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2013年7月の記事

2013年7月31日 (水)

局長の「青春切符で、さぬきうどん」

青春切符で、さぬきうどん

大阪でも、セルフのうどん屋は増えました。
そこそこ味も悪くはないので、
うどん好きの私は結構利用しています。
セルフだけではありません。
中でも茨木にある うどん屋は、別格で、
うどんと一括りに出来ない奥の深さを感じています。

さて、うどんと言えば、さぬきうどんですが、
ご当地香川県でも何回か食べてはいます、
しかし、はっきり言って特に感動した記憶はありません。

自家用車で旅行することがないので、
お店が駅近くに限定されるのが、大きな原因だと思われます。
でも、本場、香川県でうまいうどんを食べたい。
とかねてから思っていました。

そう思っているうちに、
ネットで、「一福」といううどん屋を見つけました。
予讃線端岡駅から、800mほどの距離にあります。
10分ほどは歩かなければなりませんが、
それ位ならイイでしょう。

時刻表で調べてみると、大阪駅8時の新快速に乗れば、
相生、岡山乗換でちょうどお昼時に端岡駅に着きます。
早速余った青春切符でうどん屋へ向かうことにしました。

新快速は12両編成ですが、
姫路で後ろ4両を切り離し8両で相生に着きます。

ここから岡山行きに乗換るのです。
かなり昔の話ですが、これが3両編成だったことがあり、
本気で乗客が怒っていたのを覚えています。

さすがに今は6両編成です。それでも満員。
青春切符の旅はこうしたボトルネック列車をいかにクリアするかが大きなポイントになります。

なんとか座れた私ですが、
実は岡山で乗換えたマリンライナーの方が、
座るのは難しかったです。
一時、6両編成だったのに、今また5両編成に逆戻り、
わけがわかりません!

瀬戸内の海は今日も綺麗でした。
瀬戸大橋線の景色だけでも、旅している気分が満たされますね。

端岡駅に着いたのは、12時7分。
オッ?私と同じことを考えていると思われる旅人がひとり、
足早にうどん屋へ向かい歩いて行きます。
Googleマップで近道した私は、
結局、彼の道案内をしたようなものですが、
場所は難なくわかりました。

Dsc_1131

案の定、行列です。
大抵のお客は、自家用車ですが駐車台数が限られているので、
諦めて去ってゆく人も多そうです。

お店は、セルフです。
噂通り、うまいのです。

理想的なコシ。ツヤ。
麺自体にも味わいが感じられ本当にうまい!

ぶっかけの醤油が薄口でなんだか頼りない気もしましたが、
トッピングしたダイコンおろしや柚子との
馴染みがよく一杯で何通りもの味わいを楽しむことが出来ました。
大盛りにちくわの天ぷらまで付けて500円でお釣りが来ます。

このコストパフォーマンスの高さには、
本当に嬉しくなってしまいました。

さて、高松で撮影して帰るとしますか。

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2013年7月30日 (火)

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その3

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その3

7/1(月) 仙台→福島→東京→新宿→塩尻→米原→京都

 東北本線の乗り残し区間、岩沼~福島間を潰すために仙台発7:45の普通電車に乗る。平日なので通勤・通学客で満員である。

ロングシートの701系電車なので長距離の移動には向かない。岩沼を過ぎる頃まで車内は満員だったが止まる駅ごとに高校生たちが下車して車内は空いてきた。

電車は県境を越え福島へ通勤する人たちを拾いだすと再び車内は混み出した。
福島着9:08。これで東北本線完乗。

 福島で東北新幹線「やまびこ128号」に乗り換え一路東京へ。

東京着10:56
ここで下車し新しくなった東京駅の玄関を見に行く。

リニューアルされた赤れんがの駅舎がすばらしい。
駅舎を写真に収め、中央線で新宿まで出る。
会員パスをできるだけ有効に使うため中央線塩尻経由で帰ることにする。

新宿発12:00「スーパーあずさ15号」に乗る。
車両は若干くたびれたE35112両編成だ。
停車駅が少ないだけで名前に「スーパー」をつける必要があるんだろうか少々疑問に思う。

