J鉄局長とカメラ-その1 ニコンF
J鉄局長とカメラ-その1 ニコンF
私は学生時代、ニコンFを使っていました、
アイレベルファインダー付きの黒ボディで持ち重りのする鉄の塊みたいなカメラでした。人間工学なんてものはあまり考えていないようにも思えましたが、
使い込めばしっくりとくるカメラだったような気もします。
シャッターの位置が普通のカメラよりずっと手前側にあり、
意識しないと指先にシャッターはありません。
でも実際に構えてみると
顔にぐっとカメラを押しつけてシャッターを切る感じになるので、
これはブレ防止に効果があったのではないかという気もします。
またタテ位置で構えるときも親指でシャッターを切れば、
むしろこのほうがしっくりきます。
まあ使いこなすほどに馴染んでくるカメラだったように思います。
アイレベルファインダー付きということですから、露出計はありません。
ヤマ感(山勘?)です。
まあもっぱら許容範囲(ラチチュード)の広いフィルム(TRY-X)を
使っていたので偉そうなことは言えませんが、
基本的な露出パターンや光源不足に対する警戒心などは
自然と身についたような気がします。
さて長年愛用してきたニコンFでしたが,悲しいかな質草となり、
哀れ 金策尽き果てて手放すことになってしまいました。
オヤジから「このアホ!」と勘気に触れたのは言うまでもありません。
でも一番悔しかったのは私です。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- JS3VXWの鉄道管理局のHP ただいま修復中(2017.03.22)
- HPがなくなった…。(2017.02.01)
- Dr'Kの 北大阪急行9000系に乗ってきました。(2014.05.06)
- 局長の本 絶版に(2014.04.29)
- Dr.K 悪夢のバレンタインデー 大阪駅の大チョンボ。(2014.02.20)
コメント