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2009年6月21日 (日)

サイキョージ氏とDr'K 西日本パスで旅する!! 2日目

サイキョージ氏とDr'K 西日本パスで旅する!!
     ----2日目----

【ニュースです。
西日本パスの利用期間が8月3日(月)まで延期されることになりました。】

西日本パスは、二人以上が、同一行程で旅行するというのが前提ですが、青春キップとは違い、乗車券はJR西日本管内の駅であれば、自動改札を通ることが出来ます。
同行する二人が続けて通らなければならないということはありませんので、青春キップよりは柔軟に使えます。
2日目は、各自の最寄り駅からそれぞれ乗り込み、新大阪駅で落ち合うことにしました。

2日目の朝、携帯電話にDr'Kからメールが入りました。なんと、Dsc_9042

昨日着ていた上着もろとも、西日本パスを洗濯してしまった。
残骸で、証明をもらいたいので有人改札まで来て欲しい。

とのことです。

くしゃくしゃにはなっていましたが、幸い原形をとどめていたので、
「そのまま使ってください。」
ということになりました。
でも、自動改札は使えないので、
「必ず二人同時に有人改札を利用してください。」
とのことです。まあいうまでもなく、同一行程で旅するつもりではありますが…。
でももし、完全にキップが崩壊していたら、どうなっていたのでしょう?。
サイキョージ氏も一蓮托生=旅行を取りやめざるをえないということになるのでしょうか。

なにはともあれ、2日目の旅は予定通り、500系新幹線V編成でスタートしました。Dsc_9044
こだま号ですから、西明石と相生でそれぞれ2本ずつ追い抜かれます。
前日乗った「のぞみ97号」は、「こだま737号」の7分後に新大阪駅を出るのですが、
岡山には30分近く早く到着します。
停車時間の長いのにはホント閉口します。
8両編成にダウンサイズされ、こだま号限定運用となり落日の感は否めませんが、
それでも、やっぱり500系新幹線は、かっこいい。
この勇姿を見れば、お二人が、あえてこの列車をお選びになる理由を
鉄チャンでなくともおわかりいただけると思います。

加えて指定席なら、普通料金でグリーン車気分を味わえるということも500系新幹線V編成のメリットです。
ただ、もうお二人には指定券枠は残っていません。自由席で、岡山へ向かいます。
「こだま737号」はそこそこの乗車率でした。

岡山駅には、100系新幹線P編成が停車していて、写真を撮りたいところです。
でも次に乗る「やくも7号」の発車時間まで9分しかありません。
これも自由席ですから、さっさと乗り換えます。
思いの外空いていてほっとしました。
「やくも」号は381系です。Dsc_9134
ゆったりやくも号として近年リニューアルされ、
車内は美しくくたびれた感じはありません。
しかし、国鉄時代に製造された初期の振り子電車です。
コンピューターから位置情報をはじき出し、カーブの手前から、車体を傾け始める新型とは違って、カーブのカントに応じて、その車体を傾け始める自然振り子を採用しています。
よって、わずかですが遅れたタイミングで車体が傾いていくのです。
これが、何とも気持ち悪いといわれます。

でも滅多に「やくも号」に乗ることのない私にとっては、
あえて意識して、この揺れを予想しながら、乗り味を愉しみます。
さすれば、酔うなんてことはありません。
さて、お二人はどうだったのでしょうか?

山沿いはお天気が悪く、伯耆大山駅周辺では、期待していた大山の山容を見ることはできませんでした。

先日、駅弁に苦労した鬱憤を晴らすべく、米子駅では、ブランド駅弁を購入します。
吾左右衛門寿司です。2572円の鯛を筆頭に、かに、鯖などの押し寿司が用意されています。
Dr.Kは、昨日関サバを食べ損ねたリベンジで、
鯖の押し寿司(1774円)を購入されました。

