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2013年4月の記事

2013年4月30日 (火)

名古屋鉄道の電気機関車 その1 デキ200形

名鉄 デキ200形は瀬戸電気鉄道デキ1・2として新製されました。
(1927年3月日車製)

Mt_el_202

凸形車体(車体長:10.2m・自重:30.5t)の600V電機で、
モータ(三菱製)の出力は75.5kW(×4)、軸配置はB+Bです。

瀬戸電気鉄道は、1939年に名鉄に吸収合併されて
名鉄瀬戸線となり、デキ200形201, 202に改番されました。

1978年1月、瀬戸線の貨物輸送が廃止され、
同年3月に1500V昇圧により廃車されました。

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2013年4月29日 (月)

JR東日本 E257系500番台をUP

JR東日本 257系500番台は、
房総各線の特急用車両183系・189系を置き換えるべく、
2004年10月にデビューしました。(日立・近車・東急製)

Nb01

0番台がベースになりますが、
こちらは普通車のみの5連です。
幕張車両センターに(5連×19=95両)配置されています。

分割・併合および地下区間での運転を考慮して、
先頭車は双方とも貫通構造を採用しているのが特徴です。

0番台とはVVVFインバータ装置が異なり、
純電気ブレーキ(全電気ブレーキ)も採用していません。

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JR東日本 E257系500番台
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2013年4月28日 (日)

JR東日本 E257系0番台 「あずさ、かいじ」用をUP

JR東日本E257系0番台は、
中央線特急「あずさ」「かいじ」に使用されていた
183系・189系の取替用として、2001年12月にデビューしました。

Jre_257_m205_01_tc2575

E653系、E751系の基本構造に加え、
E231系の足回りを導入したものといっていいでしょう。

編成は9連が基本で、
これに2連の増結編成が別に用意されています。

基本編成(9連)には、貫通、非貫通、2通りのマスクがあり、
また半室グリーン車が用意されているのが、500番台との違いです。

付属編成を新宿・東京方に連結する関係で、号車番号は
付属編成が①・②号車、
基本編成が③~⑪号車となっています。

基本編成のみの9連でも号車番号は変更されないので
面喰ってしまいますね。

鉄道車両写真集
            JR東日本 E257系0番台
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2013年4月26日 (金)

珍車ギャラリー JR東日本 キハ40形1000番台 キハ40-1006 をUP

JR東日本の烏山線にはキハ40形1000番台がいます。
これを整理したときのことです。

Jre_dc40_1007

キハ40-1009 を見つけました。
「あれ、キハ40形1000番台は9両いるの?おかしいな。」
と思いました。
なぜって…。烏山線のキハ40形1000番台には、
七福神が割り当てられているのです。
不思議に思って画像をチェックすると、
1009には七福神が勢揃いしているイラストが描いてありました。
「あっ…納得。」
      それでも8両いるぞ?そのほかは?
      と探していくと…あっ。1006がいません。

      そこで編成表を見てびっくり!
1006は、なんと秋田にいたのです。
それにというのも、キハ40形1000番台は、
暖地向けバージョンである2000番台が種車です。

東北地方にもキハ40形は大量に配置されていますが、
寒冷地向けの500番台ばかりです。

      いったいなぜ?キハ40-1006の謎に迫ります。

珍車ギャラリー
JR東日本 キハ40形1000番台 キハ40-1006

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2013年4月23日 (火)

JR西日本 281系 「はるか」をUP

JR西日本281系は1994年に開港した関西国際空港への
アクセス用特急「はるか」用車両としてデビューしました。

281_a631__07_tc280_1

VVVFインバータ制御(GTO)で 207系1000番台と同じWPC4を装備、
台車はDT55/TR239を履いています。
当初は5連でしたが輸送力を補うべく、
1995年4月からサハ 281 100番台を増結し6連に。
1995年7月には増結用の3連も登場しました。

かつては京都シティエアターミナル(K-CAT)で
搭乗手続を済ませた旅客手荷物を収容する荷物室を
クハ281に設置していましたが、
K-CAT廃止により現在は使用されていません。
(あわせて方向転換もなされました。)

現在、6連×9=54両と、3連×3=9両の計63両が
日根野電車区に在籍しています。

鉄道車両写真集
JR西日本 281系 「はるか」
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珍車ギャラリーでも取り上げています。
281系 クハ281形

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2013年4月22日 (月)

