Dr.Kの 2011年12月の鉄旅 その5
スーパーおおぞら11号( 札幌 17:57 ~ 新得 19:47 )
親戚一同での移動なので、普段よくやる新夕張での
食事休憩込みの撮影タイムをとっての段落としはせず、
速達便で移動。
さすが年末のこの時期だからよく乗っていること。
所定は283系7両だが、3両増結の10両編成でも満席。
札幌は昨年に続いての雪とのことだが、
よっぽどでないと鉄道は止まらないとのこと。
本州の人間からすれば、すごい雪なのだが、
確かによく降ってるけどこの程度なら汽車は止まらないと
伯父たちは涼しい顔。
新札幌を過ぎると、速達便なのであと残す停車駅は南千歳のみ。
我々一同は新得の伯父宅に着く前から宴会状態。
南千歳を過ぎると単線となり、左にカーブを切って石勝線に入る。
ここからは北海道らしく駅間が長くなり、
次の追分までも17.6kmあり、
この間に2つ行き違いのための信号場(駒里、西早来)がある。
雪が強くなってきたと思えば、
元々あった室蘭線をオーバークロスし追分駅に進入。
ここでは1・2番線の間にあり、
ホームに面していない本線(通過線)を通過。
ここから新夕張までは駅の方が多く、
8.8kmあいている川端~滝ノ上間にある
滝ノ下信号場を除いて信号場はない。
新夕張では1番線を通過。
ここからは楓が信号場に格下げされたため、
次の占冠駅までは34.3kmもある。
占冠~トマム間は21.2km、トマム~新得間は33.8kmと、
駅が間に2つしかない石勝線らしい区間になる。
原野を貫く形で石勝線が通っているため、
集落があるところしか駅がなく、
駅として計画されていたところや駅だった場所も
過疎化により信号場になったため、
この区間だけで12か所の信号場がある。
途中、この区間のオサワ信号場では、
上りスーパーおおぞら12号がこちらの通過を待つ。
その先にある清風山信号場は、
5月にスーパーおおぞら14号が車両火災を起こした場所である。
駅や信号場での減速はあるが非常に速い。
石勝線内での旅客列車の交換はもうないからだ。
新狩勝トンネルに入り、
トンネル内、左側から根室本線が合流すると上落合信号場。
石勝線側が直線になっている。
トンネルを出るとS字カーブの連続で、
最新鋭DCといえども減速を強いられる。
意外にも雪はちらつく程度。
残る交換相手は根室本線と合流して
最初の信号場である新狩勝信号場での快速狩勝のみだ。
ここは快速「狩勝」が待っているが、
新得までにある信号場はカーブが連続する区間にある
1線スルー化されていないため、さらに減速を強いられるが、
まあ些細なことだ。
定刻に新得に到着。
新得駅近くの伯父宅で晩餐と年越しそばを食す。
明日元旦は大阪に戻るのみ。
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