鉄旅というわりには、私の場合、東京へ行く時は、
自宅に近いJR茨木駅に立ち寄ってゆく
近鉄の高速夜行バスを使うことが多くなりました。
さて、今回は出発日の夜に梅田で宴会があり、
いつもと違って梅田発の夜行バスをチェックすることにしました。
インターネットは凄いですね。
格安というところをクリックすると、
なんと3480円というのが出てきました。
近鉄の高速バスも安いのは4800円です。
これも大概安いと思うのですが、なお3割ほど安い。
もっとも、よく見てゆくと、いつも3480円とは限りません。
日によっては高い設定もあるのです。
しかしこの日は3480円!。
これだなと思って、さっそく予約番号を入手しました。
チケットは、コンビニの端末で購入します。
近鉄の高速バスでは購入期限が出発ぎりぎりまでOKですが、
格安便は早めに入金しなくてはなりません。
また、この購入方法が
近鉄の高速バスのやり方と全然違うのです。
チケットを購入します。と述べましたが、
格安便の場合、チケットはありません。
入金したという領収書があるのみです。
とりあえずこれを明示すればよいと書いてあるので、
コンビニの店員さんに確認こそしませんでしたが、
バス乗り場で受付を済ますまでは不安でした。
バスは東名高速道路ではなく、中央自動車道を経由する便で、
八王子、立川によって新宿へ行く設定になっています。
この日は、京王と西武を狙おうと思っていたので、
八王子か立川で下車するつもりでした。
でも、悩んでいるうちに面倒くさくなり、
料金は変わらないので終点の新宿で申し込んだのです。
起きた時点で夜が明けていれば、そこで…。
とまあ考えたわけです。
でも、格安便でこれはやってはいけません。
受付時点で、変更を申告すると、
「今回は八王子も立川にも立ち寄りません。」
とあっさりいわれてしまいました。
というわけで、ダイレクトに新宿到着です。
新宿到着のアナウンスで目を覚ましました。
ところが、周りは真っ暗。
えー?。時計を見ると5時半前。
「全然予定の時間と違うじゃないの!」
これも格安便ならではの事情のようで、
出発はさておき、到着時間はアバウトと心得るべきです。
さて、これからどうしようか。と思いましたが、
この時間なら、鶯谷へ行けば、うまく夜が明け、
臨時の「能登」と「あけぼの」が撮影できると思いつき、
予定を変更することにしました。
朝飯前の一仕事を終え、
朝食も済ませて、中央線に向かいます。
9時前後にジョイフルトレインである「華」「宴」が
相次いで立川に到着するのです。
下りの「宴」は駅舎の影でしか撮影できず、
苦しい写真になりましたが、
それでも撮影できてラッキーです。
なお。快速「河口湖号」に183系が使用されており。
これもとりあえずゲットして、
遅ればせながら、京王線の撮影に向かいます。
ここ立川からなら
モノレールで高幡不動へというのが、普通ですが、
乗ったことのない競馬場線に乗るべく、
南武線で、府中本町に向かいます。
遠回りにはなりますが、
運賃は武蔵野線回りでいけるはずです。
府中本町から、京王府中競馬場前まで歩いて行きます。
別に立ち寄るつもりではありませんでしたが。
東京競馬場への連絡通路を通っていったので、
競馬場まで見学することになりました。
いまはもうやっていませんが、
私は、一時競馬にもハマったことがあり、
「ここでダービーが行われるのかあ…。」
と、しばし感慨にふけってしまいました。
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