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2012年7月30日 (月)

Dr.Kの特急ミシュラン File06 智頭急行 HOT7000系「スーパーはくと」

特急ミシュラン - Michelin Express - File 6 Series HOT7000

智頭急行 HOT7000系 総合評価:☆☆☆

Hot_7001f

アメニティ:☆☆
 980mmピッチの回転式リクライニングシートの普通席、
1160mmピッチのゆったり落ち着いた雰囲気のグリーン席
とともに、非貫通型先頭車からは前方眺望が楽しめるほか、
運転席からの前方眺望カメラで車内に映し出される。
設備的には、十分及第点といえるだろう。

 デッキは1か所で、4号車の半室グリーン車と
グリーン席と普通席の客の動線が
JR西日本の287系のようにかぶるが、
これは普通席の客を3号車側から乗車するよう
徹底して案内することで防ぐことはできる。

 また、予備の貫通型先頭車の7020型は、
製造時期によって1号車仕様(7021,7022)と
5号車仕様(7023)があるが、いずれも、
運転席のスペースが最小限で済むところ、
一般席定員を7000,7010とそろえるために、
浮いたスペースに「S席」という2人用、
4人用コンパートメントがあるのだが、
これがなかなかの優れもの。
平成初期の車両の割に、リニューアルされて
内装も悪くないのだが、
難点は便洗設備が中間車にしかないこと。

経済性:☆☆☆
 JR四国の2000系をベースにした車両で、最高速度130km/h。
智頭急行という第3セクターが保有するがゆえ、
最小限の保有数で最大限の運用をしていたが、
7往復体制になったとき5次車を大量8両増備したため、
中間車の運用にかなり余裕ができた。

 ただ、先頭車に便洗設備がなく、
すべての車両に便洗設備がついている中間車を
連結せざるを得ない。
最低でも3両編成になってしまう点が、
予備編成を活用して臨時を設定しにくい理由の
ひとつになっている。

 車販を廃止したので、リニューアルの際に
7010型と7023の車販準備室とワゴンスペースを
車椅子対応の便洗設備とし、
7030型の便洗設備を自販機&フリースペースにしておけば、
2両編成の運用が可能になったので、
運用効率はもっとよくできたはず。
その点で☆3つ。

利便性:☆☆
 所定5両。因美線の最大編成長が6両という制約があるので、
需要はあるのに1両しか増結できないのが難点で、
しかもその増結車が2~3号車間に挿入され、
グリーン席のある7050型の号車番号を変えないために
「増2号車」となる点が非常にややこしい。

 それならば、はるかと同様、京都側を1号車にすれば、
7050型を2号車で固定できる。
それよりも、経済性のところで提起したリニューアルをして、
編成内の7030と7050の組成位置を入れ替えて、
自由席を京都寄りに持ってくれば、
7040~7030間に増結車を挿入し、
号車番号をずらしてそのまま対応できる。

 また、一部の7030型を7023に改造し、
増結車(4号車)に7021か7022、5号車に7023を持ってくれば、
分割併合もでき、鳥取~倉吉間の輸送力調整も容易にできる。

 そのほか、閑散期に7030または7040を1両抜いて、
4両での運転も可能になるので、
運用の柔軟性とともに、
いなばとはくとの上郡で分割併合なんてこともできる。
 そういう意味では、利便性の改善の余地はまだまだある。

ときめき度:☆☆☆☆
 落ち着いた雰囲気のなかに、
前面眺望をすべての車両に取り入れた点も見逃せない。
流線形の非貫通先頭車のフォルムは、
いい意味で気動車っぽくなく、非常にカッコいい。

 7020型も浮いたスペースをS席という形で見事に活用している。
ここに運よく座れたグループ客は天国。

というところで星4つ。

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