車内は空いていてゆっくりと昼食をとる。
高尾を過ぎると山岳地帯に入り、笹子トンネルまではずっと登り坂が続く。その昔蒸気機関車があえぎながら登ったのだろう。

「スーパーあずさ」はかなりのスピードで坂を登っていく。甲府からまた上り坂が続く。ちなみに中央線最高点は富士見駅で標高958m、塩尻駅は720mだそうだ。塩尻着14:25、これで中央線完乗。

旅の終わりは「しなの」16号大阪行きに乗る。
京都まで乗らずに米原で新幹線に乗り換えて京都まで行くほうが乗り継ぎ割引が適用され特急料金が安くなる。

ところで塩尻~京都間の乗車券、「しなの」の特急券、新幹線の特定特急券は乗り換え時間があった小牛田駅で買い求めたのであるが、マルス係のお兄さんはなぜ私が米原で乗り換えるのか理解できなかったようで、

「「しなの16号」は京都まで行きますよ。」と聞いてきた。

私が「乗り継ぐ方が安くなるから」と言えば、今度は
米原からは「ひかり」ですか、「こだま」ですか」と聞いてくる。

「隣の駅まで行く特定特急券は自由席にきまってるやんか」と言うと、やっとこちらの意図が伝わったみたいで発券に二人がかりで15ほどかかった。(笑)

「しなの」が名古屋を出ると乗客は数えるほどになった。
しなの」は大垣~関ヶ原間、登り勾配が緩やかな緩行線を走る。

貨物列車と特急しか走らない下り専用線だ。
めったに乗れる区間ではないので目をこらして車窓を観察した。線路規格が良いため揺れも少なく、通過する列車が少ない割には保線も行き届いている感じがした。米原でこだま655号に乗り換えて京都着18:34

今回の旅は被災地の鉄道に乗ってきた。
三陸鉄道北リアス線はなんとか復興できそうだが南リアス線は被害状況からみて自力での再生はとても不可能だろう。

復興予算を寸断された地方鉄道に回してほしいものだ。
残念だがJR東日本は不通区間をいずれBRT化するだろう。

仙石線もまだ当分のあいだバス振り替え輸送が続くだろうが線路の付け替えなどの具体的な計画が進んでいるようだ。

あと数年先になるかもしれないが石巻~女川間と併せてもう一度全通した仙石線を乗りに行きたいものだ。

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2013年7月29日 (月)

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その2

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その2

6/30(日)  本八戸→久慈→二戸→仙台→高城町→陸前小野→石巻→小牛田→古川→仙台→利府→仙台→あおば通

本八戸駅は高架駅である。
以前は貨物扱いもあったのかホームは長い。

7:22発久慈行きの気動車に乗る。
八戸線は昭和時代に作られたキハ40系が運用されている。

盛岡地区の車両と比べればJR東日本の冷遇が見てとれる。
八戸線は鮫駅をすぎるころから風光明媚な海岸線を走る。
観光路線で売り出しても十分見どころがある。

階上~久慈間は3.11の津波に線路や鉄橋を流され長らく不通であったのだが地元自治体の強い要望もありJRが復活させた区間である。

路床を見てみるとバラスは新しいものが混ざり、レールも一部交換されたと思われる。不採算路線ゆえJRはバス路線に転換したかったのだろうがよくぞ復活させてくれたものだ。

Photo_2

久慈駅着9:22
久慈は岩手県北、三陸の中心都市で三陸鉄道北リアス線の乗り換え駅である。NHK朝ドラ「あまちゃん」のロケ地になっていて観光客も多く見受けられる。

北リアス線の被害状況は三陸海岸沿いを走る鉄路のなかでは、まだましなほうで田野畑~小本間のみが不通のままであるが代行バスを挟んで宮古までの運行が確保されている。

なんとか国の予算で復興させてほしい。
微力ではあるが久慈駅内で三陸鉄道復興を応援するおみやげを買った。

久慈からはバスで北上山地を越え内陸部の二戸に向かう。
JR東北バス「スワロー号」が八戸線の到着列車に接続していて二戸駅で「はやて」と連絡するダイヤを組んでいる。

Photo

久慈駅9:30発のスワロー号は乗客5人を乗せ二戸へ向かう。
途中で乗ってきた人は1人だけで乗客はすべて二戸まで行く客であった。

バスは国道281号と県道を通り、道の駅「おりつめ」を経由して二戸駅に70分で到着。高速道路は走らないが車内は高速バス仕様で座席もいい。

道路状況も良く快適なバス移動であった。
また大人の休日倶楽部の会員パスを見せると運賃を1割引の1,350円にしてくれた。
二戸着10:40

さて次も3.11で被害を受けた仙石線を乗りに行く。
二戸発11:10はやて30号に乗り、仙台をめざす。
仙台着12:25
ここで満員だった車内の半分の乗客が入れ替わる。

