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2012年8月16日 (木)

2012年8月 Dr'K 夏の鉄旅 その3 町田-大船編

その3 8月4日
 朝一に小田急で町田に移動。
4日の宿に行って荷物を預け身軽になる。

その後、JR町田に移動し、周遊きっぷを提示し、
高尾から石和温泉までの往復乗車券と自由席特急券を所望したのだが、
高尾に特急が停車しないことを盾にやっぱり特急券を高尾から作ってくれない。

 横浜線で八王子まで移動し、
八王子からはあずさ3号で石和温泉に移動。
あずさ3号では検札は来たが、特にもめることもなし。

 今回のターゲットは中央東線での185系(はまかいじ)。
これを石和温泉で狙うためだ。

185系を収めたところで復路の特急券を購入するため、
みどりの窓口へ。
やっぱり高尾に特急が停車しないことを盾に
やっぱり特急券を高尾から作ってくれない。

そこで往路の特急券をみせてやると
目ん玉ひんむいて「ぇえぇっっっ?!!!」
あずさ8号では、どこまで乗るか聞いてくる、
非常に珍しい本来あるべき対応。
車掌の対応は幾分マシにはなってきたのか?

 しかし、新宿につくやいなや、
T氏に依頼されたきっぷを
南口のみどりの窓口で購入しようとしたとき、
その思いは見事に打ち砕かれる。

 T氏の依頼はこんなもの。
「9月5日に熱海のR氏宅で静養し、6日旧友と箱根に向かう。
4日は大阪市内で仕事があるため、
普段は三ノ宮から乗られるサンライズは大阪から乗る。
 瀬戸でも出雲でもどちらでもいいから、
熱海までノビノビをおさえてほしい。
6日の熱海~小田原間は特定特急券でこだまの自由席を利用すれば、席をおさえる必要もなく、乗継割引が適用される条件を満たすため、
サンライズの特急券(乗継割引で1,570円)と新幹線の特定特急券(840円)を4日の時点で10時以降なら問題なく購入できる(乗継割引が成立する場合、一番初めに乗る列車の指定席の発売が開始されていれば、関連する列車のきっぷはすべて発券でき、購入ができる。ただし、後続列車の座席指定が必要な場合は、後続列車の発売以降に確保しなければならない)」

石和温泉の時点では、10時になっていなかったので、
新宿に戻って購入とあいなったわけだ。
サンライズの席はおさえられたが、
新幹線のきっぷは発売日前なのでまだ出せないの一点張り。

新幹線の特定特急券と同時購入でなければ、
乗継割引が適用されず閑散期の正規額の3,140円になってしまうため、出せないでは困るのだ。
乗継割引の条件満たしてますがね、と抗議すると
「1か月前になってないから出せません」
「指定をとるわけではないから発券はできるはず」
するとあろうことか、舌打ちして「出せません!!」
この輩が出せないという以上、
3,140円の特急券が出てくるわけだから、
「虚偽の説明をして、金をごまかすつもりか?
(実際、特急券2枚あわせて2,410円のところ、
サンライズの特急券だけでこの金額をこえてしまう)」と聞いた。

今度は睨みつけてくる。無礼極まりない。

「失礼します」「少々お待ちください」の一言もなく、
無言で席を立って引っ込んだ。
10分弱して、帰ってきたと思ったら、
時刻表をテーブルに叩きつけ、発券操作をし始めた。
いわば逆ギレ。
かなり我慢をしていたがここで限界。
「発券できとるやないか! どういうことやねん! 
なんでうそつくんや! 客がわからん思とるんか?」

この小生の怒りの声に出札責任者らしき駅員がでてきた。
輩は無視。この態度に思わず出てしまった。
でてきた駅員に「駅長を呼べ!」
となりの同僚駅員が「他の客に迷惑だ」
と注意してくるのはわからないではないが、
彼にもぜひ聞きたい。

