜が明け、朝へと変わりゆく空」を表現したものとなっています。

でも鉄道車両マニアとして、おもしろいのは、
この客車が動力付きであるということです。

鉄道車両写真集
JR東日本 SL銀河号 C58形+キハ141系700番台

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2014年10月27日 (月)

J鉄局のHP 壁紙を更新 

今回の壁紙は、今年3月、千葉モノレールと埼京線のE233系を撮影すべく上京した時に撮影したものです。

Wallpaper

もう少し具体的にいうと、夜行バスで東京入りし、西船橋へ向かうべく緩行線ホームに乗り換えたときの1カットです。

下り列車が朝日に輝いていたので、上り列車も狙ってみようとカメラを構えました。

大きな画像は、J鉄局のHPのトップページから、この画像をクリックしてみてください。

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2014年10月26日 (日)

阪急電鉄 新1300系

阪急1300系は、新1000系シリーズの京都線版です。

Hanq_1301_09

2014年3月に運行を開始しました。
「静かさ」と「省エネ性能」を追求し、
新技術を積極的に採用するというコンセプトやデザインは
1000系と共通ですが、

1000系が東芝製の全閉自冷式永 久磁石同期電動機(PMSM)
を採用したのに対し、
1300系は東洋製の全閉内扇式かご形誘導電動機
を採用したという点が違います。

鉄道車両写真集阪急電鉄 新1300系

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2014年10月23日 (木)

阪堺電気軌道 モ205形をUP

モ205形は、(旧)阪堺電気軌道開業時の車両である木造車1形・50形などの足回りを流用して鋼体化した11m級の中型2扉車です。

Hankai_246

1937年にモ2001 形として登場しましたが、改番。
1947年までに205から250までの合計46両が製造されました。
平野線の廃止(1980年11月)により、その大半が廃車されましたが、
モ246 - モ248の3両はワンマン改造され生き残りました。
この際、他のワンマンカー同様のドア配置に改められ、大きくイメージが変わりました。

鉄道車両写真集

阪堺電気軌道 モ205形

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2014年10月21日 (火)

阪堺電気軌道 デト11形をUP

デト11形は、1952年に帝國車輛工業で製造された無蓋電動貨車。
資材輸送用および救援用として製造されました。
また花電車としても使われましたが、2000年に廃車となっています。
ただし、廃車後も我孫子道車庫で保存されています。

Hnk11

鉄道車両写真集
阪堺電気軌道 デト11形

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2014年10月20日 (月)

阪堺電気軌道 モ301形 をUP

モ301形は、モ151形やモ161形を多段式間接制御に改造した車両です。
(戦災復旧車の301と302を除く)
モ161形と同じく連結運転するために間接制御にしたのですが、
制御方式が異なるため、モ161形との連結運転はできません。
1976年のワンマン化に伴い、2扉車となりました。

Hankai_304a

(モ306のみ完全に扉を埋め込んでいる)
2000年に全廃されています。

鉄道車両写真集
阪堺電気軌道モ301形

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2014年10月18日 (土)

阪堺電気軌道 モ121形 をUP

モ121形は、もと大阪市電1601形(1929年製)。
1967年に、南海電気鉄道が、導入しました。

Hankai_121

もともとは中央が両開きの3扉車でしたが
大阪市時代に後端扉は閉鎖済みで、
結果的にモ151形・モ161形・モ301形とほぼ同じ形態
となる半鋼製車両です。

導入に当たって、足回りを廃車となったモ101形のモータ
GE-247-I(30kW)とBrill-77E1に交換し、
主制御器を間接非自動制御の三菱電機HL-44-6A(新造)に取り替えました。

鉄道車両写真集
阪堺電気軌道 モ121形 

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2014年10月17日 (金)