仙石線のホームは地下にあり都会の地下鉄の雰囲気だ。
高城町行きの快速まで時間があったので始発のあおば通駅まで行ってから快速に乗ることにする。

あおば通12:57発高城町行き快速に乗る。
途中東塩釜までは複線化され都市近郊区間で利用客が多い区間であることがうかがえる。ほどなくして海岸線が見えてくると電車は松島海岸駅に到着する。

この付近は仙石線と東北本線が併走する区間である。
電車が松島海岸に着くと乗客のほとんどが代行バスに乗り換えるために降りてしまった。

車両に残された私は不安になったが当初の予定通り高城町まで行って松島海岸から来る代行バスに乗ることにした。高城町で下車して駅前から代行バスに乗れると思っていたのであるが、駅前にはバスが入る場所がない。駅員に聞くと代行バス停は駅から徒歩10分かかるという。バスの発車時刻を見るとあと10分しかない。乗り遅れると乗りつぶしができない。

覚悟をきめてバス停までの500mをかけっこをした。
息を切らしながら、やっとのことでバス停を発見。
そこには3人のバス待ちの人がいた。
まもなくバスが2台続けてやってきた。

Photo_3

ここから不通区間の陸前小野駅までバスに乗る。
バスから見える仙石線の不通区間は架線がはずされ、
線路は夏草が伸び放題であった。

不通区間は津波の影響を受けないよう山側に線路を移設する計画だそうだ。
その工事も始まっていた。

バスが野蒜駅に着くとホームが震災のまま残っている。

Photo_4

3.11野蒜駅を出発したあおば通り行きの電車が津波に流された場所の近くをバスは走る。

折しも野蒜小学校で地元住民による街作りの決起集会が開かれていた。国道45号沿いの陸前小野代行バス停で降り、少し歩いて陸前小野駅にたどり着く。

駅舎は新設され、震災の面影は見いだせない。

駅には売店があった。
パートのおばさんが常駐しキップも売っている。
今は1日5本しか電車は来ないが駅員がいるだけでホッとする。

マルスはないが定期券や乗車券などの購入にけっこう地域の人が利用するそうだ。私も入場券とオロナミンCを買い求めて電車が来るまでおばさんと話をした。

おばさんによるとこの駅は震災のとき大人の背丈ほどの海水が流れ込み、駅舎はがれきであふれていたそうだ。駅裏は水田になっている。

今年は土壌を入れ替えして震災後初めて田植えがなされたそうだ。秋の収穫を期待したいものだ。

陸前小野駅に入線してきたのは電車ではなくキハ110系の気動車であった。津波で変電所が壊れたままになっているためだという。

Photo_5

たとえ変電設備を修理して陸前小野~石巻間に電車を運んで走らせても非電化区間や交流電化区間に挟まれた直流電化区間であるので電車では車庫まで自走することができないから気動車での運用が妥当なところか。キハ110系は「奥の細道」のロゴが入った陸羽西線用の車両が運用されていた。

陸前小野14:41発の気動車に乗り石巻着15:01
石巻は石森正太郎の出身地で駅にはマンガのフィギュアが飾ってある。

Photo_6

マンガの主人公をラッピングした気動車「マンガッタンライナー」も見られた。
ここで石巻線に乗り換えて小牛田まで出た。小牛田着16:04

小牛田駅に到着すると駅のホームが騒がしい。
人もいっぱいいる。何事かと思いきや、この日は仙台~小牛田間にイベントSL列車C61が運行されて小牛田駅内で機関車の入れ替え作業中であったのだ。

陸羽東線の乗り換え時間にSLの入れ替え作業を見られたのはラッキーだった。

陸羽東線で古川まで出て東北新幹線はやて110号で仙台まで戻り本日の最後は利府支線を乗り潰す。

 仙台発17:51の利府行き普通電車に乗る。
途中の新利府駅は東北新幹線の車両基地の最寄り駅である。在来線の車庫もある。間近にE5系のはやぶさやE6系のこまちが見られた。

