近畿日本鉄道 北勢線 1977年をUP
北勢線のルーツは、
大正3年に西桑名-楚原間を開業させた「北勢鉄道」です。
762mm軌間のSL鉄道でしたが、
昭和4年に全通したその2年後に電化されています。
その後、「三重交通(1943)」になり
「三重電気鉄道」と名を変えた
北勢線を近畿日本鉄道が合併したのは1965年のことです。
以後、大きな変化が起こったのは1977年でした。
5月には 北大社車庫竣工。 西桑名駅は移転しました。
ここでは、西桑名駅が移転して間もない、
1977年夏の北勢線をご覧いただきます。
私が、北勢線を訪れたのは、この時が、初めてです。
この時は、まだ、
北勢線電化当時に製造されたモニ220形の天下で、
終点の駅では、モニ220形が機関車のように
機回し線を通って最後部のサハ(客車)に連結され、
向きを変えて、3,4両のサハをしたがえ、
もと来た道を帰って行くという、言わば、
「時間が止まったのではないか?」
という光景を眼にすることができたのです。
しかし、10月には
新型車両8両(モ270形271 - 276、ク170形171・172)が
北勢線に配置されることになります。
総括制御が可能なモ270形に加え、
モニ220形も、総括制御が可能なモ220形に改造され
もう、こういう光景を見ることはできなくなりました。
貴重なシーンをご覧ください。
鉄道車両写真集
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なおこの時、
旧型車両11両が内部・八王子線に転属しました。
(モニ220形225 - 227、サ130形133、サ150形151 - 157)
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