阪堺電気軌道 モ151形をUP

モ151形は、電4形として製造された3扉の半鋼製の大型ボギー車です。

Hankai_153

1927年に川崎造船所兵庫工場で10両製造されました。
直接制御車でしたが、
モ161形(HL化:間接非自動制御)、
モ301形(AL化:多段式間接自動制御)への改造などによって、
最終的にはモ151 - モ154の4両に減ってしまいました。

1960年にもAL化がなされモ301形と同じAL車に改造されましたが、
もはや連結運転の可能性がないことから改番はなされませんでした。
1979年にワンマン改造し、2扉車になりました。
モ151形は1989年までに廃止され、
301形、161形への改造車も2001年までに全廃されています。

鉄道車両写真集
阪堺電気軌道 モ151形 モ301形

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2014年10月12日 (日)

広島電鉄 市内線用 900形(もと大阪市電2600形)

広島電鉄900形は、大阪市交通局の2601形を1965年から69年にかけて譲り受け導入したものです。

Hiroshima_city_901


大阪市電2601形は1955年から61年にかけて増備されたものですが、「和製PCCカー」などと呼ばれた高性能のカルダン駆動電車3001形と同一の車体に、 廃車された木造2軸ボギー車などの主要機器を流用した吊り掛け駆動の電車です。

ですから制御装置はレガシーデバイスであるKR-8(直接制御)ですし、台 車もブリル77E(住友製)と古典的です。

このうち、広島電鉄へ譲渡されたのは14両(2626~ 2639)で、これは最終グループとなる4次車です。
導入に際して、集電装置をZパンタに換装するなどの手直しはなされましたが、車体塗装の変更は行われず、概ね大阪当時の姿を保ったまま導入されました。

冷房改造は1986年から89年にかけ、904 - 907・910 - 914に施されました。 重量増に伴う出力不足を補うためモータを換装しています。

冷房改造対象車以外は2000年までに廃車されました。

鉄道車両写真集
広島電鉄 市内線用 900形(もと大阪市電2600形)

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2014年10月11日 (土)

珍車ギャラリー 富士急行 1000系 1001

富士急行の1001Fは、       2012年10月。
種車である京王5000系が2013年で運転開始50周年を迎えることから、
京王時代の塗装に戻しました。

 

Fuji_q_keio5113_03

なんと車番まで京王時代の5863と5113になってしまっているではありませんか。
もちろん塗装を変えたからといって形式まで変えるなんてことは当然していません。

ただ、ただ、昔の姿で出ているだけです。

珍車ギャラリー 富士急行 1000系 1001

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2014年10月10日 (金)

富士急行 2000系 8000系 (フジサン特急)

富士急行2000系は、国鉄165系がルーツとなる、
もとJR東日本の「パノラマエクスプレスアルプス」が種車です。

Fuji_q_2001_00

2002年に富士急行が引き取って改 造し2分割、
2編成の「フジサン特急」としてデビューさせました。

車体のそこかしこに「フジサンクン」が描かれたデザインには
賛否両論あれども登場以降、
「フジサン特急」として走り続けてきました。

2014年2月に2編成あったうちの1編成が引退し、
現在は1編成が活躍しています。

当局では「珍車ギャラリー」2000系 フジサン特急でも
取り上げております。こちらも是非ご覧ください。

鉄道車両写真集
富士急行 2000系 8000系 (フジサン特急)

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2014年10月 9日 (木)

富士急行 8000系 フジサン特急 (もと小田急RSE 20000系)

富士急行8000系は、小田急ロマンスカーの一族、
RSE 20000系が種車です。

Fuji_q_fujisan_rse__05


7連のうち先頭車(①号車⑦号車)と中間車(⑥号車)をピックアップ。
日車において改造し、2014年7月にデビューしまし た。
「フジサン特急」として、かねてからで運用されている2000形の後継車両として運転されており、2000系と同じく車体のそこかしこに「フジサンク ン」が描かれたデザインとなっています。

鉄道車両写真集
富士急行 8000系 フジサン特急 (もと小田急RSE 20000系)