この駅は新幹線や在来線の乗務員交代のために作った駅ではなかろうか。JR西日本でいうと博多南駅みたいな感じだ。利府駅で同じ電車で仙台まで引き返した。

ホテルはあおば通駅上なので再び仙石線に1駅だけ乗ってホテルへチェックインした。

 夕食は近くの海鮮居酒屋でとる。
店自慢のホヤを勧められたので注文する。
以前、釜石の呑兵衛横丁で食べたホヤを思い出した。
あのときの味と同じように身に臭みがなく日本酒に良く合った。

仙台といえば牛タン。
前に来たとき時間がなく食べそこなったので今回はゆっくりと味わってタン塩焼きを食べた。酒は塩釜の「浦霞」を飲んだ。

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2013年7月28日 (日)

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その1

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その1

 ことしの夏は629日から八戸線をメインに乗りに行くことにした。前回サンライズの遅れによって予定が狂い、北海道へ行く途中に乗れなかった八戸線のリベンジである。

大人の休日倶楽部の会員が増加しているのだろうか。
会員チケットの販売価格が東日本・北陸エリアで2年前と比べ有効期間が1日増え4日間になったもの5,000円高くなり今回は17,000円である。

今回も福井から入り飯山線の未乗区間を潰してから八戸に入るコースを考えた。

6/29(土)京都→金沢→直江津→十日町→越後川口→浦佐→大宮→八戸→本八戸

京都発7:38のサンダーバード1号の自由席で金沢まで出る。
乗車率は京都で8割程度だったので慌てずに着席できた。
金沢着9:45、ここで10:14発のはくたか9号に乗り換える。

金沢で駅弁を買うと売店のおばさんが
今日から大人の休日倶楽部のキップが使えるから朝イチのはくたかの自由席はいっぱいだったよ。」
と教えてくれた。

JR西日本エリアのおばさんまで大人の休日倶楽部を熟知してるんだ。」と感心する。
はくたか9号の自由席につくと車内は空いていて直江津までは座席を回転させボックス席にしてくつろげた。

直江津着12:01
乗り換え時間23分を利用して一度改札を出てからみどりの窓口でえきねっとで予約した指定券を受け取る。一度に受け取る指定券の数は今回は5枚。

トラブルなく発券してくれた。JR西日本エリアから入ると直江津駅はJR東日本の入り口の駅になるので、この駅のみどりの窓口は重宝する。

 さて直江津からは、ほくほく線の普通に乗り換えて十日町へ、十日町でJR飯山線越後川口行きに乗り換える。

単行のキハ110系は信濃川に沿って走り30分ほどで越後川口に到着、これで飯山線完乗。

ここで上越線普通水上行きに乗り換え、浦佐まで出て上越新幹線に乗り換える。
浦佐発14:46Max238号の2階席に座る。

2階指定席は空いていたが越後湯沢で「はくたか」からの乗り換え客を拾うと車内はいっぺんに満席となった。

Maxときの2階席の天井は低いから息が詰まりそうだ。
この分だとMaxときの自由席の席取り合戦は凄まじかったにちがいない。

また東京から富山・金沢方面に行く乗客の越後湯沢での「はくたか」席取り合戦は新青森開通前の八戸で遭遇した「白鳥」のそれに匹敵するのではないかと予想される。

北陸新幹線が開通するともうこの光景は見られなくなるのだが。

 

大宮で東北新幹線はやて41号に乗り換える。
「はやて41号」はE6系「こまち」を併結して入線してきた。

「はやて」もE5系への置き換えが進んでいるようで、かなりの確率でE5系の新車両に乗れる。

乗る前はワクワクする。
大宮発16:22のはやての車内はほぼ満席だ。

幸い2列席の隣が八戸まで空席だったこともあり大宮の駅ナカで買ったスウィーツとコーヒーでまったりとくつろげた。

 八戸着18:58ここで八戸線に乗り換えて本日の宿のある本八戸まで行くのだが、新幹線に接続したダイヤが組まれていない。30分ほど時間を潰すハメになった。

新幹線で降りた乗客の多くはマイカー、バス、乗り合いタクシーなどで町の中心である本八戸方面に向かったのだろう。八戸線を使って本八戸まで行く客はごく少数である。

八戸市の中心街は八戸駅から6Kmほど離れている。私の感覚でいえば別の町という感じなのだが、東北の主要都市はこのように駅と中心街が異様に離れている町が多いことに気づく。

