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2013年5月10日 (金)

Dr'Kの 2013年5月の鉄旅 その2 謎解きは富山到着のあとで

2013年5月の鉄旅 その2 謎解きは富山到着のあとで

ひだ7号( 高山 13:14 → 富山 14:44 )
 高山駅に戻ると改札口がどえらい混雑。
上りのひだ12号(高山13:30発)の改札待ちで大行列。

さすがGW。
こっちは富山行に乗るのだが、改札はまだ? 
と若い駅員に聞くと、すんなり通してくれ、
「改札前よりも岐阜側は高山切り離しの車両です。
階段の向こうのあの人だかりが富山行を待っている人たちだから、あの辺りで待っていてください」
と、若い兄ちゃんだが丁寧に案内してくれた。
天井から8号車指定席、
9号車自由席という案内板が下がっている。

確かに小生の指定席は8号車だ。

 ひだ12号は乗ってきたひだ5号の折返しで飛騨古川始発、
ひだ7号と上枝で交換して同じ1番線からの発車のため、
誤乗防止のために名古屋方面に向かう客を止めている
とのこと。 なるほど納得。
ひだ7号の前3両が富山行きで、後ろの6両が高山どまり。

 切り離された高山どまりの車両は
慌ただしく岐阜側に引き上げる。
先頭の10号車が元南紀の展望グリーン車、
9号車がトイレなし定員72の自由席、
最後尾になる8号車が定員50の普通指定。
高山で大きく需要が変動するため、富山発着の列車は、
ここからうしろが高山で切り離されてしまう。
この光景は昔から変わらない。

 ガラガラかなと思いきや、意外と乗っている。
しかし、それもつかの間、飛騨古川でほとんどが降りて、
普段通り、ポツポツと座席が埋まる感じになる。

 高山線の飛騨古川~猪谷間は
豪雨で寸断されていた時期があり、復旧後は初乗車となる。
いきなり次の上枝で、前述のとおり上りひだ12号と交換する。
こちらは所定4両で、
キハ85の200番台が2両増結された6両編成。

 飛騨古川を過ぎると今度は右側が景色のいい区間になる。
ここから次の猪谷までが完全に谷間。

 JR西日本区間となる猪谷からは
富山に向かう客がちらほら自由席に乗ってくる。

キハ120で運行される普通と交換した越中八尾で
前の女性客が降りた。
指定席は減っていくだけで、自由席は数人の出入りがある。

速星では目立った動きはなく、
富山駅の切り欠きホームの1番線に到着。
それを待って2番線で待つ2両編成の高山線普通が出発する。

富山駅は新幹線工事のため通路が入り組んでいて、
今は高山線のホームが片面+切り欠きホームになって、
通路を介して仮設の駅本屋とつながっているのだ。

 仕事の現場は富山駅から15分ほど。
視察アポは15時台で約30分めどのため、
15時少し前に先方が車で迎えに来てくれる。

その待ち時間を活用し、京都での対応に不信を抱き、
お客様センターの回答に危険を感じて発券を断り、
最も信頼のおける高槻で再チャレンジしたところに、
サイキョージ氏が島本駅で受けた説明が理解できないので
(明日は我が身とひしひしと感じた)、
富山駅の改札係員に
往路のひだ25号の車内で撮ったきっぷの写真を見てもらい、
その1の冒頭で示した私の認識を示したうえで、
「京都駅とお客様センターの運賃料金問合せのオペレータ、
高槻駅、島本駅で同じ経路の運賃の問い合わせをし、
実際に高槻と島本で同じように発券の依頼をしたのに、
問合せの回答と出てきたきっぷがこのように違うのだが
(対応がバラバラで運賃、有効期間が変わってしまう)、
どうなっているのか?」と尋ねた。

 この若い係員、知識は不明だが、感覚はかなりまともだった。
(でも、同世代で比較したら平均以上だろう。後述の対応で
それは読み取れる)

 彼いわく、自分は、小生の持つきっぷ、
京都市内から京都市内の対応が正当で、
その理由も(小生が)おっしゃる(前述の)とおりだとは思うが、
これを見せられると自信がないので、
上席に確認させてくれといい、私の持ち時間を確認したうえで、
5分ほどして戻ってきた。

 上席に確認したところ、私の持っているのが正当で、
理由も私の言う通りで、サイキョージ氏が持っているきっぷが
明らかに誤発売だということだ。
(当然そうなる。私自身、高槻駅で最も信頼のおいている営業のエキスパートである当直S氏に依頼し、JR西日本としてどれが正当な発券であることを改めて裏をとったうえで言っている)
 
 サイキョージ氏がひだ11号で富山に到達したときか、
島本に戻ってからか、いずれにせよ申し出ていただきたい。
サイキョージ氏に今連絡が取れるか、とせっついてきたので
その場でサイキョージ氏に電話する。
飛騨古川駅でひだ11号を待っておられるところだったが、
電話の先で大笑いのあと、
「めんどくさいなぁ。1人アタマ20円やし。
富山では乗継がぴったりだから時間がない」
と仰せだった。さぁ、どうなることやら…。

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