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2013年9月19日 (木)

Dr'K 2013年 9月の鉄旅 台風に学ぶ

2013年 9月の鉄旅 
台風の非常時から学び、高槻駅の拡張計画に警鐘を鳴らす。

プロローグ( 9月15日)
 今日は、首都圏と愛知県岡崎に出張予定。
台風接近のため、覚悟はしていたが、
首都圏への出張の友、「サンライズ」は運休。
…というわけで、
翌朝ののぞみ100号と東京~大宮間の新幹線特定特急券に変更し、翌朝に「のぞみ」をかけて帰宅する。

 ところが、雨風がだんだんひどくなり、
自宅の周囲の地区に続々と避難指示が出る。
ついに、隣接する京都府全域、通ることになる滋賀全域には
特別警報まで出てしまった…。

9月16日
 翌朝、早めに最寄りの高槻駅へ。
---全線ストップ。---
見込みが立たないので、そのまま待機。
新幹線も京都以東がアウト。 

遅刻の連絡をとりあえず入れる。

 しばらくして、
京都へは快速が化けた各駅停車のみの運転となる。
桂川橋梁では徐行になっている。 むしろ、
この水量ならさっさと渡り切ってもらいたいものだ。
さらに、京都駅では4番線のみで折返し運転をしているため、
列車を捌ききれず、長岡京以東は発進、停車の繰返し。

 桂川を渡ったところで、外側線には西大路駅構内で
抑止を食らったEF510牽引のコンテナ貨物が止まっている。
さらにその前には
EF66牽引のこれまた長大コンテナ貨物が止まっている。
こいつらを横目に、列車は京都駅4番線へ。

 さて、次は新幹線である。
京都駅で昼食をとりながら、しばらく待ったものの、
運転再開と思いきや、今度は富士川が増水してわたれなくなり、
静岡以東で止まってしまう。

埼玉での研修は、台風接近のため中止の連絡が入った。
岡崎の用務先に連絡を入れ、
アポイントを1日延期してもらうとともに、
京都駅で無賃送還の手続きをとって、
とりあえず今日は帰宅することにした。

 そのとたん、運転再開。
でも、もう予定はすべて延期になっているので、高槻を目指す。
4番線に行ってみると、
快速崩れの快速すら30分間隔になっている。
しかも停まっているのは223系の6両編成なので、
もうすでにかなり混んでいる状態。
1本待って座って帰ることにした。

 ところが、次の列車は純粋な各駅停車。以下、
発車時刻表には15分毎に各駅停車西明石行の表示が並ぶ。
どうやら、新快速だけでなく快速も止めてしまったか、
高槻~京都間の運転を各駅停車に持ち替えたようだ。

7両編成だとさすがに厳しい。
しかも女性専用車の設定を解除していない。
何を考えてんだか。京都の時点でこんだけ混んでるのに。

 桂川の水は往路の時より減ってはいるが、
見ていてまだまだ怖い水量。

向日町、長岡京とどんどん乗客は増えていく。

 高槻到着の放送で、
「本日に限り、出口は右側(4番線)に到着」との放送。
高槻の折返し線2線あるが、これが満杯になっているか、
3番線に何かいるかだ。
折返し線は、321系が1編成いるだけで、残り1線は空いている。

 高槻駅の4番線に進入するときに謎が解けた。
3番線にいるのは10両編成の快速。
高槻駅の折返し線は各停対応なので、8両分しかない。
快速は6両から12両まであるから、
高槻駅では3番線ホームでないと折返しができない。
3番線の快速の行先が高槻になっていたのが、
こちらが到着する寸前に網干行に変わったので確信を持てた。

 この電車(各駅停車西明石行き)が大阪まで先着。
と案内しているが、「この電車」だけでは、
どちらが大阪へ先着するかわからない。
結局、乗客はホーム上を右往左往。 

京都へ行く客は2番線に移動しなければならない。
 3~4番線の階段は1~2番線に比べればまだ広いが、
それでも狭いため、快速を降りた客と私とは同じく
西明石行から降りた客の流れがつながっているので、
降りてくる客がホームに降りてくるのもままならない。

 しばらくホームで列車の出入りを観察していると、
西明石行の後、すぐ高槻始発の新三田行が4番線に入線する。
ほぼ同時に所定高槻どまりの各駅停車が2番線に到着。
降車終了後、折返し線に引き上げる。
快速が信号待ちをしているのが見える。

 大阪方面行きの快速が3番線から発車すると、
入れ替わりに信号待ちをしていた快速が3番線に入って
そのまま折返す準備をする。
信号待ちの間に追いついた京都行き普通が2番線で発着する。
これの繰り返し。
吹田と灘に非常時用のシーサスポイントを挿入するなら、
高槻駅の片亘りもシーサスに変えておき、
2番線からも大阪方面に出発できるようにしておけば、
今回のように快速を高槻折返しの措置をとった時、
大阪方面からやってくる各駅停車を1番線に逃がしてやれば、
快速の信号待ちが皆無になるし、
元々あった内側線と外側線の亘り線を撤去していなければ、
茨木まで内側線を走らなくても、高槻の時点で
快速を外側線に移すことができる。

