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2014年1月の記事

2014年1月30日 (木)

近畿日本鉄道 南大阪線 6800系 ラビットカー をUP

近鉄6800系は1957年に登場した南大阪線の高性能通勤車です。

Knr_6828__

20mの車体に両開きドアを片側に4つという構造は
以降の近鉄通勤車の基本とな りました。

Mc-Mcが基本編成で75kWモータを1C8M制御します。
加速度4.0km/h/sの高加速性能と、高減速性能のための
電磁直通空気ブレーキ (電気ブレーキ付)あわせてもつことから、
高加減速で走行する姿を跳びはねる兎にたとえ、
「ラビットカー」と名付けられました。

増結用のモ6850形 (1C4M)を含め40両製造しましたが、
冷房改造されたのは6855~58のみで
それ以外は1983年から廃車がはじまりました。

1993年には6857と6858が養老線に転属、
600系(モ606+ク506)となり系列消滅しています。
現在は養老鉄道で運用され、2009年には
オ レンジに白帯というオリジナル塗装を復活させています。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 南大阪線 6800系 ラビットカー
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近鉄 養老線 '92~ 600系 610系 620系 

養老鉄道

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2014年1月28日 (火)

Dr.Kの特急ミシュラン File 27 阪急電鉄 6354F 京とれいん

特急ミシュラン - Michelin Express - 
   File 27 Hankyu 6354F “Kyo-Train”

Hankyu_6354f_kyo_train_07

 

阪急6300系改 「京とれいん」 総合評価 ☆☆☆

1975年にデビューし、2010228日に特急運用から退き、9300系にエースの座を譲り渡すまで、25年にわたり阪急京都線の特急として君臨してきた6300系の第5編成、6354Fを京都への観光列車として、乗車した瞬間から京都への旅の期待が高まるような演出を施すため、京都の「和」と「モダン」をコンセプトに、京都の町家をイメージした内装に改造し、20112月に登場した。

 

アメニティ:☆☆☆☆

中間の2両(34号車)は京町家風の2人または4人用のセミコンパートメント。

それ以外の4両は、元の転換クロスシートの座席を生かしつつ、京唐紙をモチーフにした内装に変更され、「蘭の華散らし(12号車)」「麻の葉(56号車)」をイメージしたものになっている。

 阪急電鉄では特急料金の設定がないため、運賃のみで乗車ができることを考えるとレベルは高い。セミコンパートメントはHOT7020のそれと同等レベルである。

 

経済性:☆

 6両編成1本のみの在籍で、休日ダイヤのみ快速特急として日中に2時間間隔で4往復の設定。定期特急の続行運転となるため、梅田~河原町間の所要時間は、河原町行が43分、梅田行が4446分。

6350Fが部品取り用に確保されているようだが、今後、運転を続けるのであれば、足回りの更新が必要だろう。それならば、車齢が若く、7300系と足回りが同じ6330系を種車にするか、4両編成を2本用意しておけば、平日は嵐山線内普通と共通運用できるし、快速特急に充当するなら、2本併結で8両編成もできる。

 

利便性:☆

 経済性の項でも述べたが、快速特急として2時間間隔で4往復の設定で、2ドア6編成で、利用の集中を避けるために特急と続行運転としている。

そのため、停車駅は特急より少ないが、車両性能も9300系より劣るため、特急より速度は遅い。20分サイクルのダイヤの6回に1回、2時間毎に割り込むのでパターンを乱している。そういう意味でも、
種車はもともと1編成しかない6330系のほうがよかった。

 

ときめき度:☆☆☆☆

 阪急は特急料金をとらないため、近郊型という水準内装が豪華なイベント列車であることを考えると乗り得感が大きい。

改善案① 第2の「京とれいん」を導入する際は42本とし、嵐山線内普通運用の4連と共通運用ができるようにしておく。特別編成を仕立てるときは2本併結の8両で使う。または、嵐山線内運用を2連増結車で賄う(ブツ4で運行)方法もある。

 

改善案② 現在7連の普通運用を6連に減車し、これとの併結で10両編成での運用を可能にしておく。

 こういうところが想定される。

鉄道車両写真集

6300系リニューアル車 京とれいん

珍車ギャラリー

阪急電鉄 6330系 6330F 

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2014年1月27日 (月)

近畿日本鉄道 南大阪線 6000系 をUP

近鉄6000系は、1963年に登場しました。

Knr_6005

1957年に登場した6800系の出力をP(75→135kw)して
T車を連結できるようにした系列です。
大阪線でいえば1480系(125kw)に相当します。

デビューした当初は6900系と呼ばれていました。
Mc+Mc+Tcの3連で登場しましたが。
1966年からはMc+M+Tc+Tcの4両編成を組み、
1968年にはサ6150形を組み込んだMc+M+T+Tcの4両固定編成
も登場しています。

ファンデリア車です。
1968年に6020系ラインデリア車が登場するまで35両製造されました。
冷房改造されたのは1978~79年で、
1983~87年にかけて車体更新が進められました。
1992年から廃車がはじまりましたが、一部が養老線に転属。
620系に改造されました。
またサ6152.53は600系(サ551形)編入しています。

現在もその大半が養老鉄道で運用されています。

鉄道車両写真集
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あわせてこちらもご覧ください
近鉄 養老線 1992年~ 600系 610系 620系

養老鉄道

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2014年1月25日 (土)

サイキョージ氏の「大阪駅~京都駅」路線バス乗り継ぎ旅

番外編「大阪駅~京都駅」路線バス乗り継ぎヒマな旅
テレビ東京の「ローカルバス乗り継ぎの旅」に触発されたわけでもないが以前より大阪駅から京都駅まで路線バス(高速バスを除く)だけで移動したいと思っていた。
事前に情報は調べておいたのであとは実行するのみである。道のりは淀川右岸(地図上で淀川の上側)をさかのぼるコースをとった。
大阪市から高槻市までは府道大阪高槻線、高槻市から京都市までは国道171号線を通るルートである。決行日は1/24(金)

● 1本目 大阪駅前9:22→江口橋10:03(大阪市バス井高野車庫行き)\200
バスは長柄橋で淀川を渡り、府道大阪高槻線に入る。神崎川にかかる江口橋が摂津市との境界である。5分遅れで到着。乗車時間41分で200円は安い。