クラブ帰りでしょうか。

やたら学生が乗車している境線の列車は、なんと単行。
ほぼ、満員で米子駅をスタートします。

境港出身の漫画家水木しげるさんにちなんで、列車もお色直し。Dsc_9103
目玉おやじ号は、一路境港駅を目指します。
といいたいところですが、米子空港の拡張及び鉄道によるアクセス改善のため、
新線で大回りして米子空港駅に立ち寄ります。
そこそこ利用客がありました。
JR九州 宮崎空港線のように、特急を境線に乗り入れたらと思いました。
やたら駅の数が多い境線ですから、当然この区間だけは快速にして…。

境港に到着しました。
水木しげるロードも結構ですが、境港は日本でも有数の漁獲高を誇る港町です。
うまい魚を食べるぞとばかりに、駅前の食堂に飛び込みます。
さっき車内で駅弁を食べたとこなのですが…まあそんなことは気にしない!

ちょうどお昼時なので、結構繁盛しています。
ここのお店は、海鮮丼がウリのお店です。
メニューの内容は、なにか函館の朝市の食堂とよく似ています。
お値段はそこそこですが、やっぱりうまい…。
プレミアムモルツは、あっという間にからになってしまいました。

境港でもう少しゆっくりして、快速で米子駅に戻る手もあったのですが、
米子駅で撮り鉄もしたかったし、
次の鳥取行き特急「スーパーまつかぜ10号」は、これまた自由席です。
ただうまい具合に鳥取方である先頭車(2号車)が、自由席なものですから、
なんとか、先頭の鉄ちゃんシートを確保すべく、
早めに列につきたいという思惑もありました。
一本前の普通で、米子駅に向かいます。
ただ、この列車に関しては、あまり記憶がないそうです。

「スーパーまつかぜ10号」は、うまい具合に例の鉄ちゃんシートを確保できました。
山陰本線のこの区間は、高速化がなされ、187系は快調にすっ飛ばして行きます。Dsc_9150
先頭にいるからこそ、1線スルーに改良された駅の構内配線がよく分かります。
山陰本線のこの区間は、結構直線にレールが敷設されており、通過列車が駅ごとに減速せずにすむこの改良の効果はなかなかのものです。
2両編成というのが、少し寂しいのですが、もっとスピードをアピールして乗客を増やして欲しいものです。

早く鳥取駅に着いたものの、次の「スーパーはくと12号」までには1時間あまり余裕があります。
まあ、米子駅から鳥取駅経由で大阪方面へ行く人はいないでしょうから、連絡する必要はないのですが…

撮り鉄をし、駅弁を仕入れるなりして、時間をつぶします。
ところで、「スーパーまつかぜ10号」でもそうでしたが、
「スーパーはくと」でも、車内販売はありません。
Dr.Kは、かつて、この「スーパーはくと」において車内販売のバイトをされた経験がおありなのですが、そんな彼だからこそ、
「この鳥取駅で買っておかないと大変ですよ。」
とアドバイスをしてもらえます。
ちなみに駅では、車内販売がないという旨の放送はありませんでした。
車内販売がなくなってから、だいぶになるとはいうものの、
ここは案内が欲しいものです。
ちなみに、かの名物駅弁である あべ鳥取堂の「かにめし」はいったん改札を出てからでないと購入できませんでした。

「スーパーはくと12号」は、上り列車が遅れたため、智頭駅を10分遅れで発車しました。しかし、姫路ではきっちり定時に到着です。Dsc_9184

ダイヤに余裕があるのかもしれませんが、それにしても胸のすくような智頭急行線内の走りっぷりでした。
同社線内は、当然、西日本パスのエリア外です。
あらかじめ同区間の乗車券と特急券は鳥取駅で買い求めておきました。

その腹いせというのではありませんが、姫路から、新幹線「のぞみ」に乗り換えます。
乗り換える手間はかかりますが、新大阪へは30分以上早く着きます。
おまけに、姫路駅で試運転中の「さくら」用N700系を見ることもできました。Dsc_9187

7時過ぎに新大阪駅に到着し、旅は終わりです。
Dr.Kおひとりなら、もっとこの切符を活用されたでしょうが、
そんな無茶をされないように、
この切符は「お二人以上」となっているのかもしれませんね。

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