「この10分ちょっとのとなりの同僚の態度と言動、見てたのか?」

「この対応をされる(虚偽の説明をしてぼったくられる)方が、客は迷惑なのではないのか?」

 1570円もあれば、それなりのいいメシが食えるぞ。
昨日のグリーン券(550円×2‐750円=350円)とあわせると、実に1820円。

 この輩の対応ほどひどいものも珍しいが、
新宿駅をはじめ、JR東日本の特にターミナル駅のみどりの窓口の係員は本当によく教育されている。

いろいろなところでよくこれだけたとえ1円でも多くとる
ことに執着できる根性は見上げたものだわ。

 T氏も仰せだったが、
以前から再三再四ここでも述べているように、
よほどこちらが勉強し、用心してかからないと、
本当にぼったくられ放題だ。

 新宿駅では昨年12月以降とくに背徳行為がひどく、
でてきた助役に厳重に抗議したため、
昼食が1時間弱遅れてしまう。

おそ昼の後、予定では千葉まで総武快速、
そこから普通安房鴨川行か成東行で大網に向かう予定だったが、
成東行きの接続する快速に間に合わない時間になったので、
京葉線ホームへ向かう。

構内でカーブしている大網で255系500番台をわかしお20号で狙うためだ。

わかしお15号だと、到着が3分前なので、
ぶっつけになってしまう。

・わかしお15号( 東京15:00 → 大網 15:45 )
 自由席の4号車に陣取る。
新木場付近で検札に来た車掌に、
予定外の特急利用となったため、
不足となる蘇我から大網までの自由席特急券を所望し、
周遊きっぷのゾーン券と蘇我~大網間の往路券とともに500円玉がなかったため、千円札を渡した。

 あれ、釣りが100円しかない。
蘇我~大網間は片道320円の距離。
蘇我からのはずの特急券がまたもや東京からになっていて、
金額が900円。
「釣り(500円のはずが100円しかない)が違うやないか。
どういうことやねん。」
と車掌に尋ねる。
「東京から大網までは900円なので、釣銭は100円ですが」
「なに言うてんの?
周遊きっぷのゾーン券もっとんねんから(特急券は)蘇我からでいいやろ」
「え?」
「周遊きっぷというのは、
地図の範囲内で特急の自由席を利用する場合は料金不要なのはわかっているはず」
「はい。見落としてました」

何のための検札か。

乗車券を行先しか見ずに、
乗車区間分の特急料金をぶんどってるだけやないか。
わかってやってるんだから、この車掌、始末が悪い。

ここでへらへら笑って、100円を私から取り上げ、
500円を渡して金だけ返してごまかそうと
証拠の隠滅を図ったので、500円も受取らず、
SOS(緊急停止)ボタンを押せるように身構えた。

「返金無用。
返金が必要なら然るべきところから返金してもらう。
次の海浜幕張で降りて警察に出頭しろ」
というと、業務用携帯を持ってきて、
車掌は所属する蘇我運輸区の助役に連絡しはじめた。

 報告の内容が自分の都合のいいようにしている。
保身の感情がありあり。
自分のしでかしたことをわかっていない。

ごまかした金額の大小ではない。
悪意の有無は別として、利用客に対し、
周遊きっぷのゾーン内外をまたいで
特急の自由席を利用する時に、
(本来の案内の内容ではないウソの説明をして)「発生しないはずの周遊きっぷのゾーン内の自由席特急料金を、二重に金額を請求、収受している係員が不特定多数いる」ということは、まぎれもない事実で、この車掌もその1人だ。

 ちなみに、『詐欺』という言葉を辞書で引くと、
『他人をだまして、金品を奪ったり損害を与えたりすること』
とある。悪意の有無は別として、
『本来の 案内ではない説明をする』
ことは、結果として
『(その相手を)だます』ことになりませんか? 
たったの400円とはいえ、私はそのことで損害を被っている のです。
(2012年5月の旅「あとがき」参照)。

 新宿駅の大小があった後で、昨年の8月から
ずっと続いている悪徳行為なので、
余計にこちらも頭に来ているわけだ。

車掌のケータイで蘇我運輸区の助役と話すことになったが、
言ってることがぬるい。
しおさいに乗った時の昨年12月の同一の行為(2011年12月の鉄旅3-1参照)と路線は違うがやっていることは同じで、
過収受を認めたものの、その原因追究、
分析が明らかに保身に走って事実を捻じ曲げたもので、
謝罪がなっておらず、
返金の受取りができていない状態のこの問題を、
いまだに継続して行っていることから、

JR東日本という会社には反省の色がないどころか、
このボッタクリをよしとしているわけだ。

 助役は私のこの一言の答えに窮した。

「『間違い』というには、
不特定多数の車掌や窓口係員の『間違い』方が
あたかも打ち合わせをしているかのごとく、
気持ち悪いぐらい揃って同じなのは、どういうことなのか? 