Photo

● 2本目 江口橋10:25→摂津ふれあいの里10:55(阪急バス摂津ふれあいの里行き)\230
阪急バス江口橋のバス停は大阪市バスのバス停と少し離れた神崎川堤防上にあった。JR吹田駅始発のこのバスは摂津市を突っ切って高槻市まで運んでくれる。
途中に中央環状線の交差点で渋滞に巻き込まれ、終点のふれあいの里で8分遅れ。コンビニでコーヒーを買ったのが裏目にでて次の乗り継ぎに遅れそうになる。
早足で歩いて市境を越えると高槻市の柱本団地のバス停がある。間に合った。このバス停からはJR高槻方面だけではなく阪急茨木、JR千里丘方面へ行くバスも発着する。

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●    3本目 柱本団地11:10→阪急高槻駅11:36(高槻市バスJR高槻行き)\210
バスはほぼ満席で阪急高槻に5分遅れで到着。以前、高槻から京都方面へは国道171号線沿いに阪急バスが運行されていたのであるが廃止になって久しく、
ここで路線バスが途切れてしまうのだが高槻市バスが昨年より阪急上牧駅まで路線を新設してくれたおかげで次のバスが乗り継ぎにぴったりはまる。

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●    4本目 阪急高槻駅12:03→阪急上牧駅12:23(高槻市バス上牧行)\210
上牧駅前を定時に降り、新幹線の側道を阪急水瀬駅まで約900mを歩いて市境を越え大阪府三島郡島本町に入った。この日は暖かくて気持ちがいい。
阪急上牧駅から阪急大山崎駅までの間は阪急電車と新幹線が同じ高架上を走る。
「新幹線より早く新幹線の線路を走ったのは何と阪急電車だった」という歴史がある高架の下を歩いたわけである。

●    5本目 阪急水無瀬駅13:23→新山崎橋13:32(阪急バス新山崎橋行き)\210
バスは淀川沿いの国道171号を走り、木津川、宇治川、桂川が合流して淀川になるところあたりで府境を越えて京都府に入る。
終点新山崎橋で降りる。乗客は私一人だった。近くにカレーうどんのうまい店がある。ここで昼食をとる。私にとってはボリュームがありすぎる量であった。

● 6本目 新山崎橋14:13→JR長岡京東口14:24(阪急バスJR長岡京東口行き)\230
やはり乗客は私一人でバスは出発。途中で乗客1人を拾ってJR長岡京東口に到着。ここまでたどり着ければ京都駅までの道のりはいろいろな選択がある。
向日市へ入って京都市バスに乗り継ぐ方法やJR桂川駅を経由して京都市内に入る方法などが考えられるが、
乗り継ぎ時間がもっともスムーズな京都市バスの南2系統地下鉄竹田行きのバスを選択。バスはJR長岡京駅の東口から出ていて歩かずにすむ。

● 7本目 JR長岡京東口14:35→国道赤池15:04(京都市バス竹田行き)\230
バスは国道171号線馬場交差点を横切り京都市へ入る。久我橋で桂川を渡り国道赤池に到着。国道とは国道1号線のことである。
バス旅の最後は京都市バス19系統京都駅行きに乗車する。

3

● 8本目 国道赤池15:14→京都駅八条口15:36(京都市バス京都駅行き)\220
寒い中、電車で行けば30分ほどの距離を路線バス8本を乗り継いで予定時刻より10分ほど遅れて京都駅に到着。
合計運賃は1740円で約6時間を要した。面白い耐寒遠足であった。

最後に、
バス情報を事前にもっていたから到達できたと思いますがテレビ番組のようにあらかじめ情報がなくネット禁止のルールではとてもしんどいと思われました。
他にもっと早く到着する方法があるかもしれません。淀川左岸を通るコース(京阪電車沿線)でもおそらく行けるだろうと思います。
我こそはという人はお試しください。

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2014年1月23日 (木)

近畿日本鉄道 名古屋線 1600系 をUP

1600系は1959年に製造された名古屋線初の片側4扉車です。

Knr_1609

MB-3020D形モータ(125kW×4)を装備することからも
大阪線の1480系に相当すると言っていいでしょう。
ただ1480系はMc-M-Tcでしたが、
名古屋線用のニーズに合わせ1600系はMc-Tcです。

登場時はモ1600+ク1600(2連×5=10両)でした。
63年にク1600形はク1700形に改番されました。
また63年からは増結用のモ1650形・ク1750形を追加しました。

82年から10F以降を対象に冷房改造と車体更新が行われました。

廃車は冷房改造対象外となった01~09Fよりはじまりました。
(88年~)
残った編成も97年までに廃車され
現在1600系は系列消滅しています。

なお一部は狭軌化改造の上、600系となり養老線に転出。
現在も養老鉄道で活躍しています。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 名古屋線  1600系
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参考
近畿日本鉄道 養老線 600系 610系 620系 

 

養老鉄道線 600系 610系 620系 

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2014年1月22日 (水)

近畿日本鉄道 名古屋線 1800系 1810系をUP

1800系は1966年に登場した名古屋線用車両。

Knr_1803

大阪線でいうところの2400系に相当します。
2400系と同じく155kWモータを装備しますが、ブレーキはHSC。
名古屋線は平坦線であるため電気ブレーキはついていません。

1979年には冷房改造され、
1986年からは車体更新工事がなされています。

1992~94年にかけ狭軌化、全車両養老線に移転しました。
その際600系・610系に編入されたので
1800系としては系列消滅しています。

1810系は1967年に登場した名古屋線用車両です。

Knr_1811

大阪線の2410系に相当するラインデリア装備車です。
同じく155kwモータを装備し、ブレーキもHSCです。
1979年から冷房改造され、
1986年からは車体更新工事がなされています。

2002年から廃車が始まりました。
廃車が多く発生しているのは、
抑速ブレーキがなく運用上の制限を受けるためと思われます。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 名古屋線 1800系 1810系
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2014年1月20日 (月)

近鉄 2470系(モ2470形 ク2580形)をUP

近鉄2470系は 1480系の増備車として1966年に製造されました。

Knr_2583

2400番台ですが、これは1480形の車番が行き詰まったためです。
MMユニットを2編成4両+Tc 3両の計7両が製造されました。
モータは10400系(旧エースカー)から捻出されたものを使用しました。