能代、大館、弘前などもこの例にあてはまる。明治時代に線路が引かれたとき何らかの理由があって中心街から離れた所に駅が設置されたと想像されるが、

町の発展には駅の利便性は必須であり駅の立地は街づくりの基本であることから後生に禍根を残してしまった感じがしないでもない。

本八戸のホテルにチェックインしたあと夕食に出かけた。
ホテル近くの居酒屋に入り港で上がった魚で地酒を飲む。

三戸の「吟醸り」と山形の「くどき上手」を飲んだ。
やっぱりうまい。シメに八戸名物「せんべい汁」を食べた。

つづく。

 

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2013年7月27日 (土)

珍車ギャラリー JR九州 オロネ15-3000番台 をUP

2005年、九州方面へのブルートレインが短編成化の一途をたどり、
      「富士」「はやぶさ」は併結列車となりました。
そのため14系で編成することになったのですが、
その時14系には、もはやA寝台車がありませんでした。
      そこで、24系であったオロネ25を転用することになり、
オロネ15-3000番台が登場することになりました。

Jrq_pc_hayabusa_08_orone15_3006

ところで、オロネ15形は、ずーっと空形式だったわけです。
0番台(基本番台)でいいじゃないか。と思うのですが、
オロネ15には唐突に3000番台が付与されました。
なぜでしょう?

詳しくはこちらを…。

珍車ギャラリー
JR九州 オロネ15-3000番台
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2013年7月25日 (木)

近畿日本鉄道 18200系 旧「あおぞらⅡ」をUP

近鉄18200系「あおぞらⅡ」は、
修学旅行などの団体専用車として使用してきた20100系
「あおぞら」号の代替用に18200系を改造したものです。
(1989年改)

Kn18301_

2連×5を4連×2+2連×1に組み直し、
中間車となる車両は運転台を撤去しました。
塗色についてはホワイトを基調に
ライトブルーの帯を配したデザインに変更。
先頭車の前面形状もそのイメージが変わりました。
加えて内装も全面的に変更、座席も取り替えられています。

修学旅行のみならず各種イベント列車にも使われましたが、
2005年12月より12200系を改装した
新「あおぞらⅡ」15200系を投入することとなり、
18200系は2006年1月いっぱいで営業運転を終了。
4月までに10両全車が解体されました。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 18200系 旧「あおぞらⅡ」
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2013年7月23日 (火)

近畿日本鉄道 23000系「伊勢志摩ライナー」 オリジナル車/リニューアル車をUP

23000系「伊勢志摩ライナー」は,
1994年、志摩スペイン村の開業にあわせ登場しました。

Knr_23103_06

レギュラーカー、デラックスカーに加え
サロンカーまで備えた リゾート特急です。

普通鋼製の車体ですが、21000系のイメージを受け継いだ
ラウンドフォルムが精悍なイメージを醸し出しています。

インバータ制御(GTO)です。
21000系ULがオールMであるのに対し
2M4T の構成となっていますが
民鉄初となる130km/h運転を開始したのはこちらです。

なお23000系は2013年の伊勢神宮式年遷宮に向け、
リニューアルされています。
「伊勢志摩の太陽」を表現した赤色と
「伊勢志摩の陽射し」を表現した「黄色」の2種類に
塗装が改められましたが、派手な外装とは逆に
内装は木目調を活かしたシックなデザインです。

編成定員は281名から273名に減じています。
(デラックスカー 39名・サロンカー 36名・レギュラーカー206→198名)
レギュラーカーである③号車に喫煙室を設置、
定員が56から48へ変更されたためです。

なお、今回の更新では
足回りなどの主要機器の変更は行なわれていません。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 23000系伊勢志摩ライナー
オリジナル車/リニューアル車

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2013年7月22日 (月)

名古屋鉄道 3790系 HL車 をUP

名鉄3790系のルーツは
1927~28年にかけ製造された旧西武のモハ550形+クハ600形です。
(のちモハ151形+クハ1151形に改番)