もしその対応が『間違い』であることが、
指導がちゃんとされているのならば、
これだけ短期間の間(昨年の12/29以降、
2012年に入ってからだけでも3/30・31、5/3・4と今回。
JR東日本の首都圏の特急料金の体系が現在の形になる前から、
10年以上続いている。)に同じことがこんなに起こるわけがないのだが、
これはどう説明されるのか?」

 反論できないなら、
少なくとも、運輸区のある蘇我で別の車掌を準備させて
この車掌を蘇我で降ろすべきだ。
 「今回のことと、同様な対応を他でも
不特定多数の係員が誤って行っていたことを自ら公表し、
同様の 被害を受けた客がいないか確認し、
他に被害を受けた客がいたらその損害を速やかに回復するのが、 
本当の意味での御社が大々的に掲げるコンプライアンスというものではないのか」

 「おっしゃるとおりですが、それは私の権限を大きく超えております」

…ぬるいワ。

 ご意見承りセンターの対応があんまりだから、
前社長に親書で送った内容だぞ。
その返事が、この進言をしてサービス品質改革部のトップが一蹴したんだぞ。

上に相談したところで、保身の感情しかない連中が、
そんなことするわけがないだろうが。

そんなことをデッキでやってるうちに大網についてしまった。
特急料金返せって感じだな。

わかしお20号は、一発勝負になったが、まずまずのできだった。
後続のE233系5000番台の16:01発の京葉快速東京行きを撮影した。

これに乗って蘇我まで戻る。
内房線の信号故障と、夏祭りに行く乗客を大量に乗せているため、
3分ほど遅れてやってきた。
10両編成だというのに大混雑。蘇我までの各駅でドンドン乗ってくる。

3分遅れで蘇我駅の2番線に到着。
16:23の久里浜行に乗れないと、こまごま乗り継ぐことになるので
これに乗れないと大船18:30到着が厳しくなるのだが、
久里浜行は1番線で発車を待ってくれていた。

 グリーン車は空いているが、普通車は13両もあるのに混んでいる。
グリーン券を買っておいて正解。

大船着は18:03なので、5号車の階下席の隅っこの窓側に陣取り、
リクライニングを倒して1時間40分ゆったりを決め込んだ時だった。

 まっそばに跨線橋があるため、
跨線橋を上がる人の足元がローアングルから視界に入ってしまう。
全く意識をしていなかったのだが、ここまで見えてしまうものなのね…。
 まさかとは思ったが、おーこわ…。衝撃の事実。

 電車は接続をとったため1分遅れで出発。
検札に来たアテンダントさんからお茶とお菓子を購入。

 千葉からは寝たかったのだが、
沿線の夏祭りに行く客でドンドン混んできて、
この状態が錦糸町まで続く。

グリーン車も例外ではない。
千葉から錦糸町まではそれなりに乗ってきた。

錦糸町を過ぎるとようやく静かになったので、
ここから戸塚まで爆睡。

大船には定時に到着した。

実は大船でサイキョージ氏と18:30に待ち合わせているのだ。
神奈川県民のA氏とも合流したかったのだが、
小生の連絡手段が断たれていたので呼び出せず。
彼のスケジュールがあいていただけに痛い。

 ここから先は、7日の朝、再び倉敷に到達するまで、
サイキョージ氏企画に乗っかって、鉄旅をともにさせていただく。
事前にいただいたサイキョージ氏のメールを確認すると、
改札前としか書かれていない。

大船はメインの南改札と、裏口に当たる北改札と2か所あるけど、
どっちやろ…。
南改札でとりあえず待つ。

無事にサイキョージ氏と合流。

以下はサイキョージ氏のレポートをご覧ください。

8月7日

ケータイの故障にともない、いったん自宅に戻ったため、

眠い目をこすりながら、500系のこだま
731号に乗込む。せっかくなので元グリーン車の指定をとる。

西明石から今日の仕事の依頼人T氏が乗込んでくる。

「5号車に乗ってるから」と言って
フレックスユーザーの彼は自由席へ。

新倉敷には定刻着。T氏とともに現場入り。

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