1979年に冷房改造及び車体更新が行われ、
のち名古屋線に転じました。

2002年8月に廃車となっています。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 大阪線 2470系 モ2470形 ク2580形

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2014年1月19日 (日)

近鉄 2400系 2410系 2430系 をUP

2400系は1966年に登場した大阪線用の新性能車です。

Knr_2401

MT編成でも山越えができるようになりました。
1480系を万能の2連に変更した系列ともいえるでしょう。
84~85年にかけて冷房改造+車体更新がなされました。

2410系は、1968年に登場しました。
主電動機、制御装置は2400系に準じていますが、
ファンデリアをラインデリアに変更しました。
ク2590形は69年に追加された増結用Tcです。

Knr_2442

2430系は、2410系の3連バージョンです。
71年に河内国分駅以東まで運行される準急に使用するために
中間電動車モ2450形が追加されMc+M+Tcの構成となりました。
84年以降、冷房化された際に、2連化されたものも現れました。
これ以降、編成替えが進み、 いまや
2410系と区別する意味は失われています。

2400系は、98年から廃車が進められ
2004年1月に系列消滅していますが、
2410系、2430系はばりばりの現役です。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 大阪線 2400系 2410系 2430系

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2014年1月18日 (土)

珍車ギャラリー JR九州 キハ185系 キハ186形 をUP

キハ185系は国鉄分割民営化直前の1986年に、
四国地区向けに製造された特急用気動車です。

当然、新生JR四国の期待を担う立役者となるべき存在。
といいたいところです。

ところが、そうはいかなかったのです。

なんと余剰車両となってしまったキハ185系は
JR九州に身売りされることになります。

Dc186_7

ですから、今回ご紹介するJR九州のキハ185系は
中古車ということになります。でも、
だからといってそんな彼らを侮らないでいただきたいのです。

詳しくはこちらを
珍車ギャラリーJR九州 キハ185系 キハ186形
へJUMP

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2014年1月17日 (金)

近鉄 1480系(モ1480形、ク1580形)をUP

1480系は、オールM方式であった1470系をベースに出力をUP。
(75→125kw)
2M1Tでも勾配区間のある河内国分以東へ
直通できるようにしたものです。
1961~66年にM+Mcの2連ユニット×9編成=18両が製造されました。

Knr_1482_

1470形と同様、上本町側は奇数、国分側は偶数と
車番が割り当てられています。
これにTc(ク1580形またはク1590形)を連結するのが基本です。

82年から冷房化及び車体更新工事を行い3連固定となりました。
クリームとマルーンの現塗装に変更されたのは1986年からです。
88年には余剰となったク1590をT車化、
サ1550形として2430系に組み込んでいます。

晩年は名古屋線、山田線でも運用しました。
また1480系のうちモ1482-モ1481-ク1591の3両は
89年に鮮魚列車専用車に改造されています。

99年、一般営業用の1480系は全車廃車。
2001年11月には鮮魚列車用1481系も運用離脱。
02年に系列消滅しています。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 大阪線 1480系 モ1480形 ク1580形

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2014年1月16日 (木)

近鉄 1470系(モ1470形、ク1590形)をUP

近鉄1470系は 1959年に登場しました。

Knr_1474

大阪線初の量産型高性能車である1460系の改良型です
車体が両開き3扉から4扉になりました。
前照灯もシールドビーム二灯式となり
6800系(初期形)のものよりその間隔を拡大しました。すなわち
近鉄通勤車(丸形)のスタイルを確立した車両と申せましょう。

cM+Mcの2連×5編成=10両が製造されました。
なお形式はともにモ1470形。
上本町側は奇数、国分側は偶数の車番が割り当てられています。

1974年には奇数車の運転台が撤去されM車に改造されました。
以後、上本町側にTc(ク1590形・ク2590形など)を連結して
運用されることになります。

もともとオールMで使用することもあってモータの出力(75kw)は低く、
T車を組み込んでからは専ら河内国分以西の運用となりました。

運用上の制約があることから短命で、1984年から廃車が始まり、
1987年には系列消滅しました。
そんなわけで2色塗り車は在籍しません。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 大阪線 1470系 モ1470形 ク1590形
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2014年1月13日 (月)

阪急1000系に乗ってきました。

宝塚線1001Fの撮影に成功し、気をよくしていると、

Hankyu_1101

神戸線の1000Fが、やってきました。
撮影済みですのて、乗ってみることにします。
1000系のウリは、静かさと省エネです。
これを実感してみようというわけです。
普通列車ということもあって、車内は空いていました。
1100の鉄ちゃんシートに座りました。
出発しました。グングン加速するのですが、
インバータの音もモータ音も全く聞こえません。
8000系から、乗り継いだのでこの差は歴然としています。
特に8000系はインバータ電車でも初期のモデルとなるため、
とりわけ磁励音が大きいのです。

車内放送の音量は少し絞ってあるように感じられましたが、
クリアに聞こえてきました。
女性車掌の息遣いまで感じられるほどです。

さて1両目の1100にはインバータ装置がついていないので、
このままでは不公平になります。
インバータ装置のついている3両目に移動することにしました。

貫通路の扉が閉まる音まで静かです。

3両目ではさすがにインバータの音が聞こえてきます。
しかし、音は抑えられたままで、
ほとんど変調することもありません。

そして停車。ブレーキのエア排出音もグッと控え目です。

Hankyu_1000_syanai

1000系の車内には1000系自体のポスターに加え
歴代の阪急電車がパネル展示してあります。、
阪急の1000系に対する意気込みが感じられます。

そのパフォーマンスを是非ご自身でお確かめください。

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2014年1月12日 (日)

Dr'K 2014年 1月の旅

2014年 1月の旅 青春18きっぷ消化で南紀へ。

その道中で、またもや、不当請求(未遂)に遭おうとは…

 

