JR東日本は、253系NEXをこの秋、E259系に置き換えると、今年2月発表しました。
253系には、2002年にデビューした5次車もおり、普通では考えられない取り替え時機ということになりますが、まもなくデビューする新形京成スカイライナー(高速新線を160km/hで疾駆する)に負けてはならぬというJR東日本の強い意気込みを感じます。
Dr’Kは、253系NEXについて、
「リクライニングシートでもないのに特急料金にA料金を設定するなんてとんでもない。」
と辛口の評価をされておりますが、5次車はその点も改良されております。外見上はどこが違うのかという5次車ですが、その中身は大変興味深いものです。今回そんな彼らのことを知っていただきたく「珍車ギャラリー」で取り上げました。是非ご覧ください。
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5次車は2編成しかなく、写真を撮るにも苦労しました。どうにか彼らもJ鉄撮りに成功しましたので、
鉄道車両写真集 JR東日本 253系NEX のほうもご覧いただけると幸いです。
ところで、253系の転用先は、どうなるのでしょう?Dr’Kは、
「普通車は転用改造時に全車両リクライニング化した上で、大宮に配置して東武直通485系、彩野と新特急群の185系の置換えじゃないかな…
リニューアルしたとはいえ、485系ではスペーシアにどうがんばっても見劣りしますし、せっかくの3電源方式が生かせていませんからね。
その点、253系は元々スペーシアと同じ6両編成で、グリーン個室がありますし、3両編成はグリーン個室の部分をミニサロンか喫煙コーナーかなんかにすればいい。3連2本で6連組んで臨にも充当できますし、増発するにはもってこい。さらに、同時に高崎線の新特急群と共通運用(ここでも、6+6+3で15両にできる)し、低屋根と、元々ついてるATCをいかして「はまかいじ」にも運用すれば非常に効率的(横浜、大船への回送には湘南新宿ラインまたは武蔵野線を使うか、「とちぎ」で送り込む)。
捻出した185系は田町に集約して波動用にするなり、運用にゆとりを持たせればいいのでは?」
とおっしゃってます。私も全く同意見ですね。そうなれば今度485系スぺーシアはどうなるの?と悩みはつきないのですが…。
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