 この現象こそ、今年度実施される
高槻駅の外側線ホーム増設工事の設計が
利用客の動線を無視したものであることを実証している
といえよう。

この高槻駅のホーム増設工事とは、
現在高槻駅の外側線本線(現状は通過線でホームなし)に、
上下の貨物待機線を撤去して、
新快速発着用の片面ホームを両側に貼りつける形で新設し、
既存のホームを快速、各駅停車用にするというもの。

 これだと、快速、各駅停車から新快速への乗換は、
現状ホーム上でできているものが、
必ずホームを移動しなければならないため、
階段の上り下りを利用客に強いることになるので、
無駄な動線が増える。

南海泉佐野や、阪神尼崎のように、
現在の貨物待避線のある位置に外側線の本線を移し、
中央の待避線を両面ホームにすれば、
高槻発着の各駅停車の両側のドアを開けて停車させるだけで、
車両を通り抜ければ平面での移動になり、
階段の上り下りはいらなくなるのだ。

今回、琵琶湖線の路盤崩落のため、同線に直通できなくなった。
このことから、高槻で快速を折返す措置をとったわけだが、
結局、快速から3番線で降ろされた京都方面に向かう乗客は、
1・2番線に移動するのに階段へ殺到する。狭くて危険だ。
加えて、その流れが切れないうちに
京都からの普通が来て乗客を降ろす。

狭い高槻駅の階段で無用な動線を生むと、もう大混乱。

乗客の不安といらだち、加えて現場の職員の思いを、
JR西日本の上層部や高槻市の関係者の方は、
知っておられるのやら…。
もしこれをご覧になっていれば、利用客の安全のためにも、
計画の変更を考えてもらいたいものだ。

9月17日(火)
改めて、名古屋に向け出直すことになった。
この旅は、京都駅0番線、しなの9号から旅が始まる。

(ワイドビュー)しなの9号 京都 9:24 → 名古屋10:58
 私の愛知出張の友、しなの9号である。
当初の運用計画ではA+Bの10両編成だったが、
台風の影響で運用が1日ずれたので、
実際はA+Cの8両編成がやってきた
(383系の運用については、特急ミシュランNo.23、383系の項を参照されたい)。

 そのため、京都駅に停車中に7号車(グリーン車)の指定券を持っている客は1号車、
8号車の指定席を持っている客は6号車に乗り、代替の席を車掌からあてがってもらうように案内があった。

 京都駅0番線を出た列車は、いきなりシーサスポイントを亘って、
徐行で内側線を走り始める。
報道でもあったのだが、大津~膳所間の上り線の路盤が崩落し、
線路わきのアパートを直撃、住人の方が生き埋めになったものの助かった。という。
その現場を最徐行で通過。D席なので、えぐられた路盤が目の前に生々しく目に入る。
昨日抑止されていた貨物列車がここに突っ込んでいたら…。
と思うとゾッとする。
 
石山を通過すると瀬田川を渡るが、ここの濁流もすさまじいの一言。草津の時点で、12分遅れ。6番線に普通を待たせて5番線を通過。
野洲で先行の新快速を追い越すも、その後も、日野川、愛知川、芹川と、渡る鉄橋は、すべてすごい濁流が流れている。

ダラダラ遅れて米原の時点で20分近い遅延になる。
米原で車掌から編成変更の案内がないため、
隣の7号車では、編成変更に戸惑っていらっしゃる方も見られた。
結局、名古屋で下車するまで、全く案内はなかった。
名古屋からは大阪からガラガラだったのが
ウソのように大混雑するのは、お約束。
 
名古屋で早めの昼食をとり、名鉄に乗り換える。

快速特急豊橋行 名鉄名古屋 12:48 → 東岡崎 13:17

 パノラマスーパーに揺られること29分で東岡崎までついてしまう。
快速特急は、名古屋を出ると知立までは特急と同じ停車駅なのだが、知立を出ると終点の豊橋まで東岡崎しか停まらない。
いやー、速い。

 先月にも伺った商談先。
若旦那には、私の新しい商売道具の製作を前回訪問時に依頼していて、それが本体は一応できた、と連絡があり、最後の仕上げをする前に、その仕上げで使うパーツの最終確認しにきたのである。

 社長も若旦那もお嬢さんも、ご自身がその道具をお使いになるから ほんとにウデがいいし、使うものの心理をよくわかっていらっしゃる。
 仕上げ前の状態で、仮組みしてもらい、試しに使ってみた。
鳥肌が立った。

 かつて岡崎はひどい水害に遭った町なので、
今回の台風の被害を心配していたのだが、
直撃コースの割にはどうということはなかったとのこと。

 若旦那に東岡崎まで送っていただき、帰路についた。

快速特急 新鵜沼行 東岡崎 15:22 → 名鉄名古屋 15:51
ひかり 475号 名古屋 16:10 → 京都 16:48

 帰りの快速特急は2200系。
これは車体に号車番号がデカデカと書かれているが、
設備自体は洗練されていてよい。
知立までノンストップなのがまたよろしい。
知立からは列車の揺れが心地よく、
台風で散々待たされた疲れからか、
金山を過ぎるまで爆睡していたようだ。
名古屋で乗り換えたひかり475号についても、
爆睡のあまりまったく記憶にない。

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