JR東日本 253系 初代 成田エクスプレス(N’EX)をUP

JR東日本E253系 NEX-初代:成田エクスプレス-
成田空港へのアクセス特急として1991年にデビューしました。

253_ne10_01_mc252_10

基本編成は3連と6連。
分割併合することで、3.6.9.12連と様々な運用をこなします。

制御方式は251系をベースにした界磁添加励磁制御です。
登場時はボックス式クロスシートでしたが、
03~04年に集団見合い式に改造されました。

200番台は2002年に増備されたグループ。
普通車の座席が回転リクライニングシートに変更されました。
外観は側面行先方向幕がLED方式に変更された他は、
基本的な変更はありませんが
制御装置は、205系に搭載された装置を再利用しています。

2009年からE259系の投入が開始され、
2010年6月でNEX運用から撤退しました。

基本番台は、その多くが廃車となりましたが、
3連×2本が長野電鉄に譲渡され
2100系「スノーモンキー」として2011年2月に再デビュー。
200番台は、6連×2本が、リニューアルされ
253系1000番台として再登場。
特急「日光」「きぬがわ」用に2011年6月から運転を開始しました。
なお制御方式はVVVFインバータへ改められています

鉄道車両写真集
JR東日本 253系 初代NEX
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200番台については、珍車ギャラリーでも取り上げています。
こちらもご覧ください。

珍車ギャラリー253系NEX 200番台

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2013年4月20日 (土)

大阪市営地下鉄 堺筋線用 66系リニューアル車をUP

大阪市営地下鉄66系は、
まず60系非冷房車の置き換えを目的として、
1990年から1994年にかけて96両製造されました。

Oc_66n_05_0

堺筋線初のVVVFイン バータ制御車です。
その後、2002年から2004年にかけ、
残りの60系すなわち冷房改造車の置き換えるべく
マイナーチェンジ車が40両製造されています。

2013年、05Fがリフレッシュ。
装いも新たに活躍を始めています。
66系は新20系とは違って曲線を多用したデザインでしたが、
今回は新30系のデザ インを採り入れつつ、
新たにスカートも取り付けられるなど精悍なイメージです。

製造後20年を経過と言うことで、リニューアルなのですが、
月日の経つのは早いものですね。
それにしても、
66系の先輩である60系の同期生とも言うべき
阪急3300系が、現役ばりばりなのは凄いと言うべきですね。
スチール製の抵抗制御車ですよ。

鉄道車両写真
大阪市営地下鉄 堺筋線用 66系リニューアル車

大阪市営地下鉄 堺筋線 66系  
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2013年4月15日 (月)

珍車ギャラリー 福井鉄道610形 610-610をUP

鉄道車両には1台1台番号が付いています。
      識別するのが目的ですから、
同じ番号は、普通付けたりはしません。

      まあ例外もあります。
例えばオハ25 551は、
      TWE用サロンデュノール(JR西日本 現存)と
北斗星用全室ロビーカー(JR東日本 2008年廃車)
で重複していました。
      しかし、これとて別会社です。

      ところが、同じ会社で、
それも30両ほどしか車両を保有していないローカル私鉄で
同じ番号が共存している例があるのです。
      それも隣り合わせの固定編成で!

Fukui_610

      これが、今回ご紹介する福井鉄道610形です。
      もっとも、右上の編成表に示したように形式が違います。
モハ610形とクハ610形です。
      しかし、車体には双方「610」とでっかく表記されているのです。

      なぜこんなことになったのでしょう。

珍車ギャラリー
福井鉄道610形 610-610へJUMP

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2013年4月14日 (日)

能勢電 開業100周年。記念イベントに行ってきました。

昨日(2013.4.13)は能勢電鉄開業100周年!。
キックオフイベントと言うことで、川西能勢口まで行ってきました。

Noseden_100th_1

展示されていたのは、「1号」塗装されている1550編成と
「51号」塗装されている1510編成です。

→51号の本物画像はこちら

Noseden_100th_2

電車の中では、懐かしの写真展示や記念グッズの販売、
それに、地元の新鮮野菜の即売などもおこなわれていました。
こういう「電車ナカ」活用は、私のホームページの中でも
取り上げていたのでなんか嬉しいですね。

→珍車ギャラリー 京阪 2600系 ミュージアムトレイン

Noseden_100th_3

さて、この日は、京都で宴会があったので、
このあと、6300系「京とれいん」で京都へ行くつもりにしていました。
あいにく、早朝の地震で、ダイヤが乱れ、
京とれいんは、運行中止になってしまいました。

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2013年4月13日 (土)