Mt_3790_01_3791

彼らは、昭和初期に川崎造船所(現・川崎重工業)が
各地の私鉄向けに新製した全鋼製車両で、
まとめて「川造形(川崎形)」とも呼ばれます。
東濃鉄道では、西武鉄道から
1964年。モハ155-クハ1156、
1966年にクモハ152-クハ1151
を譲り受けモハ110形-クハ210形として再デビューさせました。

しかし1974年。東濃鉄道は、大水害に見舞われ駄知線を廃止。
彼らは総武流山電鉄と名古屋鉄道へ
各1編成ずつ再譲渡されることとなったのです。

名鉄が譲り受けたのは、モハ112-クハ212です。
1975年より運用を開始しました。

名鉄では1,500V用HL車に3700番台が付与されていたことから、
3790系(モ3790形-ク2790形)を名乗ることになります。

それにしても大手私鉄が地方私鉄より車両を譲り受けた例は
特異な事例であると申せましょう。

導入後は名鉄築港線の専用車両として、
AL車である3800系のTcク2800形2815を組み込み、
モ3791(Mc)-ク2815(Tc)-ク2791(Tc)
からなる3連固定で運用されました。

終始、築港線で運用され、1985年には廃車となりました。

鉄道車両写真集
名古屋鉄道 3790系 HL車 
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2013年7月21日 (日)

名古屋鉄道 3700系 HL車 をUP

3700系は、旧型車両の走行機器を流用した更新車です。
1957年から、全て日車で 製造されました。

Mt_3700_hl_21m

3700系は搭載する制御装置が間接非自動であることにちなみ、
「HL車」と呼ばれます。

新たに軽量車体(全金属製2扉標準車体)を導入しましたが、
性能面では旧式のままです。
通常の編成(MT比1:1)では、
最高速度は平坦線で85km/h程度しかだせません。

最初の2編成(モ3701-モ3702・モ3703-モ3704)はオールM編成で、
低出力をカバーしようとしたのですが、
これもMT編成に改められました。

なお登場時はロングシートでしたが
1960年代後半に転換クロスシート化しています。

また種車から流用した台車は、多種多様でしたが、
1978年以降D-16やD-18に振り替えられ標準化が図られました。

鉄道車両写真集
            名古屋鉄道 3700系 HL車
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2013年7月18日 (木)

JR東日本 E331系連接車 京葉線用をUP

E331系は、ACトレイン(E993系)をベースに開発されました。
2006年3月に東急車輌①-⑦と川崎重工業⑧-⑭で製造され、
2007年3月京葉線で営業運転を始めました。

_jre_e331_ak1_14

JRでは、他に例のない連接台車(DT-73/TR-258)を持つ
13m級の短い車体とモーターを車軸直接駆動式 (DDM)
にしたことが大きな特徴です。
(①-⑦+⑧-⑭号車は、16m級車体、先台車はTR-257) 

パンタグラフはそれぞれのユニットに一つずつ
③.⑩サハE331-500番台に装備されています。
なお制御装置はIGBT素子によるVVVFインバータ制御です。

2007年から2010年までの3年間にわたり、
営業運転を兼ねながらの試験走行を行なってきましたが、
2013年7月現在、車庫に留置されたままのようです。

今後の計画については、公表されていません。

鉄道車両写真集
JR東日本 E331系連接車 京葉線用
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2013年7月15日 (月)

JR東日本 E26系 寝台特急「カシオペア」をUP

E26系は全室A個室という豪華寝台列車「特急カシオペア」用
として開発されたJR初のオール2階建寝台客車です。

E26_kasiopea

また客車車両として本格的にステンレス車体を採用した
唯一の系列でもあります。

編成は12両編成で
寝台車10両、食堂車1両、電源車(ラウンジカ-)1両で構成されます。

最上級の「カシオペアスイート」は、
1階が寝室2階を居間としたメゾネットタイプと、
平屋の展望タイプがありますが、
上野寄り編成端の1部屋のみとなる展望タイプは
垂涎のプラチナチケットとなっています。

鉄道車両写真集
JR東日本 E26系 寝台特急カシオペア
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2013年7月14日 (日)

