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2012年11月28日 (水)

Dr'Kの特急ミシュラン File13 JR四国 8000系 量産型

特急ミシュラン - Michelin Express - File 5 Series 8000

Jrs_8000_l1_1

JR四国 8000系 量産型 総合評価:☆☆

アメニティ:☆☆☆
 2000系にほぼ準ずる設備で、2004年から2006年にかけて全編成をリニューアルした。
 980mmピッチの回転式リクライニングシートの普通席、そして1170mmピッチのゆったり落ち着いた雰囲気のグリーン席。ガラス張りのデッキをはさんで前方眺望が演出される
グリーン席は十分及第点といえるだろう。
 デッキが2か所あるために、半室グリーン車にしても、グリーン席と普通席の客の動線がJR西日本の287系のようにかぶることがないが、仕切り部分の自動ドアがタッチセンサー式でないのが痛い(近づいただけで空いてしまう)。
半室グリーンは、普通車とグリーン車を別系統にして、個別に空調を調整できたほうがいい。

経済性:☆☆☆☆
試作車3両も量産化改造を受けて基本5連(L編成)、付属3連(S編成)に組み替えられ、
L編成、S編成とも6本ずつあり、それぞれが5運用をこなすという、最小限の保有数で
最大限の運用をしているが、気動車で代走ができないので、なにかあると遅れが生じる。
試作編成以外は8500系のパンタグラフを撤去し、8300を抜いて2両で運転できるように
して輸送力の調整をしている。
 JR北海道のように、気動車と電車の併結運転ができれば、しおかぜと宇和海との系統
分離が避けられる。

利便性:☆☆
 同一車両に指定席と自由席が混在する場合は、席番の案内とともに指定席には専用の
カバーをつけて案内するなど対応は細やか。
短編成ながら幹線での本数は確保されており、ダイヤだけを見ると利便性はまずまずといえる。
 しかし、予讃線の主要駅は宇和島側に改札口や連絡階段がある駅が非常に多い
(例えば、宇多津、多度津、観音寺、川之江、伊予三島、伊予西条など)。
1998年に岡山編成の時間短縮だけのために編成ごと方転したのがアダとなり、
グリーン席からこれらの駅の改札へもっとも歩かせることになるということになってしまった。
とくに松山での埒内乗継では、しおかぜと宇和海が1番線に縦列停車し、2000系と8000系では編成の向きが逆なので、グリーン席同士の場合、ホームを端から端まで歩かされることになる。これではたまらない。
これが非常に大きなマイナスで☆2つ。

ときめき度:☆☆☆☆
 特急らしい俊足と、洗練された設備を持つため、ときめき度自体は高い。

改善点
 利便性で述べた点が非常に大きい。また、半室グリーンの中仕切りの自動ドアはタッチセンサー式にしないと不必要に開閉してしまう。
 2000系を全車130㎞/h化(つまりN2000系化)、かつ8000系と併結できるようにすれば、利便性は非常に向上できる。
宇和海としおかぜの系統分割を最小限にでき、N2000系なら8000系のスジを代走できるからだ。

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