15

早起きして新大阪6:27発紀伊田辺行快速に乗る。223系阪和バージョン。

この時間なのでガラガラ。悠々と一人掛けに乗ることができた。ロッテリアのモーニングで朝食。

これに乗れば約1時間後に新大阪を発車するくろしお1号よりも20分早く、9:38に紀伊田辺に着ける。

数少ない和歌山まで快速運転なので、紀州路快速より10分以上速い。

紀伊田辺からはバスで白浜温泉に移動し、なじみの湯で汗を流す。風呂に入ってすっきりしたところで、

今度は白浜駅行のバスに乗る。昼食は普通電車で田辺に戻ってから、なじみの店Sでいただいた。

ちょっと慌ただしいが、S40分弱であとにして、紀伊田辺発15:13の普通御坊行に乗る。

これで行くと御坊での乗継は2分で和歌山行に乗れる。和歌山には定刻に着いた。

 和歌山なじみの鉄板焼きの店に行ってみたが、まだ正月休み中だったため、和歌山駅に戻る。

 

私が現在、職務上関わっている、とあるプロジェクトの拠点が静岡なので、静岡地区への出張が多い

(静岡地区での会合が月1ペースである。年末の辻堂への出張も、このプロジェクト絡み)。私の通常の勤務をこなしてからでは前泊ができない(東京行最終のぞみに乗って名古屋乗換が静岡への最終。これに乗るには定時の退勤時刻より2時間早く職場を出なくてはいけない)し、かといって早朝の時間帯の新幹線ダイヤは非常に中途半端(選択肢はひかり504号のみで、京都で接続をとるのが非常に困難。結局、新大阪に向かうほうが地元高槻の発時刻が遅く、間ののぞみで名古屋に先回りするにも1本あとの電車で同じことが起こる)で使い勝手が非常に悪い。同じ大阪市内発の乗車券を使うならば、帰りの新幹線をひっかけて購入してサンライズのノビノビを使って行けば、非常に早い時間(4:38)に静岡についてしまうが、特急券は1510円(通常期)で済むし、ホテルを確保しておけば仮眠も取れる。最悪マンガ喫茶やファミレスで時間をつぶせるので、前泊をするのと感覚は同じだ。実際、これで月1くらい静岡への出張をしているのだ。

 

最終ひかり533号は静岡21:11発(日曜日は21:47発の臨時ひかり535号がある)なので、新幹線の終電は東京よりも静岡のほうが早いのだ。

1日仕事の後、つきあいでゆっくり飲みたいときは、復路もサンライズ(静岡発0:20)を姫路まで確保する。中途半端な時間になった時は、新幹線の特定特急券で浜松に移動し、なじみの店Hで飲みなおしてサンライズ(浜松1:12)に乗る。

 

この時に確保するサンライズのきっぷは、もれなく新幹線との乗継割引が絡み、折返し区間があるので乗車券が連続乗車券になるのだ。

 

これの往路を和歌山で購入することにした。発売日は今日(15日)なのだが、268日は、とあるイベントが絡むので早めに確保しておきたい。

 

ところが、係員の女性が、26日の大阪~静岡のサンライズの特急券は発券できるが、26日の静岡発の新幹線特定特急券が「発売前のため発券できない」という。

…いや、「指定が取れない」ならわかるけど、発券ができないことはない。

 

乗継割引は同時購入が条件で、旅客営業規則(約款)の指定券類の発売日の記載にあるように、原則は列車が始発駅を出発する日の午前10時だが、乗継割引の成立条件を満たしているきっぷに関しては、乗継駅次第で後続列車の発券が可能で、先行列車の発売日に購入できるとあるのだが…。

 

「1か月前になっていないので発券ができません」

「発売日は、どの時点から1か月前からさかのぼるのか」

「ご利用日の1か月前です」

この説明は明らかにウソ。

ご利用日=券面の日付の1か月前ではない。それならばサンライズも発券できないはずだ。

 

「…まぁいいや。乗継割引の成立条件はわかっているか?」

「この場合は同時に購入すれば適用になりますね」

 

…でも、あなたがその「同時に購入」することを、乗継割引を逃れるために阻止しようとしているだろ?

 

「本社の規則で決まっているので、新幹線のきっぷを発券することはできません」

「規則ってのは、『旅客営業規則』のことだよな? だとしたら、その記載内容(21条第4号及び57条の2)とあなたの説明に矛盾があるがどういうことか説明していただいてよろしいか?」

「確認してまいります、少しお待ちください」

 

待たされること15分。この間に、お客様センターに確認。

相談窓口につないでもらうと、以前にこの件で対応いただいた男性オペレータが出てきた。

概況を説明していると、上席2名(1人は国鉄世代、もう1人は私と同じくらい30代後半~40代前半くらい、いずれも男性)が出てきた。

オペレータ氏に確認「この電話って録音してるよね?」

「はい」

「上席が2人出てきたから、このまま電話を切らずに(彼らと私との)やり取りを聴いておいて!」

「わかりました」

 

やっぱり新幹線のきっぷを出せないという。

おまけに男性の上席2名も同様の虚偽の説明をする。

「…絶対に間違いないんだな…?」

「はい」「はい」

「規則ってのは、西日本旅客鉄道旅客営業規則のことだよな…?」

「これですね」

若いほうの男性係員が持ってきた。

「…その旅客営業規則の、57条の2214号にある記述と、あんたらの説明に矛盾があるが、どういうことか、説明してくれ」

鬼の首を取ったように21条の4号の冒頭の文章を示す。

「…始発駅を出発する日の午前10時に発売する」

 

「…というわけで、規則のとおり26日の新幹線のきっぷはまだ売れないのです」

 

何言ってんの? ポイントはその続きの1文だ。

 

「ただし、以下に別に定める条件を満たしている場合は…(中略)…1日前から発売する」

とあり、先行列車の発売日に同時購入ができることを明記しているのだ。

この(中略)の部分に相当する条件の但し書きが「57条の2」にある「別表」で、乗継割引の成立する条件(下記※注)が表になってわかりやすく書かれている。

この「別表」の条件適用駅一覧の中に、「東海道・山陽新幹線の新横浜から新下関の間にある、在来線が接続する各駅」とあり、静岡駅はこれに該当する。

これができなければ、新幹線とふじかわの乗継割引も成立しないことになる。

 

挙句の果てに、2人いる若いほうが、

「どうしても今日新幹線特定特急券をお求めになりたいのなら、

特定特急券の有効期間は2日間ありますので、5日付で購入して

いただければ、6日もご利用いただけますので、本日お渡しできます!!」

 

… ひどい話だ。なんて口車だ。それだと、

きっぷの順番が逆転するから、乗継割引の成立条件そのものが崩れるだろ?