福井鉄道 200形 をUP

福井鉄道200形は、1960~62年に福武線の急行用として
日車で製造されたクロスシート車です。

Fukui_2012

2両3台車の連接構造をもつ平行カルダン駆動車で
地方鉄道のオリジナルとは思えない新鋭車両でした。

動台車は先端部の2台車でND-108を履いていました。
(中間T台 車はND-108A)
ただし今は、DT-21B(モータMT54)へ換装されています。
(なおND-108は、80形などの旧型車に流用。)
1989~91年にかけて冷房改造されました。

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2013年4月11日 (木)

福井鉄道 770形 880形 800形をUP

名鉄 岐阜600V線区(岐阜市内線・揖斐線・美濃町線・田神線)
の全廃(2005.4.1)に伴い、
福井鉄道は同線区の低床車両(路面電車タイプ)を大量に導 入、
2006年4月1日からは
鉄道線を含む全線でこれらの低床車両が走るようになりました。

LRTとはLight Rail Transitの略です。
ちなみにアメリカ連邦交通省都市大量輸送局では、
(Urban Mass Transit Association)
LRTを
「大部分を専用軌道とし、部分的に道路上を
1両ないし数両編成の列車が電気運転によって走行する
誰でも容易に利 用できる交通システム」
と定義しています。

Fukui_771

福井鉄道 770形はもと名鉄モ770形です。
1987年にモ510形などの旧型車を置き換えるために
770-771~776-777の4編成が日車で新製されました。
揖斐線、谷汲線用の車両ですが、
急カーブのある岐阜市内線に乗り入れるため、
車体幅は880形より130mm狭くなっています。
福井鉄道へはその全てが譲渡されました。

Fukui_802

福井鉄道800形は、もと名鉄モ800形。
2000年に美濃町線・田神線用車両として
日車で新製された複電圧車です。
中扉はノンステップ、前後扉はステップ付きとし
これをスロープで結ぶ
部分低床という特殊な構造をもっています。
801は豊橋鉄道へ移籍し、
福井鉄道へは802.803がやってきました。

Fukui_889f

福井鉄道880形は、もと名鉄モ880形です。
1980年に新製された美濃町線用の車両です。
(880-881~888-889の5編成:日車製)
600Vである美濃町線・田神線から1500Vの各務原線へ
乗り入れるため、複電圧対応車両となっていました。
非冷房車として登場しましたが、
1991~1993年にかけて冷房化しました。
福井鉄道へはその全てが譲渡されています。

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福井鉄道 770形 880形 800形
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2013年4月10日 (水)

福井鉄道 300形 をUP

福井鉄道300形は、元静岡鉄道300形です。
(1967年静鉄長沼工場製)
(クモハ301+クハ301 → モハ301-1+モハ301-2)、

Fukui_303_1nn_

1985~87年の導入当初は、銀色車体に青帯と、
静鉄時代に近い外観をしていましたが、
後に福井のスイセン(越前海岸)、キク(越前市)、ツツジ(鯖江市)、アジサイ(福井市)の図柄を取り入れた塗装に改められました。

名鉄からの小型車両の導入により、
2006年3月、運用を離脱、現存しません。

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福井鉄道 300形
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2013年4月 5日 (金)

近畿日本鉄道 21020系 アーバンライナーnext をUP

21020系は、名阪特急アーバンライナー(21000系)の進化型です。
2002年に「アーバンライナーnext」としてデビューしました。

Knr_21121_07

制御方式はVVVFインバータ制御 (IGBT) で、
1C2M方式を採用しています。

オールMである21000系、22000系、23000系異なり、
3M3Tとしましたが、同等の性能を維持するため
モータの出力は230kWに増強されています。

21世紀にふさわしい近鉄特急として
「ゆりかご型シート」や全席禁煙の導入など、
アメニティにも配慮された車両です。

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近畿日本鉄道 21020系 アーバンライナーnext
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2013年4月 3日 (水)

名古屋市営地下鉄 上飯田線 7000系 をUP

上飯田線用7000系は 2003年3月に開業した上飯田線用
の車両として2連×2=8両が導入されました。

Nagoya_7101_0

乗入先である小牧線用300系と足回りなどを共通化しています。
(VVVFインバータ制御 IGBT)
ただ名鉄300系が日車製のブロック工法で あるのに対して、
7000系は同じく日車製ステンレス車体ではあっても
従来工法により建造したため、外観のイメージが大きく異なります。

実はこの7000系。なかなか撮影できなかったのです。
4回目のチャレンジで、やっと撮影できました。
今回空振りせずにすんだのは、
「まるはち交通センター」様の「ダイヤ・7000形運用情報」
のおかげです。

御礼申し上げます!

