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2011年11月の記事

2011年11月29日 (火)

スバル書房閉店

今日所要で梅田へ出ました。

そのついでに阪急古書のまちへ、
お目当ては鉄道古書を多く取り扱っておられるスバル書房です。
ご主人がランチタイムで店を閉めていることも多い時間なので
ダメかな?と思って覗いてみると本棚は空っぽで、
ガラス戸には27日に閉店しました。と小さく紙が貼ってありました。

残念です。

私のライブラリの多くはこちらで購入したものです。

そのまま旭屋書店へ
こちらも来月いっぱいで閉店します。
通い慣れたお店がなくなるのは本当に寂しいですね。
旭屋書店の前から眺めると
阪急百貨店は見上げるほどの高層ビルに生まれ変わり、
大阪駅も見事に変身を遂げています。

何か、浦島太郎になったような気がしました。

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2011年11月28日 (月)

883系 SONICリニューアル車 をUP

883系は1995年、
博多~大分間の特急「ソニックにちりん」として投入されました。

Jrq_883_ao2n_01

日豊本線でのスピードアップのため、
空気式制御付自然振り子システムを採用しています。

各編成の先頭車の形状、塗装などが少しづつ異なり
ファンを楽しませていた883系でしたが、
2005年よりリニューアル工事が進められ、
ブルーメタリッ クで塗装で統一されました。

また2008年には、5連だった3編成に、
1000番台を新造、現在は全編成が
7連の特急「ソニック」として博多~大分・佐伯 間を走っています。

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883系 SONICリニューアル車
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2011年11月27日 (日)

新京成電鉄 8000形 をUP

新京成 8000形
1978~85年にかけて6連×9本=54両製造されました。

Shin_keisei_8000_03f_6

18m級の片側3ドアのスチール製車体で特に
なんということはないのですが、 おもしろいのは制御方式です。
①抵抗制御(01・03編成)
(*新京成では01編成は8502編成とされています。)
②界磁チョッパ制御(07・15編成)
③VVVFインバータ制御(05・09・11・13・17編成)
の3通りがあるのです。

モーターについても
①抵抗制御編成は直巻直流電動機、
②界磁チョッパ制御編成は複巻直流電動機
(ともに三菱製、出力110kW)
③VVVFインバータ制御はかご形三相誘導電動機
(東芝製 出力160kW)
と違いがあります。

ただし駆動方式・歯車比はWN平行カルダン駆動・5.47
編成も6両固定(MT比4M2T)で統一されています。
起動加速度は
①.②2.8km/h/s(抵抗制御編成・界磁チョッパ制御編成)
モーターの出力をUPした
③VVVFインバータ制御編成は3.0km/h/sとなっています。

①については、そのままで、
②については③に変更されてゆくと思われます。

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2011年11月25日 (金)

珍車ギャラリー JR東海 113系 T編成 を更新

かつてJR東海のT編成について、
その車番にこだわって記事を書きました。
なぜ、600番台(2600番台)にとどまらず
JR西日本に在籍した
湖西線、草津線用耐寒耐雪装備の113系と同じ
700番台(2700番台)を割り当てたのか?、

今回は、そのことに加えT編成がなぜ生まれたのか?
そして、なぜJR東海はT編成を存続しなかったのか?
というところまで言及してみました。

珍車ギャラリーJR東海 113系 T編成にJUMP

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2011年11月24日 (木)

JR東日本/JR北海道 EF510-500番台+24系25形 「北斗星」をUP

1988年3月。津軽海峡線の開通にあわせ
寝台特急「北斗星」は運転を開始しました。

Jre_pc25_hokutosei_14

当初は「北斗星」1・2号がJR北海道もち、
「北斗星」3~6号がJR東日本もちとなっていました。
(う ち3・4号はカシオペアデビュー以後季節列車化)

しかし2008年3月のダイヤ改正では、
「北斗星」1・4号が廃止され定期列車は1往復になってしまい、
これ以降「北斗星」は
JR東日本・JR北海道の混成編成となりました。

これにより、JR北海道所属のロイヤル・ツインデラックス・食堂車、
JR東日本所属のロビーカーが運用を終了しました。

なお2006年3月の改正で「北斗星」は
青森駅通過となったため列車の向きが逆転し、
①号車は青森方になっています。

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JR東日本/北海道 EF510-500番台+24系25形 「北斗星」
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2011年11月23日 (水)