 

  つまり、割引なしの正規の料金でしか売らないというわけだ。年末の高槻駅の時と同じ不正行為だ。

  おい、もう一人そこにいる当直駅長さんよ、なんで止めないんだよ。

  …っておい、しかも、話をかぶせて加勢かよ…。どうしようもない悪党どもだな。

 

「○○さん(オペレータ氏の苗字)、今の聴いた? ひどくないか?」

このオペレータ氏はかなりまとも。黙ってしまわれた(これが普通の感覚)

 

(※注) この場合、サンライズと新幹線の間での乗継割引の成立条件は、サンライズが先ならば、2枚の特急券の日付が同日か、新幹線がサンライズの翌日になっていれば条件成立だが、新幹線が先(25日)の場合は、サンライズの特急券は必ず同日(25日)でならなければならない。私が乗るサンライズは25日高松・出雲市発で、大阪発0:34で、券面の日付は26日になるので条件を満たさなくなる。

 

 

「ふざけるな!それだと乗継割引の条件そのものが崩れるだろ!

(不正を)客がわからないと思っているのか?!」

「規則は規則ですから」

「旅客営業規則を見ていて、なお白を切るか、あんたら!

あんたが見せた一文の続きをよく見ろ。そこにある別に定める云々っのが57条の2の表や!!」

 

他のお客さんもたくさんいるなかで、2人の男が約款をペラペラ、2つの条文を行ったり来たり…

 

「…○○さん、どうよ、これ?」

「ひどいなんてものではないですね。ほんとに申し訳ございません…」

 

…オペレータ氏と話をまとめながら、さらに待つこと10分。

 

「申し訳ございません。お客様のおっしゃる通りでございます。われわれの勉強不足で誤った対応をしてしまい申し訳ありませんでした」

 

…ホントに「間違って」いたのなら、正しい心を持ったプロが3人もいれば、誰かが間違いに

気づくはずだよな?

 

…ところが、私が間違いを指摘しても、3人ともあらぬ説明を押し通そうとしたよな、あんたら。

…勉強不足だあ? 誤っただあ? ふざけるな!

 

「冗談じゃない。少なくとも、『間違い』ではないよなぁ?

こっちが指摘して、旅客営業規則の当該事項を見ながらでも、あんたら2人はまだ白を切りとおそうとしたし、しかもあらぬ説明をしたし。本当に『間違い』なのであれば、3人もいれば、誰か一人ぐらいその『間違い』に気づくもんだろ。正しい心を持ったプロならばさぁ。

そもそもプロで、それを窓口の社員を教育する立場にある方々が、旅客営業規則のごく基本的なところのこの記述を知らんわけないし。うっかりしていたところで、日本語で書いてあるわけだから、プロなら読めばすぐに正しい対応を思い出すはず。

さらに言えば、和歌山だけでなく、10月以降、同様の57条の2にまつわる不正行為がJR西日本だけで5件(弁天町で2回、岡山、姫路、高槻で各1回)あって、しかも2回あった弁天町駅では国鉄世代の助役には逆ギレされ、12月(16日。高槻駅。先の投稿参照)には実害も出ている。これだけ不特定多数の係員が、これだけ同じ『間違い』方をできるわけがない。(この『間違い』の揃い方が偶然なのであれば)気持ち悪いわ。組織ぐるみで不正を行っている以外のなにものでもない」

「いや、白を切るつもりは…」

「白を切るつもりがないなら、なぜ(私が)指摘した時点で、なお嘘がつけるのか?

百歩譲ってあんたらに悪意がなかったとしても、事実として、乗継割引が適用され発売されるはずのきっぷの発券を、約款にはないウソの説明をして、割引を適用せずに正規料金できっぷを買わせようとした事実がある。

きっぷは有価証券だ。偽造すれば罪になる。約款に定められたとおりではなく、客を騙して自分たちが有利なように発券したのなら、業界が違えば特別背任罪だ。ところがあなた方は鉄道営業法のおかげで、『間違い』

ということにすれば、刑事責任を問われることはない。さらに、ウソの説明にそもそも悪意の有無は関係ない。利用客側は、約款のこの記載をきちんと熟読していなければ、あなた方の不正行為にすら気づくことができない。普通の客がここまで見ているか? 答えは否だろう。ところが、きっぷを買うことは、利用客とあんたらが対等な立場で運送契約を結ぶということだ。それをすべて承知でやっているわけだから、悪質極まりない不正行為だろうが」

「勉強不足で…」

「勉強不足なのでもないな。時刻表の営業案内や約款の当該事項の記載を読めば、すぐに確認することができる。それができないわけでもあるまいに」

 

顧客のことを考えれば、コンプライアンスの認識を正しくもち、そういう感覚を持ち合わせている民間企業ならば、会社の信用問題にかかわるので、そういう悪い情報は、いち早く出してくる。

「あるお客様の申し出(指摘)によって、複数の係員が本来の運賃・料金(契約内容)とは異なる説明をし、不当に高い料金・運賃を請求するという不適切な対応をしていたことが発覚した。

お客様は不当な料金を支払わされていないか?」ということが、報道発表されていいはずだ。

本当に悪意がないなら、なおさらである。

 

ところが、私がこのテの不当請求に気づいてから、もう間もなく20年になろうとしており、たまりかねて垣内氏に親書を送らせてもらってからでも、10年近くなる。

 

万が一、悪意があなたがたにないのなら、ただの怠慢でしかない。

私は、あなた方の不正に気付けるから、まだいい。

他の気づかないお客さんのことは考えないのか?