JR西日本 キハ187系 特急スーパーおき まつかぜ いなば 用をUP

キハ187系はJR西日本が、
山陰本線および陰陽連絡線の高速化を期した
当社初の特急用気動車です。

Dc187_11

ただ特急らしからぬ平板なマスク、
足回りも各停用のキハ126系と特に変わるところはありません。
そしてG車をもたないモノクラスの特急系列であることなど、
あまり魅力を感じさせないところがあるのは残 念です。

2000年にスーパーまつかぜ おき用に投入された 0番台 
(車体にボタンのイラスト)と
2003年に 特急スーパーいなば用に投入された 500番台 
(車体に梨の花のイラスト)があります。
500番台はキハ126系後期車と同じくクーラーが増設されています。

2003年には、山陰本線用に10番台も増備されました。
500番台同様、クーラーが増設されています。
ATS-Pを装備していないので智頭急行には乗入れませんが、
車体には500番台と同じく
梨の花のイラストが入っているのがおもしろいところです。

鉄道車両写真集
JR西日本 キハ187系
特急 スーパーおき まつかぜ いなば 用

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2013年7月13日 (土)

JR西日本 キハ121/126系 山陰本線用をUP

山陰本線の高速化に対応した普通列車用気動車。
特急用キハ187系にあわせ2000年に登場しました。

Dc126_1003

片運タイプのキハ126形と(-1000番台はトイレなし)
両運タイプのキハ121形(2003年~)があります.。
(全て新潟トランシス製)

エンジンはSA6D140-H-1(450ps:コマツ製)。
最高速度は100km/hです。
台車 はW-DT60(W-TR244)で
207系電車などと基本構造は同じです。
他、制御システムも電車で用いているものを
極力流用しているのが大きな特色です。

-0番台と1000番台には乗務員扉がありません。
改良型の10番台-1010番台とキハ121には
乗務員扉と冷房装置が増設されているのが識別ポイントです。

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2013年7月11日 (木)

JR東日本 E127系100番台 松本車両センター

E127系100番台は1998年に松本地区で営業運転を開始しました。

Jre_127_a10fjpg

0番台との違いは、車体デザインや、
(扉間の開閉可能な窓が2段上昇となっているなど、701系に近い)
パンタグラフ、行先表示器などがあげられますが
(シングルアーム式のPS34形に変更)(LED式に変更)

一番の違いは座席です。
大糸線が観光路線であるということから、
西側(北アルプス側)がクロスシートとなる
セミクロスシートとなっています。

2連×12本=24両が松本車両センターに在籍します。
1999年からはワンマン運転も始まりました。

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JR東日本 E127系100番台
 松本車両センター
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2013年7月10日 (水)

JR東日本 E127系0番台(新潟車両センター)をUP

E127系0番台は1995年 新潟近郊区間でデビューしました。
V編成は全て2両編成。13本の計26両が在籍します。

Jre_e127_v11f

165系の代替要員として誕生したのですが、
オールロングシートというのが残念なところです。

制御装置はVVVFインバータ(GTO)。
主電動機は MT71(120kw)で台車はDT61A/TR246A。
ブレーキは回生ブレーキを備えますが、
列車密度の低い路線での使用を考慮し、発電ブレーキを併用。
抵抗器がMcの屋根上に搭載されています。

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JR東日本 E127系0番0番台(新潟車両センター
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2013年7月 9日 (火)

JR四国 8000系リニューアル車 をUP

8000系は1993年の予讃線高松~伊予市間電化開業に先がけ、
1992年にプロトタイプがデビューしました。

Jrs_8000_s5_1

JR四国を代表する特急列車で、最高速度は130km/hです。
2003年から大規模な車内リニューアルを行い、
ぐっとシックな装いとなりました。
また、車体の外装も大きく変更されました。
足回りや編成に変化はないようです。

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JR四国 8000系リニューアル車
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2013年7月 8日 (月)

近畿日本鉄道 6820系 南大阪線用 シリーズ21 をUP

近鉄6820系は、2002年に登場しました。

Knr_6822_1

9020系の狭軌バージョンとなる南大阪線用の「シリーズ21」です。
ただし、9020系が1C4M制御であるのに対し
6820系は1C2M制御です。
またモータの出力も160kWと
標準軌線の「シリーズ21」(185kW)に対し控え目です。
なおVVVFインバータ制御装置は日立製作所製(IGBT)です。
パンタグラフにはシングルアーム式が採用されました。

