今日は午後から、とある資格試験を受けるため、今となっては珍しくもなんともない埼京線のE233系7000番台の快速川越行に揺られ大宮へ。
試験終了10分前に、私の携帯からけたたましい音が…
当然だが、試験は中断し、私は会場からつまみ出された。
なんと、台風接近に伴う避難勧告が私の地元に出たのだった。500㎞以上離れているので、なったのは私だけ。
状況が確認できたので、私は監督者に携帯を預け試験は10分の中断ののち再開された。
…大汗かいたワ…。
試験終了後、大宮から横浜に移動。横浜駅近くの店でA氏、R氏と旧友をあたためるためだ。湘南新宿ラインを使えば1本で動けるので、グリーン券を買いたし乗車。これが上野東京ラインでもできると、鴻巣、町田に続いて23区内だと上野界隈が一番よくいくので、これはありがたい。
足元が悪い中、3人が集結したのだが…。
私は、この首都圏での仕事の合間に、地元関西での講演の仕事が絶妙に入っているため、またも今日、関西に戻るのだが、台風が直撃する模様…。
てなわけで、姫路までサンライズ瀬戸・出雲に乗るのだが、雲行きが怪しくなってきた。
ところが、3人が集結したとき、駅の放送でサンライズ瀬戸・出雲の運休が知らされる。
えー、うそやん。
講演の依頼主にすぐさま連絡を取る。相手もそのイベントの開催自体を検討されていたらしく、私が関西に戻れないことで、中止を決断された。
…というわけで、私自身も関西に戻る理由がなくなった(とんぼ返りでまた首都圏に来て2連泊なので)ので、今日まで泊まっていて、明日からまたお世話になる新宿の宿に事情を話すと、たまたま昨日まで停まっていた部屋で明日からとっているし、今日も行けるということで、結局4連泊。間の横浜市内~姫路~都区内の往復分を払い戻す。
宴会はこのやりとりで30分ほど遅れたものの、楽しい時間だった。結局、22:30散会。湘南新宿ライン最終で新宿に逆戻り。
せっかくできた1日オフだったが、首都圏も強い雨で、ところどころで運転を見合わせているので、あまり乗り鉄できずで、高崎線のお気に入りの銭湯に行ったくらい。
一夜明け、今日からは午後から学会。山手線で移動後、高田馬場から西武特急NRA小江戸に乗り、本川越へ。
特急 小江戸11号 高田馬場 10:33 ⇒ 本川越 11:15
学会はR氏の出身大学で行われるため、川越に移動。ランチをR氏の下宿先の近くの名店で取るのを目当てに、その最寄駅の西武本川越駅を目指す。NRAに乗るのは実は久し振りだったこともあり、乗ってみた。
7両編成なのは昔も変わらず。急行はけっこうチマチマ停まるが、これに乗ると、所沢までに東村山しか停まらないので、落ち着いて乗れるのが一番。それに何より、高田馬場からでも確実に座っていける。
西武新宿線は、高田馬場を出るといきなりの急カーブで山手線をくぐり、鷺ノ宮まではめったやたらとカーブが続くため、ノロノロ進む。野方までの区間は地下化工事も行われており、以前と感じが全然違う印象を受けた。
私鉄にしては珍しく、上下同時に待避できる西武新宿線のみでの2面4線構造の駅が少ないのも西武新宿線の特徴。東伏見と新所沢ぐらい(小平と東村山は分岐駅のため、西武園行と拝島行がそれぞれ共用している)。
