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2012年12月30日 (日)

Dr.Kの特急ミシュラン File16 JR九州 185系DC A列車

Dr.Kの特急ミシュラン File16 JR九州 185系DC A列車

特急ミシュラン - Michelin Express - File 16 Series 185 “A-Train”

JR九州 185系 “A列車” 総合評価:☆☆☆

Photo

アメニティ:☆☆☆
 2011年に185系2両(キハ185-4,1012)を専用列車として「大航海時代のヨーロッパ」のイメージに改装した。
 運転区間が短いため、回転式リクライニングシートの普通席のみ。
 シートピッチは旧来の940㎜のまま。4は車販準備室を拡大、改装し、ソファーやベンチのほか、カウンターバー「A-TRAIN BAR」が設けられているため、座席定員はわずか28名。
 1012は編成側にセミコンパートメントを4区画作ったため、定員は8名減の56名。
アイディアはいいのだが、2両編成にコンパートメントとカウンターバーを欲張ったため、定員確保に苦労している。これなら無理せず3両編成にしたほうがいい。
 乗り心地はさすがに特急車だが、運転距離が短いのでもったいない。

経済性:☆☆
2両編成1本のみの改造だが、いざというときは九州横断特急用の車両で増結はできる。
しかし、ごく一部博多まで延長されるが熊本~三角間の専用車両に185系を改造して充てるのはいかにももったいない。ワンマン運転で車内検札を客室乗務員に委託する方式は正解だが、運転距離と速度から、特急である必要性を全く感じない。
今からでも「すきま風」「海銭山銭」と車両をトレードしてもいいと思う。

利便性:☆☆☆☆
 新幹線との熊本での接続、三角でのバスの接続は抜群によい。案内対応も細やか。
しかし、終点の三角が片面ホームで普通を待たせて慌ただしく折り返すので、ここだけが
もったいない。

ときめき度:☆☆☆☆
 観光列車の雰囲気といい、乗り心地といい、いうことなしだが、あっという間に終点についてしまうのが惜しい。

改善点
 三角線のローカルダイヤが若干犠牲になっているので、これを確保する意味でも、特急、185系である必要はない。種車はキハ47系、種別は快速でよく、料金を取りたければ、
指定席、または思い切ってシートピッチを1050~1100㎜まで拡大して、グリーン車にしてもいい。これにキハ40系列の一般車1両の自由席をつけて三角線内をローカル運転すればいい。
種車が特急用のものは乗車距離の長い観光列車に充て、運転距離の短い列車はキハ40系列改造の快速にすればよいのだ。

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