JR東海 165系 をUP

急行「東海」や急行「富士川」 にも用いられた
JR東海の165系ですが、私にとっては
「大垣夜行」で何度もお世話になった思い出深い車両です。

Jrt165_205

その割には、あまりにも写真が少ないので唖然としています。
形式的には一通りありますが、まだまだどこかにあるはずなので、
発掘しましたらまたUPしたいと思っています。

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2011年11月22日 (火)

新京成電鉄 800形 をUP

800系は1971年にデビューした
平行カルダン(WN)駆動の新性能車です。
1975年には6編成36両が揃いました。

Shin_keisei_807f1_807

1C4Mの1M構成の抵抗制御車(ABFM-124)で
電動機の出力は120kW、MB-3183A) ギヤ比 (5.47) です。
ブレーキはHSC-D、
台車は、M台車:FS-329S2・T台車:FS-329S1となっています。

登場時の編成は4連(2M2T)+2連(1M1T)でしたが、
1995年に編成替え、6連は(4M2T)、8連は(5M3T) とMT比を変更、
パワーアップを図っています。
起動加速度は2.4km/h/sから3.0km/h/sとなりました。
なお編成から外れた付随車8両は廃車されました。

1985~89年には、
冷房化改造(CU-15A)を含む更新工事が行われています。

2010年7月。800系は定期運用を終了しました。

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2011年11月19日 (土)

珍車ギャラリー JR北海道 キハ201系 をUP

1997年3月に営業運転を開始した JR北海道キハ201系は、
同時期に開発された731系電車と
ほぼ同一の車体構造と性能持ち、
かつ731系電車と総括制御が可能な車両として製作されました。

Jrh_dc200_d103_0

731系電車と同様、3両の固定編成を組みます。
エンジンは450PSのN-DMF13HZE形(新潟鐵工所製)を
各車に2基搭載し3両編成でのトータル出力はなんと2,700PS。
これで最高速度130km/h、
起動加速度2.2km/h/sの動力性能を発揮、
731系電車との協調運転を可能にしています。

現在、
車両1両あたり最強のパワーを持つ気動車は、キハ261系です。
しかし、私はあえて、
このキハ201系を最強の気動車としてやりたいと思うのです。

そのわけは…。

珍車ギャラリーJR北海道 キハ201系をご覧ください。

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JR北海道
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2011年11月18日 (金)

JR東日本 205系5000番台 武蔵野線用 をUP

かねてから武蔵野線では205系0番台が走っていましたが、
武蔵野線内での高速走行(最高95km/h)に加え、
乗り入れてゆく京葉線地下区間内の急勾配 に対応するため
6M2TとMT比の高い編成となっていました。

205_m25_08

さて2002年末より同線の103系を置き換えるため
山手線などから205系を転用すること になったのですが
電動車が不足することから、
0番台の電動車をトルクの強いVVVFインバータ制御に換装し、
かつモーターの出力を120kw(MT74) にUPした
205系5000番台を投入することになりました。
これにより4M4Tを実現しています。

なお、5000番台と改番されているのは電動車のみ で、
制御車・付随車は0番台のままとなっています。

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2011年11月17日 (木)

JR東日本 E231系800番台 東西線乗り入れ用 をUP

JR東日本 E231系800番台
301系や103系1000番台/1200番台の置き換え用として
2003年に登場しました。

Jre_e231_mt06

E231系をベースにした 地下鉄乗入れ仕様車です。
10連×7本が川重、東急で製造されました。
東京メトロ東西線にあわせ車体幅は2800mmで、
裾はストレートになっています。
また起動加速度も 3.3 km/h/s とするため、
MT比は 6M4Tとなっています。(モータはMT73:95kw)
制御装置はもちろんVVVF(IGBT)。
パンタグラフはシングルアーム式(PS-33B)が搭載されています。

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JR東日本
 E231系800番台 東西線乗入れ用
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2011年11月16日 (水)

京成電鉄 2代目AE形 スカイライナー をUP

京成電鉄 2代目AE形
2代目といいますと、2代目の「スカイライナー」用車両として
1993年5月末までに新製されたAE100形
を思い起こされる方が多いのではと思われます。

しかし2010年7月の成田スカイアクセス線の開業に伴って
新造された3代目「スカイライナー」には、
--原点に返る--との思いから、
初代「スカイライ ナー」に与えられた形式
-AE形-が再び称されることになったのです。

Keisei_ae5_09

とはいえ、初代とは性能面でも格段の進歩を遂げています。

なんと言っても在来線最速の160km/hに対応するため、
強力な175kWモータを採用しています。
(TDK- 6070-A ギヤ比4.89)
またブレーキには油圧で動作する
キャリパー式ディスクブレーキ(M車)採用しました。
制御装置は、もちろんVVVFインバータ(IGBT)です。
ベクトル制御を採用しました。
フルアクティブサスペンションの台車と併せて
スムーズな加減速と なっています。