 

これができない体質こそが、国鉄から何も変わっていないし、あの尼崎事故から、何一つJR西日本の体質が変わっていないことを物語っている。

 

特急ミシュランから、JR西日本関連の記事を削除させていただいたのも、この体質が改善されていないこと。

このような企業のものは、☆をつけるに値しない。

 

 

… あまりにもひどい和歌山駅での対応で、ここでまさかの90分ロス。あまりに痛い。

 

18:47発の和歌山線快速奈良行に乗る。本日2回目の105系。

輸送力考えたら、和歌山エリアにも125系ってのもありかなと思う。

混むときゃこむけど、中間エリア来たらガラ空きやしねぇ…。

岩出と粉河で減ってまうから、後ろのほうやと有人駅しかドアが開かないからそんなに寒くないし。

夜の和歌山線沿線って、ホンマ真っ暗。久し振りにこの時間に乗ったけど。

高田まではこの車両で我慢。

高田まで来ると、接続の王寺行は大和路快速の折返しなので221系。

大阪方面行の区間快速も221系。やっぱイスがだいぶええわ。

あえて京橋まで行って、321系で尼崎までJR東西線を通り抜け、最後は新快速で帰宅。

夜間の新快速は12両になって、座れる率が高くなったのはありがたい。

 

きのくに線もかなり223系・225系が幅を利かせてきて、鳳~御坊間はほぼこの車両になった。

紀州路快速を熊取から各停にしたのもあれですが、同じ車両なら、日中の御坊までの直通復活して

くんねぇかな。あと、日根野止まりの環状線から直通の快速を、運転している時間帯から環状線内各停の直通快速にしてほしいと思う。

 

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2014年1月11日 (土)

2014年 Dr’kの初旅 有楽町での火災に泣く

12

私の初仕事は、ここ数年恒例となった、毎年12日に兵庫県下某所で新年を祝うイベントから始まる。

この年末年始は仕事納めが29日で、初仕事がこの12日単発での仕事、ということもあり、2008年の「ある鉄チャンのお正月」の時以来、北海道への帰省の時期をずらすこととなった。

 イベント終了後、JR神戸線で大阪に移動し新年会を兼ねた打ち上げ。終宴後、そのままサンライズに乗車し東京に向かう。

 北海道への行程は、久し振りにオール鉄路。予定では、往路が

① サンライズ瀬戸・出雲( 大阪 0:34 → 東京 7:08 )

② はやて23号( 東京 7:32 → 新青森 11:08 )

③ スーパー白鳥15号( 新青森 11:34 → 函館 13:44 )

ここでランチタイム

④ スーパー北斗13号( 函館 15:18 → 南千歳 18:15 )

⑤ スーパーとかち7号( 南千歳 18:32 → トマム 19:41 )

 ここでスキーを楽しむ家族と合流して夕食をとり、後続のスーパーおおぞら11号で新得へ。

 

復路は5日発。

⑥ スーパーおおぞら4号( 新得 10:28 → 札幌 12:28 )

札幌で昼食後

⑦ トワイライトエクスプレス( 札幌 14:08 → 京都 12:15 )

 

…で、6日に帰還予定でした。ところが…

 

13

横浜までは至って順調だったのだが、沿線火災の一報で、まさかの展開に。

サンライズは品川で運転を打ち切られてしまい、東京~品川間の地上が全線ストップ。

横須賀線の上記区間は地下で、影響がほとんどなかったため、当然の展開だが、唯一動いている

横須賀線に人が殺到。千葉行に乗り換えたが、間に合わなかった。

結局、東京ではやぶさ5号までの代替便はもちろん、空路も含めて、南千歳までの様々な手段に

チャレンジしたが、時期が時期なので当然ムリ。帰省をあきらめた。

…というわけで、無賃送還(乗車券の発駅の京都駅まで無料で戻れる)と払戻の証明を受けた。

これをもらうにも、窓口で長蛇の列に並ぶハメになる。

 東海道新幹線はとまったままで、品川折返しで運転を再開する見込みとの一報を受け、横須賀線で品川に移動。しかし、品川駅のキャパの関係で、ダンゴ状態になった新幹線をさばきながらなので、1時間に23本しか出せず、在来線も横須賀線とようやく品川折返しで一部動き出した東海道線以外はとまっている。

品川も大混乱しているので、品川始発で運転する特急踊り子の自由席で熱海までワープ。無賃送還の承認を受けているので、自由席であれば在来線の特急にも乗れるのが強み。

熱海からは島田行の313系ロングシートバージョンに揺られ、静岡まで移動。

静岡でおそめの昼食をとりつつ、新幹線の様子を1時間ほど見たが、動き出してはいるものの、まだ全然ダメで、いつ来るかわからないし、上りも下りも大ババという状態。

 静岡からはまたもロングシートに揺られ浜松へ。浜松も大混乱しているので、そのまま後続の普通で豊橋まで移動。豊橋も同じような状態なので、もう新幹線は使わないと腹をくくって、18キッパーが殺到する快速米原行を避けて、1本あとの新快速に乗った。ここで普段の動きが功を奏し、閃くものがあり1611分着の名古屋で降りた。

水分補給がてら、新幹線の様子を見たが、名古屋もご多分に漏れずいまだ大混乱だったので、新幹線は乗らない。ここで私が向かったのは11番線。狙いは17:03発のしなの16号大阪行。

年に数回この列車には乗るので、客の流れはよくわかっている。

この列車は帰省ラッシュのピークであっても、名古屋で一気に空いてしまうので、自由席でもなんとかなるだろうと読んだ。

 実際、あてにならない新幹線から、駅での案内放送によって11番線に来た人もいたが、こちらはそれよりも早く動いている。これが功を奏し名古屋から自由席で座ることができた。

 しらさぎやひだは通常の流れで人が多いから、あえてしなのにしたのだ。思わぬ形でしなの2014初乗車になったが、これで京都まではリクライニングシートで一息つける。

 サンライズを降りてから約半日、19時前に予定通り京都に戻ってきた。

時間はかかったが、全部座ってきたぞ。予想通り、京都駅も大混乱していたので、高槻までそのまま帰宅。

 サンライズと18きっぷ以外で、久し振りに東海道在来線のみで東京から戻ってきたわ。さすがに疲れた。

 

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2014年1月 7日 (火)

近畿日本鉄道 920系 をUP

近鉄920系は、1972年に旧600系の足回りを流用して
製造した吊り掛け駆動の車両です。
(M台車は空気バネのKD-74を新造)

