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2010年2月の記事

2010年2月24日 (水)

私有貨車 ホッパ車 をUP

私有貨車とは、国鉄(JR)ユーザーであった企業が自社の製品またはその原料を輸送するにあたって、汎用の国鉄貨車では、その荷の性質上無理である場合、あるいは荷役システム等の制約から独自のものを製作した方が効率的である場合に製作された貨車群を指します。
特定の鉱山や工場がその構内で使用する貨車も私有貨車といえるかもしれませんが、ここでは国鉄(JR)線を利用するが故に形式を割り当てられているものとして限定しておきたいと思います。

Hoki_9300

私有貨車の歴史はタンク車から始まり、ホッパ車というのも、もとはタンク車の派生形として存在していました。しかし昭和28年、あらたにホッパ車という車種が制定されます。
おおざっぱに言えば。鉱石や粉体を上から積み込んで、下部をがばっと開けることで荷下ろしをする貨車たちです。

今回は参考までに、国鉄貨車であるホッパ車と、タンク車ではありますが、小麦粉専用車であるタキ24700形もUPしました。

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参考文献は、言わずもがな、私有貨車研究のバイブルである。

「プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑」です。

なお左下の「88-12」というのは
88年4月1日(JR化後1年目)の段階で12両在籍したことを示します。
(参考文献:JR気動車客車編成表88年版)

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2010年2月21日 (日)

珍車ギャラリー JR西日本 113系300番台(福知山区)をUP

113系300番台は、1996年3月の山陰本線園部-福知山間の電化に伴い、
モハ113+112形6000番台ユニットから改造された2両編成の電車です。
福知山電車区にS編成として投入されました。Jrw_113_5302n_0002
S編成は、閑散区間2両で運行し、都市圏となる園部に入った段階で列車を増結、
このままターミナルの京都へと向かうのですが、113系5800番台もS編成として共通運用します。

パッと見た目には、同じに見えるのですが、113系300番台(現在は5300番台)と113系5800番台には、外見上からも違いがあります。

そんなところを、チェックしながらお話を進めてゆきます。

まもなく山陰線京都口の113系が引退するという噂を聞きました。これを機に彼らを見直してみたいと思います。

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2010年2月20日 (土)

福知山運転所の115系をUP

福知山運転所が運行する路線を思えば、113系よりも115系の方がより適していると思えるのですが、さながらアーバンネットワークの近代化によりはじき出された113系の「第2の職場」となっています。しかし少数ではありますが、115系も活躍しています。思いの外写真が少なくてがっかりですが、113系のところに紛れ込んでしまっているのかも… それでもいろんな姿を一通りはご覧いただけるのではと思います。 Jrw_115_k10_1_tc115_38 JR西日本 115系 福知山運転所 K編成(福知山色)R編成(体質改善車)のトップページへJUMP

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2010年2月17日 (水)

JR西日本 113系 福知山運転所 300番台、5300番台 をUP

113系300番台は、Jrw_113_300_mc112_302_2

1996年3月の山陰本線園部-福知山間の電化に伴い、1995年に113系の6000番台であったモハ113+112形ユニットから改造された2両編成の電車です。

300番台は、改造時よりワンマン運転に使用されることから、

ドアが前寄りに移設され、新設された戸袋窓のすぐ後に元の戸袋窓が並んでいる点が、外観上の特徴です。

JR西日本 113系 福知山運転所④ 300番台、5300番台のトップページへJUMP

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2010年2月15日 (月)

JR西日本 福知山運転所の113系② 1994年~新福知山線色をUP

基本的には4連であるK編成を減らして、
2両編成であったS編成を3両編成(Y編成)化するという
流れで編成替えを行っています
Jrw_113_k9_4_tc111_817最終的にK編成が10編成から5編成に減り(40→20両)
14編成あったS編成(28両)はなくなり、Y編成13編成(39両)が新たに加えられました。
結果、68両から59両へと、配置両数そのものも減っていますが、それ以外に
1991年の七尾線電化に際し、113系に交流機器を搭載して
普通列車用交直流電車415系800番台を登場させています。その際
必要な種車を福知山運転所の800番台からも供出しましたので
【具体的には、クモハ113-804・808・810・802・801・811・812・805・806・813・814
(→クモハ415-801~ 811)の11両とモハ112-801(→モハ414-801)の合計12両)】
従来の800番台は、その数をかなり減らしてしまいました。

また、廃止された非冷房の800番台も10両ほどあり、その不足分を補うべく、新たに追加改造された800番台も存在します。

それが、
クハ111-819~825及びモハ113-810から819です。
(うち818はサハ111-5801に再改造)
前述の七尾線用に転出されるにあたっては、
MMユニットをばらして組み替えを行っているので、その内容は複雑を極めます。
将来、なお編成両数を減らすことがあるということも意識したのでしょうか。
大阪向けの運転台付き車両がだぶついているのも要注意です。

また非冷房車34両中24両に、

WAU202による冷房改造工事も行われているのも、今回の特徴です。
最初は車体側面に空気取り入れようのルーバーが付いていましたが、
この状態は長くは続かず、比較的早い段階で熱交換機を屋根上に設置することになります。
そうした変化も見ていただければと思います。

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2010年2月11日 (木)