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京成電鉄 2代目AE形 スカイライナー
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2011年11月15日 (火)

JR西日本 115系 3000/3500番台 N編成 リニューアル車をUP

115系3000番台は
1982年から製造された115系最後のグループです。
115系3500番台は、
もと117系。6連を4連に短縮した際に余剰となったMMユニットを
1991年に改造し115系に編入したものです。
よってモハしか存在しません。

Jrw_115_n16

下関区に配属された3000番台と3500番台は
N編成を組成しています。
N編成は当初、瀬戸内色で登場し、
1993年から(広島)新快速色となります。
これは別タイトルでUPしています。

ここでは体質改善工事をうけたリニューアル車をUPしています。
車体色も改められました。

なお下関区は、2011年現在
「下関地域鉄道部下関車両管理室」が正式名です。

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JR西日本 115系 3000/3500番台 N編成 リニューアル車
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2011年11月14日 (月)

JR西日本 115系 3000/3500番台 N編成 新快速色 をUP

115系3000番台は
1982年から製造された115系最後のグループです。

Jrw_115_n21_04

オール新造車の4連×6本=24両 (3001 - 06) と、
モハ111・110形を組込んだ4連用のクハ15組=30両 (3007 - 21)
が製造されました。
早くも翌年には増備の電動車6ユニット12両 (3007 - 12)
が追加され、2011年現在、N01~12編成となっています。

残りのクハは、2000番台を組み込んだC02、20編成と
後述の3500番台を組み込ん だN編成(×7)となって在籍します。

115系3500番台は、
6連だった117系を4連に短縮した際に余剰となったMMユニットを
1991年に改造(11ユニット22両)し115系に編入し たものです。
2001年に3ユニット6両を追加、全部で14ユニット28両が在籍します。

2011年現在、下関車両管理室の3000番台クハとN編成(×7)を、
岡山電車区の3扉クハとK編成(×7)を組んでいます。
N編成は当初、瀬戸内色で登場しましたが、
1993年から(広島)新快速色となります。
体質改善工事の際には、
リニューアル車色に改められ新快速色は現存しません。

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JR西日本 115系 3000/3500番台 N編成 新快速色
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2011年11月13日 (日)

西武鉄道 10000系NRA

1993年、5000系特急車の後継車として
登場した10000系NRA(ニューレッドアロー)。

Seibu_10101_7

デビューは新宿線用の新特急”小江戸号”として
西武新宿と本川越間で運転を開始しました。
後に池袋線の”ちちぶ号”と”むさし号”にも充当されています。

内装については格段の進化を遂げているのですが
足回りはというと5000系と変わらず抵抗制御です。
制御装置とモーターは再利用、
台車も101系のそれを改造した台車に変わりました.

最後に(2003年)増備された12Fだけはインバーター制御となり、
シングルアームパンタグラフを装備して登場しました。
ただ従来の編成もシングルアーム化され
今では、なかなか見分けが付きません。

いずれ、12Fに加え、登場時のNRAもUPしたいと思っています。

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西武鉄道 10000系NRA のトップページへJUMP

なお、珍車ギャラリーでも取り上げております。
こちらも是非ご覧ください。

珍車ギャラリー10000系 NRA

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2011年11月12日 (土)

JR北海道 731系 交流通勤形電車 をUP

 1996年にデビューした北海道初となる
オールロングシートの通勤用交流電車。

Jrh_731__g117_1

極寒地対策として従来の北海道仕様の車両に必須の
デッキは廃止されました。

これに代わる対策として冷気を遮断するエアカーテン、
遠赤外線暖房装置などが装備されていますが、
スーパーサムイという有り難くないアダ名があるようです。   

しかし、そのメカには徹底した寒冷地対策が講じられています。
そして注目すべきは
電車(731系)+気動車(キハ201系)の総括運転が
可能となっていることでしょう。

制御方式はVVVFインバータ制御(IGBT)。
モータはN-MT731 (230 kW)でモハ731形に搭載しています。
ヨーダンパ付のボルスタレス台車(N-DT731・N-TR731 形)
により130km/hの高速走行時も安定性を確保しています。
ブレーキ装置は電気指令式で電力回生ブレーキを併設します。

721系初期車のような
屋根上の抵抗器(発電ブレーキ用)はなく、すっきりしています。

2006年製の G-120・121 編成では一部の仕様が変更され、
大型の洋式トイレが設置されました。
またパンタグラフは当初からシングルアーム式となっています。

