Dr'K 500系新幹線「のぞみ」 ラストラン乗車レポート
2月28日(日) Dr'Kは、東海道新幹線における500系最終列車「のぞみ29号」に乗車されました。以下はそのレポートです。
500系最終列車「のぞみ29号」東京(12:30) ⇒ 京都(14:50)
11時45分東京駅
新幹線南乗換口から友人I氏とともに16、17番ホームにあがると、
どのホームもすでに鈴なりの人だかり。
はっきりいって、銀河の時(銀河狂騒曲総集編参照)よりもひどい。
3号車よりも前(1号車より)は立錐の余地もなく、
自由席はまともに乗降できるのか? という状態であった。
指定された7号車に向かうと、ちょうど階段の部分になるので、
非常に狭い所に人が密集していて、普通に並んで待っているほうが危ない。
5号車付近に待避することにした。
折返しとなる上り500系の最終列車「のぞみ6号」の入線放送とともに
ボルテージは最高潮。
最終列車に合わせたのだろうか。
今日の500系新幹線は、W1編成。(珍車ギャラリー;500系新幹線W1編成参照)
駅員の怒号が飛ぶが、今日も馬鹿鉄どもにはどこ吹く風。困ったものだ。
12時13分
定刻に到着すると、超満員の客が一気に吐き出され、
さらにホームは危ない状態になった。
その流れに乗っかる形で7号車付近に移動する。
ここにも無神経な馬鹿鉄が、
7号車に乗ろうとして待っている乗客にフラッシュ放火。
「何撮ってんだよ!」とトラブっている。
見ているだけでも気分のいいものではないが、
何の関係もない友人のI氏にまで絡み出す始末。
さわらぬ神にたたりなし。
今度は、反対側の8号車側に待避することにした。
どのみち折返し運転で、車内清掃が済まないと乗車できないし…。
(折返し時間が17分しかないので、乗れるのはせいぜい3~4分前)
さあ、扉が開いて乗車したのだが、
7号車の車販基地前は、グッズを物色する客でごった返しており、
人混みをかき分けて、席につくのがやっと。
「ふーっ…」予想はしていたが、鉄だらけ。
音鉄が周囲にいないのは奇跡に近い。
町田に住むI氏は自由席で新横浜まで「のぞみ29号」に乗車するつもりだったが、
とても乗車できる状態ではなかったので、急きょ変更したのは大正解。
12:30定刻に出発。
走行そのものはいたって順調。
だが、ビデオカメラを回しながらうろうろする輩が多く、
昼食の時間帯も重なり車販さんもたいへんだ。
普段でもトイレに席を立つなど、意外と新幹線は通路を移動する客は多いのだ
相も変わらず馬鹿鉄どもはフラッシュをたきまくっている。
車内でも苦情が出ているのか、
再三再四、車掌さんは撮影マナーについて放送されているが、
やはり馬鹿鉄どもにはどこ吹く風。
つい最近、大和路線河内堅上で馬鹿鉄どもが電車を止めてしまい、
警察沙汰になったのも記憶に新しいのに、である。
自分が注意されていると分からないのであろうか?
車窓に映るも、ここぞというポイント(富士川、大井川、天竜川橋梁)には、大勢のカメラマンがいることはいうまでもない。
さて地球の裏側チリでは大地震。
12時現在、在来線の多くが津波警報で運転を見合わせていたので、
新幹線もどうなるかとやきもきしたが、
車内は気のせいかいまだ落ち着かない状態だ。
名古屋到着時には、
津波警報の影響で「快速みえ」が運休になっていると放送があった。
名古屋駅でも、フラッシュの嵐。
またも駅員の怒号が飛びかい、まともに乗降することもままならない。
名古屋でC席が入れ替わり、
新大阪までの間、膝にお嬢さんをすわらせたパパ鉄さんが乗ってこられた。
すこし心が和む。
やはり沿線でカメラを構える人影が多い、
特に多かったのが、名鉄栄生駅と関ヶ原、近江長岡付近だった。
私は京都で下車したのだが、
阪急6300系撮影とあわせて来ている鉄チャンも少なからずいたようだ。
私がなぜそれをわかったのか? というと、
私は、京都から地下鉄に乗換え、四条駅から阪急烏丸駅を目指したのだが、
同じ流れで移動している鉄チャンが多かったからである。
というわけで、Dr’Kのレポートは 引き続き「阪急6300系ラストラン乗車レポート」となって続きます。
乞うご期待。
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