2連×2=4両が在籍します。
2連ですがワンマン仕様ではありません。

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近畿日本鉄道 6820系 南大阪線用 シリーズ21
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2013年7月 7日 (日)

近畿日本鉄道 6400系 南大阪線用 をUP

近鉄6400系は、1986年3月に登場しました。
南大阪線用のインバータ制御車(GTO)です。

Kn6511

1422系、1220系の狭軌バージョンとなりますが、
登場はそれらより1年早いのです。

6400系はさらに6407系、6413系、6419系、6422系、6432系と
細かく系列が分かれています。(すべて2連)

6407系:ホイールベースを短縮した新台車
   KD-98系に変更したグループ。
6413系:新規格の共通車体を採用したグループ。 
   台車も変更。
6419系:補助電源装置をMGからSIVに変更。
   車椅子スペースを設けたグループ。
   (後に6400系全車にも設置)

6422系:台車をKD-305形ボルスタレス式に変更、 
   抑速制動を追加したグループ。

6432系:6422系のワンマン仕様車

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近畿日本鉄道 6400系 南大阪線用
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2013年7月 5日 (金)

珍車ギャラリー JR九州 14系 スハネフ14-101

14系15形に生まれ変わった「富士」「はやぶさ」について
前回珍車ギャラリーでお話ししました。

実はそれらを編成する車両の素性はというと、もう少し複雑です。
そう、いわば、ワケありの珍車ぞろいです。

Jrq_pc_hayabusa_07_ohanehu14_101

さて先に、JR九州の14系改造では
電源用エンジンを新たに搭載していないと述べましたが、
今回とりあげるスハネフ14-101は国鉄時代に
電源用ディーゼルエンジンを搭載して14系化されています。

珍車ギャラリー
JR九州 14系 スハネフ14-101

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2013年7月 4日 (木)

近畿日本鉄道 6600系 6620系 南大阪線用 をUP

Knr_6604_1

6600系は1200系の狭軌バージョンとなる界磁チョッパ制御車です。
1983年にデビューしました。

ク6700形(Tc)-モ6600形(Mc)の2連で4編成のみ在籍です。
1986年にはVVVFインバータ制御である6400系が登場。
結果、南大阪線の界磁チョッパ制御車は6600系のみとなります。
車体は1200系(1207F~)に準じたスチール製。
台車はKD-90系。 主電動機は150kWのMB-3287形を装備します。
歯車比は6.20。 2001~03年に車体更新工事を施工。
内装をシリーズ21に合わせています。

Knr_6623_00

6620系は1993~97年に登場しました。
6400系(6422系)の4連バージョンです。
アルミ製のインバータ制御車ですから、
6600系とは似て非なる系列です。

4連×7=28両が製造されました。
標準軌線の1026系、1620系に相当します。
6620系はさらに6623系と細かく系列が分かれています。

6620系:1020系の場合、母線を引き通し、パンタグラフを1基としましたが、6620系ではMc車、M車ともパンタグラフを2基装備し、 母線の引き通しを行なっていませんでした。(現在はパンタグラフ1基に)
6623系:1020系と同様、母線を引き通し、パンタグラフを1基としました。

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近畿日本鉄道 6600系 6620系 南大阪線用
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2013年7月 1日 (月)

珍車ギャラリー JR九州 14系15形 特急「富士」+「はやぶさ」

 

Jrq_pc_hayabusa_ed76_66

2005年、寝台特急「さくら」の廃止にあわせ,
特急「富士」は、「はやぶさ」と併結することになりました.。
「富士」「はやぶさ」ともに同じ6両編成で、その組成も同じです。
所属も同じ熊本運転所で共通運用となりました。
これが「富士」「はやぶさ」の最後の姿、
つまりJR九州最後のブルートレインということになります。

さて、この時、24系25形編成だった「富士」は
14系15形編成に改められました。
単純に車両を入れ換えたわけではありません。

24系25形だった車両を14系改造し、
14系15形だった「さくら」用車両と混結したのです。

ところで14系改造するとは、どういうことでしょうか。
なぜ、そうする必要があったのでしょう。

珍車ギャラリー
JR九州 14系15形 寝台特急「富士」「はやぶさ」
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