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JR北海道 
731系 交流通勤形電車
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2011年11月11日 (金)

JR九州 885系 AROUND THE KYUSHU

2011年3月、
九州新幹線 (鹿児島ルート)が全線開通したことを受け、
787系は、「INTERCITY AROUND THE KYUSHU」として
装いも新たにし、 その活躍場所をひろげているのですが、
885系も「白いかもめ:Sm1~7」「白いソニック:Sm8~11」
といった限定運用をやめ、
「INTERCITY AROUND THE KYUSHU」として
共通運用することになりました。

Jrq_885_sm07n_07

ここでご覧いただくSm7編成は、かつて
白いボディーに黄色いラインでしたが、
青いラインに変更されています。

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JR九州 885系 AROUND THE KYUSHU
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2011年11月10日 (木)

西武鉄道 30000系 スマイルトレイン

西武鉄道30000系、
西武電車とは思えないデザインです。
”タマゴ”をモチーフにしたデザインは女性社員の提案だとか。
スマイルトレインの愛称を持つのですが、好感か持てます。

Seibu_38109f_0

性能面ではアルミ車体に
VVVFインバーター制御と20000系とほぼ同じです。
日立製作所が提唱するA-trainであり、
制御装置も、日立製のVVVFインバータ制御方式
(IGBT 1C4M-2群制御)です。
モーターの出力は165kW。
台車はモノリンク式ボルスタレス台車でSS175M/SS175T
となっています。

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西武鉄道 30000系 スマイルトレイン
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2011年11月 9日 (水)

南海電気鉄道 11000系 高野線特急「りんかん」

高野線では、かねてから、特急「こうや」用30000系を使用した
「なんば-橋本」間の特急を運転していました。
これはニュータウン(林間田園都市)の通勤客に
好評を博していました。
そこで1992年、投入されたのが11000系です。

Nankai_11001__5

オールMの4両編成ですが、20m級車体であることから
「こうや」としては運行できず、
橋本以北で運行する特急「りんかん」限定車両となっています。
制御装置はVVVFインバータ制御ではなく、抵抗制御です。
南海線10000系サザン(2次車)を基本としたスチール製で
貫通型の車体、塗装も同じとなるなど、
デビュー当初、目新しさは感じられませんでした。

2000年には乗客増に対応して
「りんかん」を8両運転することになりましたが、
車体色を増結する30000系、31000系と統一、
白地に赤帯となり面目を一新しました。

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南海電気鉄道 11000系 特急「りんかん」
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2011年11月 8日 (火)

珍車ギャラリー :東京都営地下鉄 新宿線用 10-300R形 をUP

東京都営地下鉄 10-300R形は
新宿線の初期車である10-000形(1次、2次車)の
淘汰をすすめていた交通局が、
廃車対象の01~18Fに含まれる1986年以降製造の
4、5次車(=中間車;オールステンレス車)を有効利用すべく、
これらを更新改造し、先頭車のみ新造することで
新たな編成に仕立て直したものです。

Tokyo_10340f

JR東日本E231系ゆずりの車体をもつ
10-300形先頭車とほぼ同じ車体をもつ
新造の10-300R形先頭車ですが、
M車となる中間車はチョッパ制御のままです。

今回は、この珍編成を珍車ギャラリーで取り上げました。
珍車ギャラリー
東京都営地下鉄 新宿線用 10-300R形

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            東京都営地下鉄 新宿線用 10-300R形
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2011年11月 7日 (月)

東京都営地下鉄 新宿線用 10-000形をUP

都営地下鉄(新宿線用)10-000系は、
1971年から97年まで、 27年の長きにわたって製造されました。

Tokyo_10_07_0001

同系列とは思えないほどバリエーションがあります。
1次車から8次車に分類されますが、
1980年に京王線と相互直通運転を開始した
当時までに製造された1.2次車と
以後、3次車との間には、見た目以上の大きな違いがあります。
すなわち、初期車(=1.2次車)はセミステンレス車、
後期車はオールステンレス車であると言うことです。

セミステンレス車である初期車は、2004年から 2006年8月にかけて
10-300形と10-300R形に置き換えられました。
(ちなみに71年製の試作車は2004年11月に廃車。)

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東京都営地下鉄 新宿線用 10-000形

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2011年11月 6日 (日)