JR西日本 福知山運転所の113系①1988年~旧福知山線色をUP

当、鉄道写真管理局では、福知山運転所の113系を、時代別に
  ①1988年~ 旧福知山線色
  ②1995年~ 新福知山線色
  ③2004年~ 福知山線ワンマン色=N編成+嵯峨野線直通用湘南色=S編成
と3タイトルに分けて画像をUPしています。

今回は「①1988年~旧福知山線色(黄色5号に紺のライン)」です。Jrw_113_k3_1

国鉄時代に改造された113系800番台を引き継いだもので。

4両編成9本(=K編成)と2両編成14本(=S編成)の64両のうち19両をご覧いただけます。

なお、この後、これらのうち多くが、91年9月の七尾線電化にあわせて、415系800番台に改造され、大幅に編成変えが行われます。

それは、次回、福知山運転所②でご確認ください。

JR西日本 113系 福知山運転所①1988~(福知山色)のトップページへJUMP

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2010年2月 9日 (火)

JR西日本 福知山運転所の113系③ 2004~ をUP

福知山運転所(電車区)の113系③ 2004~Jrw_113_n01_2

113系は国鉄時代の代表的な近郊形電車です。

都市近郊というのがどの範囲を指すのか。具体的には分かりませんが、一歩都市圏を離れてしまうと、鉄道需要は激減してしまうのが昨今の現状です。
かといってその需要に見合った列車本数でということになれば、列車の間隔が大きく開いてしまいます。
それでは利用者にとってますます使いにくいダイヤとなり、鉄道離れが加速してしまうでしょう。
かくして単行用あるいは2両編成という小単位の列車が必要ということになりました。
だからといって新車をデビューさせるにも、もともとそう需要が見込めないところに新車を作るというわけですから厳しいものがあります。

国鉄末期、荷物電車改造の単行用電車がデビューしましたが、その種車数にも限りがあります。
そこで、4連ユニットである113系を2連用に改造するなどということが行われたのです。

113系はMMユニットですから、そのまま半分にする(MT編成)ということは出来ません。両端のTc車を取り除いて、MMユニットとなる2両にそれぞれ運転台を取り付けることをしました。
ただ、それらをどう使うかということについては、二通りが考えられます。

福知山電車区のS編成とN編成がそのわかりやすい例です。
まずS編成は、閑散区間2両で運行し、都市圏に入った段階で列車を増結、
このまま都市部のターミナルへと向かう場合に用います。
一方、N編成は、終日、閑散区間での運行にあてるという場合です。

と簡単に申しましたが、
S編成とN編成の誕生過程については、そんな単純なものではありません。
そこで、当、鉄道写真管理局では、これらが登場するまで、時代別に
 ①1988年~ 旧福知山線色(黄色5号+青色 号ストライプ)
 ②1995年~ 新福知山線色(
 ③2004年~ 福知山線ワンマン色=N編成+嵯峨野線直通用湘南色=S編成
と3タイトルに分けて画像をUPします。
今回はまず、
「③2004年~ 福知山線ワンマン色=N編成+嵯峨野線直通用湘南色=S編成」
をUPいたします。

JR西日本 113系 福知山運転所③ 2004~のトップページへJUMP

もはやN編成は姿を消し、S編成も風前の灯火です。この機会に福知山運転所の113系を振り返ってやっていただきたいと思います。

なお小浜線用として装いも新たに登場したW1編成もご覧いただけます。

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2010年2月 7日 (日)

JR東日本  205系 仙石線 M5,M7,M8(マンガッタンライナー)をUP

仙石線には2002年から3年間かけて、205系が投入されています。205_m05_04

首都圏からの中古車といえば、そうなんですが、3100番台は205系の中でも白眉と申せましょう。

なんといってもマスクが新しくなり、これがまた格好いい。そしてパンタグラフもシングルアームです。

またラッシュ時と日中時にロングシートからクロスシートへと変更できる2WAYシート装備車もあります。

カラフルな塗装も楽しいですね。石の森章太郎氏のイラストでラッピングされたマンガッタンライナーもあります。

JR東日本  205系 仙石線 M5 M7、M8(マンガッタンライナー)編成のトップページへJUMP 

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2010年2月 3日 (水)

JR北海道 寝台特急 北斗星 24系25形をUP

今回ご覧いただくのは、2005年8月に宇都宮駅で撮影したものと、2006年3月に鶯谷駅で撮影した北斗星2号です。(五稜郭で撮影した機関車は2009年3月撮影の北斗星1号)Jrh_hokutosei_dd51_1138

かつては、1.2号がJR北海道持ちの列車で、3~6号がJR東日本持ちの列車でした。

しかし2008年3月以来、特急北斗星は、1往復に減便され、

1 - 6号車にJR北海道所属の車を、

7 - 11号車にJR東日本所属の車を

使用した混成編成となっています。

なお、JR北海道所属のロイヤル・ツインデラックス・食堂車、JR東日本所属のロビーカーは運用を終了しています。

JR北海道  24系25形 特急北斗星のトップページへJUMP

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2010年2月 1日 (月)

阪急 7000系にもリニューアル車

これも2010年1月30日のことですが、

神戸線用の7000系にもリニューアル車が出現しました。

7007Fです。

Hk_7007f_renewal

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