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名古屋市営地下鉄 上飯田線 7000系
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2013年4月 1日 (月)

Dr.Kの特急ミシュラン File22 近畿日本鉄道 50000系 しまかぜ

特急ミシュラン - Michelin Express – File 22 Series 50000“SHIMAKAZE”

近鉄50000系 しまかぜ 総合評価 ☆☆☆☆☆

Knr50101_6

2013年3月21日。
近鉄が社運をかけデビューさせた超豪華特急車両。
全車特別車の6両編成なので1列車に138人しか乗れない。
2013年の伊勢神宮の第62回式年遷宮にあわせ、伊勢志摩を訪れる
観光客に充実した旅行を提案すべく、2012年秋に2編成12両が製造された。

大阪難波と近鉄名古屋の両駅から、それぞれ賢島駅まで、
水曜日を除く毎日、1日1往復ずつ運行される
(2編成でしまかぜ限定の2運用のため、予備車がなく、水曜日にメンテナンスをする)。

アメニティ:☆☆☆☆☆
普通席は全くなく、全席が特別席となっている。
号車番号は大阪難波発着で統一する(名古屋発着は逆順に号車番号が振られる)。
 解放客室はプレミアムシートといわれ、横3列、1250㎜ピッチの本革のリクライニングシートが並ぶ。
グランクラスが+5000円なのを考えるとかなり割安。 

両先頭車はハイデッカーになっている展望席が9列並ぶ。
定員わずか27。屋根のすぐ下まで窓があり眺望は抜群。
だが、ハットラックが小さいため、荷物の収納場所として、
デッキに防犯カメラ付きのロッカーを座席数(27)分用意している。

 2号車と5号車は平屋構造で、定員は30名( 2号車は28名)。
2号車(名古屋発着は5号車)には、2席分の身障者対応席がある。
 いずれも快適至極。照明もまぶしいことなく明るい。
デッキにも御影石をふんだんに使うなど、客室外のデザインもかなり豪華。

 4号車はグループ専用車両とされ、
6人用のコンパートメント3区画と、4人用の和風個室、
洋風個室がそれぞれ1室ずつある。
和風個室の入口は玄関風になっていて下駄箱もあり、
靴を脱いでくつろぐことができるほか、
アテンダントによるルームサービスもある。

 3号車はカフェカーで、ダブルデッカーになっている。
階上には13席の独立した回転椅子、
階下には6人分のソファ席がある。
階上と通路は吹抜になっているほか、一部のメニューはプレミアムシートに持ち帰って楽しむこともできる。
全席に特別料金を課すだけあって、利用客本位の超一流のアメニティを持っている。
文句なしに☆5つ。

経済性:☆
 2本在籍で、2本のしまかぜ専用運用なので、メンテナンス時は運用に穴が開く。
そのため、水曜運休にしているように、経済性は望むべくもない。
しかし、E5系のように、今後増備、増発されることを期待する。

利便性:☆☆☆☆
 大阪、名古屋のターミナルから出発する。
ダイヤも観光を意識したいい時間帯に設定されている。
 しかし、大阪難波以外は準備のため早くから入線する割には、賢島は吹きさらし、
名古屋は地下と風が強い傾向にあるので、寒い時期は特につらい。
賢島では名古屋行、難波行とも早くから入線しているのに、乗せてもらえるのは5分前。
小田急のように、2か所くらいから乗せるようにして、そこで当該のしまかぜの特急券を持っているか検札し、持っている客だけを通せばいい。これがマイナスで☆4つ。

ときめき度:☆☆☆☆☆
 連日、発売すれば売り切れと大人気の現状。
アメニティともあいまって文句なしに☆5つ。

今後の展望:
 今後、増備したうえで、まずは毎日運行をし、阪伊、名伊甲特急のダイヤに追加投入を期待したい。
また、京都からも1往復設定してもらいたいところである。
また、阪神とも協議が必要だが、難波発着の便を、途中停車駅を西九条、(九条)、尼崎、西宮として三宮まで延伸してもニーズはあるだろう。
今後まだまだ可能性を秘めているしまかぜに期待したい。

鉄道車両写真集
近畿日本鉄道 50000系 観光特急「しまかぜ」

Dr'K の鉄道旅行記
「しまかぜ」に乗ってきました。

Dr'K の特急ミシュラン INDEX 

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