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2013年7月30日 (火)

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その3

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部-2013夏」その3

7/1(月) 仙台→福島→東京→新宿→塩尻→米原→京都

 東北本線の乗り残し区間、岩沼~福島間を潰すために仙台発7:45の普通電車に乗る。平日なので通勤・通学客で満員である。

ロングシートの701系電車なので長距離の移動には向かない。岩沼を過ぎる頃まで車内は満員だったが止まる駅ごとに高校生たちが下車して車内は空いてきた。

電車は県境を越え福島へ通勤する人たちを拾いだすと再び車内は混み出した。
福島着9:08。これで東北本線完乗。

 福島で東北新幹線「やまびこ128号」に乗り換え一路東京へ。

東京着10:56
ここで下車し新しくなった東京駅の玄関を見に行く。

リニューアルされた赤れんがの駅舎がすばらしい。
駅舎を写真に収め、中央線で新宿まで出る。
会員パスをできるだけ有効に使うため中央線塩尻経由で帰ることにする。

新宿発12:00「スーパーあずさ15号」に乗る。
車両は若干くたびれたE35112両編成だ。
停車駅が少ないだけで名前に「スーパー」をつける必要があるんだろうか少々疑問に思う。

車内は空いていてゆっくりと昼食をとる。
高尾を過ぎると山岳地帯に入り、笹子トンネルまではずっと登り坂が続く。その昔蒸気機関車があえぎながら登ったのだろう。

「スーパーあずさ」はかなりのスピードで坂を登っていく。甲府からまた上り坂が続く。ちなみに中央線最高点は富士見駅で標高958m、塩尻駅は720mだそうだ。塩尻着14:25、これで中央線完乗。

旅の終わりは「しなの」16号大阪行きに乗る。
京都まで乗らずに米原で新幹線に乗り換えて京都まで行くほうが乗り継ぎ割引が適用され特急料金が安くなる。

ところで塩尻~京都間の乗車券、「しなの」の特急券、新幹線の特定特急券は乗り換え時間があった小牛田駅で買い求めたのであるが、マルス係のお兄さんはなぜ私が米原で乗り換えるのか理解できなかったようで、

「「しなの16号」は京都まで行きますよ。」と聞いてきた。

私が「乗り継ぐ方が安くなるから」と言えば、今度は
米原からは「ひかり」ですか、「こだま」ですか」と聞いてくる。

「隣の駅まで行く特定特急券は自由席にきまってるやんか」と言うと、やっとこちらの意図が伝わったみたいで発券に二人がかりで15ほどかかった。(笑)

「しなの」が名古屋を出ると乗客は数えるほどになった。
しなの」は大垣~関ヶ原間、登り勾配が緩やかな緩行線を走る。

貨物列車と特急しか走らない下り専用線だ。
めったに乗れる区間ではないので目をこらして車窓を観察した。線路規格が良いため揺れも少なく、通過する列車が少ない割には保線も行き届いている感じがした。米原でこだま655号に乗り換えて京都着18:34

今回の旅は被災地の鉄道に乗ってきた。
三陸鉄道北リアス線はなんとか復興できそうだが南リアス線は被害状況からみて自力での再生はとても不可能だろう。

復興予算を寸断された地方鉄道に回してほしいものだ。
残念だがJR東日本は不通区間をいずれBRT化するだろう。

仙石線もまだ当分のあいだバス振り替え輸送が続くだろうが線路の付け替えなどの具体的な計画が進んでいるようだ。

あと数年先になるかもしれないが石巻~女川間と併せてもう一度全通した仙石線を乗りに行きたいものだ。

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コメント

相変わらず、特定のきっぷ、特に乗継割引がらみになるとまともに対応できないJR東日本。
客を食い物と思っている何よりの証拠。

投稿: Dr.K | 2013年7月31日 (水) 22時41分

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