Knr_nara_972

車体は8400系と同タイプの普通鋼製でラインデリア装備車でした。
3連×5本が製造されました。

1982年から冷房化工事がなされ、合わせて駆動方式をWN式に、
制御方式も抵抗制御から界磁位相制御に変更する改造工事
が行われました。
その際、 モータは10100系(ビスタカーII)の MB-3020Eに取り替えられ
回生ブレーキも使用できるようになりました。

1987年から88年にかけ、全車が名古屋線に転属しました。
この際改番が 行われ1010系(モ1010-モ1060-ク1110)となり
現在も活躍中です。

鉄道車両写真集
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あわせてこちらもご覧ください。

近畿日本鉄道 1000系 1010系 1810系

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2014年1月 6日 (月)

近畿日本鉄道 900系 をUP

近鉄900系は1961年製。奈良線初の大型車です。

Knr_nara_903

裾を絞った車体と足回り(145kw(1500V時)モータ+日立製VMC)
は8000系をはじめと する奈良線車両に引き継がれました。

900系は当初、M車単独でも走行が可能でした。
cM+Tc+Mcの3連でデビューしたのですが、
1963年にはTcを追加し合計24両。
すべてMc+Tcの2連に なりました。

昇圧時にはMG、CPなどの機器を分散させMTユニットとしました。
もはや8000系とほぼ変わるところはありません。

鉄道車両写真集

近畿日本鉄道 900系 のトップページへJUNP

近鉄の古い写真を発掘しました。

近鉄ファンのみなさま、ご期待ください。

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2014年1月 5日 (日)

Dr'Kの 2013年 12月の日帰り鉄旅 3連発

1225

今日は用務で愛知県に日帰り出張。出張先は名鉄沿線にある某大学施設。

時間的には早いのだが、ゆっくり昼食をとりたいのと、なんといっても乗継割引(JRの急行以上のランクの列車を複数乗る場合で、原則先行列車を降りた駅から後続列車に乗る場合、複数ある特定の条件を満たせば、一方の列車の料金が5割引きになる、という制度。

今回はこの条件をクリアしているので、往路のしなの号の料金が5割引きになるはずなのだが、先の投稿であったように、これを最近、難癖つけて虚偽の説明をして乗継割引の適用を逃れる手口での不正が本州3社で行われている疑いが非常に強い。

今回のきっぷの調達でも平然と行われた。詳細は「高槻駅での不正」参照)が大きいので、愛知・長野への出張の友「しなの9号」に乗車する。冬休みに入って、帰省客も増え始め、いつもどおり自由席で万が一座れないとかなりつらいことになるので、先日万全を期して指定をとったのだが…

 朝ラッシュ時に神戸で急病人を救護したため、520分の遅延が出ている。京都駅にギリギリ到着。

 しなの6両、サンダーバード9両と、両者がともに所定編成の場合は、京都駅の0番線では、しなのの普通指定とサンダーバードの自由席の乗車位置案内が同じ場所になるのだが、サンダーバードを利用する客のほうが圧倒的に多いので、お互いの列車の自由席に並ぶ客が、指定席に乗ろうとする客の邪魔になる。

とくに、サンダーバードの自由席はかなり並ぶので、しなのの指定に乗るのは一苦労。しかも、遅れてきたし、1本前の普通とはほぼ同着で、乗換の接続は取ったものの、マイクで煽りまくるだけで非常に危険。

なぜサンダー自由席の客に対して、「しなのの客を通せ」という一言が言えないのだろう。

 

しなの9号は名古屋には2分遅れで着いたが、ここでも乗車客が殺到し、名古屋で降りる客が困るのが毎度の光景。他のしなのと違って名古屋が始発じゃねぇんだからまてっつーの。

京都時点ではまだ10時になっていなかったため、1月末の出張時の復路のサンライズのきっぷを求めて名古屋駅のみどりの窓口へ。

 東京発のサンライズは大阪駅では運転停車のみでドアを開けてくれない(時間は4時半なので、30分ほど待てば5時前後から各線の初電が動き出す。それゆえニーズはあるはずなので、個人的には営業停車にしてほしい。大阪に営業停車してくれれば、後述するややこしい買い方はしなくてすむ)ので、姫路まで行って折返すのだ。

 姫路着の日が平日ダイヤならば、5:47の新快速大阪行きがあり、大阪以遠に行くにも芦屋~大阪間の各駅で後続の快速に乗ればよいのだが、休日ダイヤだと6:25まで新快速がないので、快速で折り返すことになるのだが、これだと6時台に大阪に到着することはできない(78分になる)。

 また、朝早い仕事が大阪であるときには、新大阪まで姫路発6:00ののぞみの始発に乗る。これなら新大阪に631分、京都にも647分に着ける。

 ということで、浜松~姫路のノビノビ座席と、姫路から折返しの新幹線自由席を所望。

 今回は、姫路からの戻りが休日ダイヤで、かつ大阪に戻ってそのまま朝8時から一日現場仕事で朝食時間を確保するため、姫路からの折返しに新幹線の自由席をつける。乗車券は往路を買うときに、連続乗車券を買ってある。特急券2枚だけなので、サンライズのノビノビ座席の半額の特急券と、新幹線の自由席特急券の合計になるはずだが、サンライズの料金が正規の3,030円のまま計算されている。

あれ? おかしい。

サンライズの料金が正規の料金で出てくるなら、新幹線の発売がまだできなくて、そのきっぷは発券できないはず。…なので、請求金額が3,030円(サンライズの分)だけで、乗継請求の「承認印」をサンライズの特急券につけて発売されるはずだ(この「承認印」の押印拒否も多い。この印がなければ割引を受けられない。これを承知の上で、口頭で手順のみ説明して押印はしない悪質な対応をする係員も…)。

そして後日、新幹線の特急券を購入するとき、サンライズの特急券を本来の割引後の料金のきっぷと差し換えて割引分を精算することで新幹線の特急券を手にすることができる。同様に、後続列車が割引になる場合は、先ほどの「承認印」が押された元のきっぷを提示することで、5割引きで後続列車のきっぷが買える。

 これが「乗継請求」である。

 

「なんでその金額になるのか説明してもらいたい」

と、説明を求めたら、彼は私を待たせて端末をたたいたが、端末は係員の指令どおりにしか仕事はしない。

 

「いや、(端末をたたいていないで、なんでそうなるのかを)説明してって言ってるんだけど」

 

そのまま逃げるようにバックヤードへ一直線。あまりにも挙動が不審なのでその場でサービス相談室に電話。そうすると周囲の係員から窓口付近で電話を使うな、の集中砲火。こちらも使いたくて使っているわけではないし、それをすかさずこちらに言うということは、通報されては困るなにかうしろめたいものがあるのか? と首をかしげざるを得ない。

 

 きっぷが出るなら、割引がされていなければおかしい。

オペレータの対応もその場で対応しようとしないし、会社組織としてかなりあやしい。

 

その後、昼食の時間を削って名古屋駅に直結しているビルのJR東海の本社に抗議に向かった。

受付でサービス相談室にも何度も申し入れているが、対応してもらえない事情を説明すると

「アポイントがない方はお通しできません」

緊急を要する案件なのですが…まぁいいや、じゃ、アポイントをだれにとればいいのですか?