20分ほどで東村山に到着。所沢は池袋線との接続駅で、新宿線の新宿行と池袋線の池袋行が対面で乗り換えられるようになっている。
本川越の手前、脇田信号場から単線になってJR川越線と東武東上線をくぐって本川越着。急行に乗ると長いが、特急に乗ると速い。
昼食をとり、川越市駅まで歩き、東武東上線に乗換え学会の会場へ。
学会の初日終了後、川越まで東上線で戻り、川越からJR埼京線直通の通勤快速に乗換え新宿に戻る。
宿に戻ってから、一息ついて小田急で町田に移動。
特急 ホームウェイ3号 新宿 18:30 ⇒ 町田 19:02
車両はEXEの10両編成だが、帰宅客で満席。私自身も急行の混雑を嫌ってこれに乗るのだ。
今日は、町田のなじみの店で、大学時代の友人、N氏夫妻と久しぶりに会うのだ。
N氏は世界を股にかけて活躍されているので、なかなかお互いのスケジュールが合わず、ようやく実現したのだ。
夏休みのお盆の時期だからだろうか。平日だが休日のような客層。
代々木上原を過ぎてそろそろと坂を下って地下に潜り、地上に出てきて複々線区間に入ると登戸まで快調に飛ばす。登戸からはまた複線に戻るため、一般電車に突っかかりゆっくり走る。それでも、私が学生だった頃よりははるかに速い。
19:30から楽しい時間もあっという間に過ぎ、最終の時間。
急行新宿行最終 町田 23:58 ⇒ 新宿 0:31
N氏夫妻と乗り込み、思い出話にふける。N氏夫妻は次の新百合ヶ丘で乗り換えなので、ここで別れる。
最終急行は新宿まで普通にかかることがないので、33分で新宿まで駆け抜ける。
流石に最終の上りなので、南武線との乗換駅の登戸を過ぎると、かなり空く。
小田急新宿駅から定宿までの徒歩がかなり遠く感じた。
学会2日目。
池袋発8:15の急行に乗って会場へ。なんやらかんやらで16時に終了。
ここから、ほとんどの人は池袋方面に向かうが、私はあえて急行小川町行きに乗って小川町へ。ここからが乗り鉄真骨頂。
八高線 普通 高崎行 小川町 17:46 ⇒ 倉賀野 18:37
高崎線 通勤快速 上野行 倉賀野 18:40 ⇒ 上野 20:13
あえて八高線で高崎線に乗りに行く。これで高崎まで行ってしまうと、高崎線の上りが1本遅くなってしまうので、倉賀野で降りる。雨が降っているので薄暗く、あまり景色を楽しめなかった。
倉賀野からはE233系3000番台の通勤快速に乗換え上野を目指す。10両でやってきたが、籠原で付属編成を増結して15両になる。熊谷を出ると、大宮まで鴻巣しか停まらないのでこれがまた大宮を出ると、さいたま新都心を通過するが、浦和からは各駅停車。
上野では5番線に到着。4番線に急ぐ。桜木町行に乗換え東京駅へ。
湘南ライナー9号 小田原行 東京 20:30 ⇒ 小田原 21:41
東京駅に急いだ理由はコレ。215系で運行されるこの列車に乗るためだ。
215系をビューやまなし以外で狙って乗れる数少ない列車。
車齢の割に半ば邪魔者扱いされているかわいそうな車両。昼間、もっとうまく運用できないだろうか…と思うのは私だけか?
