国鉄DD51形-1 基本番台 (非重連形、客貨両用)をUP
国鉄 DD51形ディーゼル機関車は、
昭和37年に試作車の1号機が作られて以来、
昭和52年にかけて649両が製造されました。
幹線用として、特急列車をはじめ貨物列車まで幅広く用いられ、
まさに国鉄形ディーゼル機関車の代表といえるでしょう。
当局では、
これを全部同じタイトルで137枚を一挙に公開しておりました。
さすがにこれは見にくいと思い、
このたび「国鉄形車両コレクション」のシリーズとして
タイトルを分割することにいたしました。
1-基本番台
2-500番台(国鉄時代に廃車されたもの)
3-800番台(JR各社に承継されたものと国鉄時代に廃車されたもの)
4-500番台(JR各社に承継されたもののみ)
さて第一回目となる基本番台ですが、
53両製造されました。
これらは試作車である1、2-4(1962.1963年)
先行量産車である5-19(1964年)
初期の量産車ある20-53(1964.5年)に分類されます。
試作車では、1000PSのDML61Sを装備しましたが
初期量産型ではDML61Z/DW2 (1,100PS)エンジンに変更され
出力がアップしています。
いずれも客貨両用で
客車暖房用の蒸気発生装置を搭載しています。
しかし重連総括制御はできず、非重連形とも呼ばれます。
車体が単に古いからという理由だけではなく
柔軟な運用に対応できない理由から
基本番台はJRに継承されることなく、
1986年までに全て廃車されてしまいました。
鉄道車両写真集(国鉄形車両コレクション)
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