「本社内にはそのようなことに対応できる部署はありません」

とのこと。ほかのJRにあって、東海にだけないもんですかね…。

あれだけの組織の会社ですし、あれだけひどい対応をしているJR東日本でも「サービス品質改革部」という部署が一応あって、申し入れはできる(全く対応はなく、機能はしていないが、門前払いをされたことは一度もない)。

JR西日本は「総務部」「営業本部」「法務部」「広報部」というところに対応してもらったことがある。

 

 

JR東海の組織図】

【こちらはJR西日本の組織図】

 

「サービス相談室にお申し出ください」

そのサービス相談室が全く機能していないから、わざわざここにきているのですがね…

その場でサービス相談室に電話したら、警備員がここはロビーだから静かにしろという始末。

サービス相談室に申し出よといったのはあなた方ですがね。…というわけで門前払い。

 後ろめたいことがなければ、話を聞くことくらいはできるはず。

その対応すらできない、ということは、JR東海の係員が利用客に対して行っている不当請求を、

会社としてよしと認めている、つまり、

JR東海という企業は、利用客に対して運賃・料金について組織的に虚偽の説明をして不当請求を行い、何も知らない客からカネをだまし取っている

と解釈せざるを得ませんが…それでいいわけですね?

 

万が一、本当にあなた方が言う「間違い」なのであれば、12月の1か月だけで同一の不正行為が5回もあり、こちらが一つ一つ発券のしかたを言わなければ正しいきっぷが出てこないというのは異常ですし、それになにより、この不当請求に対して、きちんと真摯に誠実に、ご対応いただけるはずですよね?

… それならばこちらにも考えはあります。覚えてらっしゃい。必ず目にもの見せてやります。

 

名古屋駅付近でゆっくり昼食をとるつもりだったが、上記のようなことになったので、食料を買い込み、名鉄特急の特別車で食事をしながら東岡崎に移動。

年末の差し迫った時ではあるが、講演の仕事を1本こなして、そのまま10月に伺った営業先に寄って商売道具の近況報告。社長と若旦那が出迎えてくれる。

しばらくして、お嬢さんが戻ってこられて「よくきてくださいましたぁ~」と手をにぎにぎ。

あの~、オジサンを誘惑しないでくださいな…

 

というわけで、ほんとは、そのまま東に向かいたいのだが、明日は大阪市内で、午前中研修があるので豊橋のなじみの店に寄ってから、名鉄特急とのぞみを乗り継ぎ、大阪にいったん戻る。

 

1226

翌日は、朝から大阪市内北部で研修。12時終了予定が少し早目に終わったため新大阪へダッシュ。

1217分「のぞみ126号」に飛び乗る。米原で追い越した「ひかり520号」に名古屋で乗り換え

小田原で下車する。ここから東海道線に乗り換えて辻堂で下車し、午後の用務先へ。

本格的には年明けから、とある新しいプロジェクトで一緒に仕事をさせていただく方と、顔合わせをするのだ。お互いの都合がなかなかあわず、こんな時期になってしまった。

 その方と食事をした後、新横浜からほど近いなじみの店で軽く飲みなおして、新横浜から最終のぞみで京都に戻る。

 

 

1227

京都からサンダーバード1号に乗って小松に移動。湖西線はいつ風で止まっても不思議はないくらい雪と風が強かった。小松で521系普通に乗り換え美川で下車し、研修施設へGo

なんか、本線の金沢以西の普通がほとんど521系になってしまって、なんともいえん。

座席が減った分、立つ率が増えた。吹雪く中、研修施設のクルマで会場へ。今日は恒例の研修で、

今年は15時まで2本に参加。

 

研修後の懇親会は失礼して、松任からサンダーバード36号で京都に移動。

普通車が満席のため、グリーン車に乗車。グリーン車も満席。流石年末のサンダーバード。

和倉温泉からの上り最終のため、自由席も大混雑。車販がなかなか来ない。

外は雪が降っていたため、心配されたが、何とか無事到着。

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2014年1月 4日 (土)

謹賀新年。J鉄局は10周年を迎えました。

本日、2014年1月4日。

鉄道のうんちくをコンテンツとしたHP「JS3VXWの鉄道管理局」
が、開局して以来、10年の歳月が過ぎようとしています。

ご覧いただいている皆様のおかげと御礼申し上げます。

ただ  よう続いたなあ。と思うと同時に、
「曲がり角かなあ」と思うこともあります。

毎年、お正月にアクセス解析をして、
コンテンツのランキングなどをUPしていたのですが、
この一年間に、
アクセス数は70パーセントほどに減少しています。

やっぱり私も人間ですね。
ずっと右肩上がりだったので気持ちが萎えているのを感じます。
「やっぱり、--
ご覧いただいている皆様が背中を押してくださっていたんだ。」
とつくづく思います。

昨年は、11月にパソコンがダメになり、
年末には、USBメモリがアウトになってしまいました。

書きかけの原稿のみならず、
ストックしておいた文書データの多くが消滅してしまいました。
なんと、新しいパソコンにデータをバックアップする
のを忘れていたのです。

前回の珍車ギャラリーは、
急遽、二日間で書き上げたものです。

新年早々、泣き言でスタートするのも恥ずかしいので、
三が日は控えておりました。

10周年を迎え。
気持ちを切り替えて再出発したいと思います。

今後とも、J鉄局をよろしくお願いいたします。

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