グリーン券を事前に購入しているため、5号車の進行方向右側の窓側の席を確保。
ほどなく、となりに辻堂までの女性が座られた。
やっぱり、乗るんだなぁ…。品川でさらりと席がちゃんと埋まるじゃないの。
品川を出ると次は大船。横浜を減速することなしに通過していくのが何とも爽快。
大船から先は快速として運転されるので、普通車は整理券なしで乗れるようになる。
快速とはいっても、辻堂に停まるため平塚までは各駅停車で、ここから先の通過駅は鴨宮の3駅だけ。平塚を出ると、空席が目立つようになった。
小田原に無事到着。酒とつまみを購入し新幹線改札口へ。
こだま703号 浜松行 小田原21:52 ⇒ 熱海 22:01
在来線の沼津行でも十分間に合うのだが、あえてこの区間でたった10分弱だが
N700系に乗る。
これが大切な儀式で、これによって、この後のサンライズ瀬戸・出雲の特急料金が半額になるのだ。
偶然、3日前に横浜で飲んだR氏と車内でばったり会う(R氏はフレックスユーザーだから当たり前か…)。時間調整にR氏がつきあってくれることに。というわけで、熱海駅近くで遅めの夕食&飲み直し。
サンライズ瀬戸・出雲 熱海 23:23 ⇒ 姫路 5:25
ここの記事では上りばかり紹介しているが、銀河が廃止されてからというもの、
私はけっこうな頻度でこの下りのサンライズも乗っている。
大阪は4時半ちょい前に運転停車のみ(30分ほど待てば電車が動き出すので、営業停車にしてほしいところ)なので、姫路まで行って折返してくるのだ。
ちなみに、この姫路からの折返しに新幹線特急券を同時購入すれば、サンライズは乗継割引で半額になるのだが、この取扱いをしてくれる係員はほとんどいないのが頭痛の種。
これも悪質な不当請求なので、JR本州3社に改善を申し入れているが、口先だけ。
今回は、熱海までに新幹線を使っているので、姫路からの折返しの特急券は買っていない。
そもそも、大阪に停車してくれれば、姫路から新幹線で折り返す、という買い方はしないで済むので、そういう意味でも大阪に停めてもらえるとありがたいのだ(銀河や出雲があったころは、こんな買い方をしていない)。
熱海で乗車し、すぐさま指定のソロへ。沼津、富士…と、こまめに約15分毎に停まっていくので、検札が来たのは富士を出てから。富士川を渡るとすぐに日付が変わる。
日付をこえてからは静岡と浜松に停まる。学会に参加した広域プロジェクトチームの拠点が静岡なので、私は静岡、浜松からこの列車に乗ることも多い。浜松を出ると、あとは米原と大阪に運転停車するのみなので、ひたすら走る。
目が覚めると、だいたい大阪近辺であることが多い。今日もそうだ。
見える車窓は山崎の工場。見慣れた景色を姫路まで。唯一、優越感に浸れるのは、早朝とはいえ、新快速の停車駅を通過していくことだ。無事、姫路に到着。
今日は平日ダイヤなので、2本目の新快速米原行で折り返す。1本目の新快速は大阪行で芦屋で2本前の快速に乗り換えられるのだが、この快速と高槻着では5分しか変わらない。乗換えるほうが面倒くさいからだ。
3404M 新快速 米原行 姫路 5:57 ⇒ 高槻 7:17
車両は223系8両。共通運用されているため、223系が来るか225系が来るかは時の運。京阪神地区でラッシュのピークをはずれる新快速は8両編成が多い。
ラッシュのピークは新快速、快速とも130㎞/h運転するので、223系または225系が充当され、一部快速が10両編成なのを除いて、すべて12両編成で統一されているのだ。
そこで、ピークをはずれる新快速・快速は最少の車両数でやりくりする上、新快速の末端区間は4両編成で運用されるため、新快速は8両編成でしのぎ、この時間の快速に221系を集中的に運用しているのだ。この列車がその典型。
私は、先頭車の進行方向右側の窓側、ドア間5列あるちょうど真ん中の座席を確保。
それでも、早朝のラッシュということもあり、姫路でさらっと席が埋まってしまう。
明石を出るころには、お盆で普段よりは少ないとはいえ、8両だとやや輸送力が不足気味。
三ノ宮で若干入れ替わりはあるが、通路まで人がびっしり。芦屋でさらに増え、尼崎で東西線に乗換える客の入れ替わりが多少あるが、大きく減るのはやはり大阪。
大阪ではかなりの客が入れ替わり、またさらっと席が埋まり立客がちらほら。新大阪で新幹線に乗り換える客が降り、ちょっと乗る。
私は高槻で降りたのだが、この時間帯は高槻は下車より乗車が多いので、降りるのはややつらい(しかし、ムーンライトながらの流れで来る下りの新快速よりははるかに楽)。
長い長い旅路も、いったん終了。
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