近畿日本鉄道 16000系 16010系南大阪線吉野線特急用をUP

16000系は、南大阪線・吉野線向けとなる最初の特急用車両で、
1965年3月デビューしました。

Knr_16008_00

11400系「新エースカー」の車体をベースに、
南大阪線用通勤車である6000系の足回りを
組み合わせた構成になっています。
制御器は抵抗制御で日立製MMC-HTB-10F
モーターは三菱電機製MB-3082-A(135kw)を搭載します。
台車はといいますと、製造年次が長期に及ぶため
01.02F(1965)03F(1966)はKD-52/KD-52A
04.~06F(1967~70))はKD-69/KD-69A
07~09F(1970~77))はKD-69B/KD-69Cとなります。

16010系は1981年に16000系の増備車として、
2両編成1本のみ(モ16011-ク16111)が製造されました。

Knr_16011_1

12410系の車体がベースになっているので
見た目は大きく異なり新系列車となっていますが、
主制御器は日立製MMC-HTB-10F、
モーターも三菱電機製MB-3082-Aで、
いずれも16000系と同じです。
マイナーチェンジといっていいでしょう。
なお台車はKD-89/Aで、
パンタグラフは下枠交差式のPT-48となっています。

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近畿日本鉄道 16000系 16010系
南大阪線吉野線特急用
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2011年11月 5日 (土)

近畿日本鉄道 26000系 「さくらライナー」をUP

1990年、『さくらライナー』の愛称でデビューした26000系は
89年に登場した21000系『アーバンライナー』
をベースに設計されました。
21000系と同じくオールMの編成です。

ただモータは21000系の125kwに対し
95kW(三菱電機MB-3308-A ギア比3.81)と控えめです。
主制御器は抵抗制御で日立製のMMC-HTB-0U(1C8M)です。

1C4Mの16000系・16010系とは異なりますが併結は可能です。

Knr_26101n_05

1990年の製造から20年を経て、リニューアル工事を実施、
車体塗色を吉野の桜をイメージしたピンク色に変更しました。
車内では運転台後部にデッキを増設、展望スペースとしました。
そのため車内から運転室越しに前面展望を楽しむことは
できなくなっています。

かつてはモノクラスでしたが、3号車をデラックスカーに変更し、
アーバンライナー同様1×2の座席配置となっています。
なお3号車にあった車販準備室は、
車内販売自体が既になくなってしまったため、
自動販売機コーナーに改造されました。

リニューアル車は2011年4月より営業運転についています。

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近畿日本鉄道 26000系 「さくらライナー」
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2011年11月 4日 (金)

近畿日本鉄道 16400系 南大阪線吉野線特急用をUP

16400系は1996年に16000系の置き換え用として
2連×2本(モ16401.2-ク16501.2)が製造されました。

1990年の26000系以来6年ぶりの増備車となります。

Knr_16402_0

車体は22000系「ACE」がベースになっています。
主制御器は日立製VFI-HD、VVVFインバータ制御(IGBT)で、
1C2M制御を2群用意し故障時に備えます。
MT編成となったため
モーターは160kw(三菱電機MB-5071-A)と強力です。
なお台車は新設計のKD-310/A、
パンタグラフは下枠交差式のPT-48となっています。

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近畿日本鉄道 16400系 南大阪線吉野線特急用
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2011年11月 2日 (水)

JR九州 303系 筑肥線用 をUP

303系は、2000年1月に
筑肥線:下山門-筑前前原間が複線化されたことに伴い、
輸送力増強のために新造されたVVVF制御の新車です。

Jrq_303_k02_07

K01.02編成が1999年12月に、
K03編成が2002年8月に新製されました。
103系と違って6連オンリーです。

2003~04年にかけて、
①号車クハ303にトイレが設置されています。

2001年4月撮影のK1編成と
2008年7月撮影のK2編成をUPしました。

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2011年11月 1日 (火)

小田急電鉄 新 4000系(千代田線乗り入れ車) をUP

小田急電鉄4000系は、2007年に
東京メトロ千代田線へ乗り入れ用として製造されました。

2600形の車体でありながらツリカケ駆動だった
旧4000形とは何の関係もありません。

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JR東日本のE233系がベースで、
主要な機器・回路を二重系化する
フェールセーフの思想を導入した(=故障に強い)車両です。

E233系と同じく
三菱電機製のIPM2レベル方式のVVVFインバータ制御(IGBT)で、
回生ブレーキおよび純電気ブレーキ機能を有します。
運転台も左手操作のワンハンドル式となっていますが、
駆動装置はWN駆動方式でE233系のTDカルダン方式とは異なります。

東急車輛製造で 4056F以外の13編成が製造されました。
(4056FのみJR東日本新津車両製作所製)

鉄道車両写真集
小田急電鉄 新 4000系(千代田線乗り入れ車)

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