比叡山1Dayチケットを使ってみた。その2
枚方市から、この比叡山1Dayチケットを利用することにしました。
1960円です。
淀屋橋からと比べて40円しか安くないのはちょっとがっかりですが、
それでも十分安いのですから文句は言えません。
特にデザインされたチケットではありませんが、
延暦寺などに団体料金で拝観できるクーポン券もついているのは嬉しいですね。
枚方市から特急で出町柳へ向います。
なんとラッキーなことに8030系がやってきました。
座れないのは承知の上で運転室サイドに陣取ります。
次の樟葉で運よく座ることができて、ますますご機嫌です。
8030系の運転台は、ワンハンドルになっていました。
これを見る限りでは8000系の一族ですね。
九条駅が近づいて、遮光カーテンが自動で降りてきます。
助手席側に座れたのでトンネル内の様子も楽しめます。
出町柳のコンビニでおにぎりと飲みものを仕込んで、
叡山電鉄に乗りこみます。
山上のレストランはそんなに数多くありませんし、
効率よくまわるならこのほうが機動力があります。
シャトルバスは乗り放題ですが、
下手すると30分から1時間ほどまたねばなりません。
満員の900形きららを見送り、叡山線の電車に乗ります。
鞍馬線ほどではありませんが、こちらも結構、混んでいます。
しかし一乗寺、修学院とハイカー風の方々が下車され、
八瀬比叡山口で下車したのは10人ほどでした。
ケーブルの駅までは3分ほど、気持ちよい散歩道です。
川の水量が多くそこにも清涼感が感じられます。
ケーブルカーはすぐにやってきました。
支柱に京福鋼索線 大正14年12月と書いてあります。
かつては叡山電鉄も京福電気鉄道だったのですが、
今は別の会社です。
ケーブルだけが京福電気鉄道で残ったというのは
どういう事情があったのでしょう?
駅員さんも、ケーブルカーに乗り込む保安要員さんも
若い女性の方々です。
社員さんではないようでしたが、
案内放送も通りいっぺんではなく本当にお上手でした。
その案内放送の中に
この叡山ケーブルが、標高差日本一という紹介がありました。
隣りにいたカップルが
「ケーブルカーって何かと日本一だよね。」
と茶々を入れていましたが、
この叡山ケーブルは、カーブもあり
その線路を眺めているだけでも難工事が偲ばれます。
ケーブルとロープウエイの乗り換えはすぐです。
続いては、空中散歩と景色も変化に富んでいます。
子どもたちも例のカップルたちも大喜びしています。
自家用車では味わえない眺めです。
山上に着きました。
シャトルバスの乗り場までは
少しばかり山歩きをしなければなりません。
日差しも強いのですが、
下界とは違うすがすがしさで、汗もほんのり滲む程度です.
予定通り、横川、西搭、東搭と巡って下山しました。
帰りがてら、茶山で途中下車して叡山電鉄を撮影しました。
避暑を兼ねた楽しいワンデイトリップでした。
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