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2012年9月 7日 (金)

サイキョージ氏の「大人の休日倶楽部2012 北海道編その2」

さて気を取り直し、東京駅で小型の時刻表を買い込み
喫茶店でモーニングセットを食べながら予定を考え直した。

八戸から乗る予定だった「はやて25号」には
大宮から乗ることにして指定を確保した。

まず東京から新宿まで出る。
中央線「スーパーあずさ」を八王子まで乗り、
八高線、川越線経由大宮まで行くことにする。

八高線は東京を走る唯一の地方交通線である。
都心からここまで離れると車窓は、武蔵野のいなかである。
農地は関西より土が黒っぽい。

また米軍横田基地の中を横切るので
東福生のあたりの車窓は星条旗はためくアメリカそのものだ。

高崎まで行きたいのだが
電車の運行形態が高麗川から川越線に入り
川越からは埼京線へ乗り入れてしまうので今回はあきらめる。

大宮での待ち時間が1時間と少しあったので
ニューシャトルにのり鉄道博物館に行きすぐに引き返した。

博物館滞在時間約30分、
時間があれば1日いても飽きない場所である。

大宮で弁当とビールを買い込み「はやて25号」に乗り、
一路北海道を目指す。

福島をすぎるころから眠りに落ち、気がつけば盛岡だった。
新青森で「スーパー白鳥25号」に乗り換える。

前回、八戸乗り継ぎの「スーパー白鳥」の自由席で
山手線のラッシュよりひどい混み方を経験しているので

今回は真っ先にこの指定を押さえたのであるが
乗車率50%といったところか。肩すかしであった。

 

中小国をすぎるころからレールが3線軌条になり
着々と新幹線の対応が進んでいる。

青函トンネル内はほぼ新幹線が試運転できる状態
になっているようだ。

この電車は竜飛海底に止まりトンネル見学者を拾っていった。

トンネルを抜け北海道に入ると
新幹線の明かり工事が急ピッチで進められており
木古内駅の高架工事は佳境に入っていた。

木古内着17:13

木古内からは単行の気動車キハ40(冷房なし)に乗り
江差線を乗り潰す。

新幹線開業後は廃線が決定した区間なので
早めに乗っておきたかったのだ。

吉堀~神明間は13Kmあり20分以上止まらない。

山に分け入り並行する道路もない。
あるのは鉄路のみだ。
乗っていて不安になってくる。

江差到着18:58。

江差は民謡江差追分で有名な日本海に面する町である。
夕食に入った割烹で食べたニシンのひつまぶしはうまかった。

地酒は栗山の純米酒がいける。

今年の函館地方はお盆をすぎたあたりから
30℃を超える日が続いているそうだ。

夜になっても蒸し暑い。
避暑のつもりで来たのにゲンナリしてしまう。

江差泊

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