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2014年10月 8日 (水)

富士急行 6000系(もとJR東日本 205系)

富士急行6000系は、もとJR東日本の205系。

Fuji_q_6003_03

東日本トランスポーテックで3両編成化等の改造を施し
2012年から導入を開始しました。

M車であるモハ205に運転台を増設してMc車としたほか、
パンタグラフをシングルアーム式(FPS33E×2)に換装しています。
デザインは水戸岡鋭治氏。
お得意の木質調を活かした車内となっています。

第2~編成の種車は量産先行車(2段窓)で、
第1編成=量産車(1段下降窓)と区別するため番台区分されています。

鉄道車両写真集
富士急行  6000系(もとJR東日本 205系)

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2014年10月 6日 (月)

富士急行 5700系(もと小田急2300系ほか)

富士急行5700系は、
もと小田急電鉄2200系・2220系・2300系・2320系。

Fuji_q_5702

1982~84年にかけて、3次にわたり転入してきており、
1次車は元2200形・2300形、
2次車は元2320形、
3次車は元2220形となります。

なお1次車については1984年に
台車(FS203→FS316)とモータが交換され、
駆動方式も直角カルダンからWNドライブに変更されました。

期待の新性能車だったわけですが、非冷房であったことから、
1000形(元京王5000系)の導入にあわせ、
1993~97年にかけて全車廃車になりました。

鉄道車両写真集
富士急行 5700系(もと小田急2300系ほか)

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2014年10月 5日 (日)

広島電鉄 市内線用 800形(電機子チョッパ車)

広島電鉄800形(801~814)は、1983~97年に製造されました。

Hrd_801

制御装置を回生制動付電機子チョッパ制御に変更している点が
大きな特色となり ます。

軸バネにシェプロンゴムを採用した台車(FS83)に加え、
平行カルダン車であることなどは、85年に追加された
700形(710番代)抵抗制御車に 引き継がれます。

800形は製造期間が長期にわたったため、
デザインに変化が見られます。

その詳細はこちらで↓

鉄道車両写真集
広島電鉄 市内線用 800形(電機子チョッパ車)

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2014年10月 4日 (土)

広島電鉄 市内線用 700形

広島電鉄700形(701~07、711~14 1982~85  アルナ工機製)は、
3500形試作車をベースに製造された市内線用電車です。

Hrd_701

350形以来24年ぶりとなる量産車で、
以後広電の標準仕様となっています。

全長13.5m、天井も高くなり広々としています。
ワンハンドル制御器による間接制御を採用しました。

85年に駆動方式が変更され、
吊り掛けと平行カルダンの2グループが存在します。

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広島電鉄 市内線用 700形

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2014年10月 2日 (木)

富士急行1000系 マッターホルン号

富士急行マッターホルン号は、2006年9月。
スイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道との姉妹鉄道提携15周年を記念して1205Fに塗装変更を施したもので す。

Fuji_q_1205__02

以後、1205Fは2009年に「富士登山電車」に改装されたため、
現在は1201Fが「マッターホルン号」となっています。

1205Fとは、塗り分 けが若干異なっているそうです。

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富士急行1000系 マッターホルン号

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2014年10月 1日 (水)

富士急行1000系 リバイバルカラー車

2009年4月。富士急行開業80周年記念事業の一環として、
1202Fが旧標準色に変更されました。
(青色と水色をベースに白ライン:3100形や5700形などに採用)

Fuji_q_1202_0

かつて1000系もこの塗装でデビューしていたのではないかと思ってしまうほど、しっくりと馴染んでいますね。


また、同年6月には1001Fが富士山麓鉄道時代のモハ500形で採用された茶色とクリーム色の2色塗装に、また2012年10月には、1001Fが、京王5000系塗装に変更されています。

鉄道車両写真集
富士急行1000系 リバイバルカラー車

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