阪神西大阪延伸線(→阪神なんば線)用 8901F(←3800形)
阪神電鉄は、この阪神なんば線の開業に向けて、すでに1000系をデビューさせ準備万端です。
ところが、今から20年以上も昔、阪神なんば線が、西大阪延伸線といわれていた時代に、この新線用に開発した電車があったということをご存じでしょうか。
8000系赤胴車はバラエティーに富んだ系列ですが、実はこの中に西大阪線の難波延伸を視野に入れて製造された車輌である3801形を組み替えて誕生した形式を組み込んだ
8901F(=8701.8801.8901形(以下8700系))という電車が今も現役で走っています。
阪神なんば線の開業にあたって、是非ともこの電車のことを知っていただきたく、内容を一新いたしました。ご覧ください。
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コメント
なんば線に乗ってきました。
個人的な感想では、準備万端、とは言いがたく、阪神、近鉄双方に準備不足が否めなかった感じです。
まずは近鉄サイドから。
撮影時間を確保するため、かなり余裕を見て京都駅にやってきて、自分が乗る特急の特急券を窓口で買ってから、と思ったのですが、整理券は出しているものの、窓口が阪神なんば線開業記念関係のキップを買い求める客でごった返していて、窓口はそれ用と通常の特急券販売とに分けているのに、普段どおりに特急券を窓口で買うのも困難な状態で、予想以上でした。予定していた半分も撮影時間が取れなかったです。京都駅の午前中でこの状態なので、難波、上本町、鶴橋や西大寺はそれ以上でしょう。おそらく。
奈良発は近鉄デュアルシート車を選んで乗車したのですが、3連休初日で行楽客が多く、開業記念乗車もしやすいのに加え、JR大和路線で人身事故があり、その振替輸送も受けた、ということを差し引いても、西大寺で超満員になってしまうのは予想以上でした。じりじりと混雑で遅れ、結局西九条時点で西宮から先が運休となってしまいました。やはり、近鉄奈良線の行楽期の快急の需要+新規需要(USJ客の西九条へのニーズや、京セラドームへの輸送等)を阪神の6両(近鉄は最大10両)というキャパでまかなうのには無理がある気がします。
かといって、快急については長距離乗車も考えると、ロングシート一辺倒、というのもつらいので、そこらへんが難しい。
続いて阪神サイド。
阪神三宮では前寄り(梅田、奈良方)が空いている、という案内でしたが、ご存知のように、阪神三宮駅3番線は梅田方先端がカーブしていて非常に狭く、そこにカメラを持った方々がたくさんいる、という状態なので反対に危ない。とくに、近鉄車は阪神車より一回り大きく、ホームぎりぎりいっぱいに停まるので、みてて危なっかしかったですね。
それ以外では、競艇客輸送のために快急をセンタープールに時間帯で臨時停車させていたのですが、なんば線への直通需要(とくに難波とUSJ目当ての西九条の乗降が多い)で快急自体が混んでる(梅田~西宮間で運行されている急行とは混雑度が違いすぎますし、快急よりも特急、直通特急のほうが空いてます)ので、センタープール~尼崎間は2駅ということもあるので、この臨時停車扱いは特急と急行のみにして、直通特急と快急は行わないほうがよいと感じました。
近鉄、阪神両者に言えること。
それぞれ、相手社の車両と規格が違うので、双方にいままでにない乗車位置目標が設定され、直通列車については発車案内表示にその列車が出現するまで乗車位置がわからず、特に快急(速達優等列車)待ちの客が右往左往している場面が多かったので、快急は近鉄車、準急、普通は阪神車で車両運用を原則固定したほうがいいと思いました。
今日から甲子園でセンバツが開幕するのに、大丈夫なのかなぁ?
投稿: Dr.K | 2009年3月21日 (土) 09時21分