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2007年7月の記事

2007年7月30日 (月)

雷雨。停電。箱根登山電車

7月30日 あいにく 箱根の天気は、雨。
早々に、山を下りることにしました。
9時33分発の箱根湯本行きは ラッキーなことに旧型のモハ1形2両編成。
ほぼ、満席でしたが、運転席のすぐ後ろで前面展望を楽しむことにしました。
とはいえ、暗い。
宮ノ下の駅では、交換する電車の撮影を試みましたが、
開放値でも、十分なシャッタースピードを得られないほどです。
オマケに雷まで 鳴り響く中、電車は、しずしずと発車しました。P1200658

すると、突然、車内の明かりが消えて、非常灯に切り替わってしまったのです。
アナウンスがあり停電していることが告げられました。
電車は、急勾配を下っていたのですが、そのまま惰性で、信号のあるところまで進み、ゆっくりと停車しました。
運転手さんも、停電していることと、 信号まで死んでいることを告げました。
そして、指令があるまで、動けないというのです。

長丁場になることに備えて、車内の非常灯まで、消されてしまいました。
運転手さんは、雨の中、車外に出て、車止め をセットして来ました。

薄暗い中、時折、雷の光が、車内を照らします。
蒸し暑い車内を少しでも、風を通そうと運転手さんは、乗務員扉の窓を開け、運転席と車内との仕切り窓を開けてくれました。
車内の窓では雨が吹き込んで来て開けられないのです。

しばらくの後、電気が、戻ってきました。
待ってましたとばかりにコンプレッサが、唸りだしました。
今まで静かだった分とても大きな音のように感じられます。
それでも、すぐには動きだしはしません。

やはり、指令を待っているとのことです。 

指令が来ました。「次の信号所まで、進め。」です。
せいぜい20分程度で電車は動きだしました。
10時過ぎとは思えない、暗い森の中を電車は、ゆっくりと山を下ってゆきます。

信号所は、線路一本分の空間がある分、すこしは明るく感じられますが、雨は相変わらず降っています。
「雷雲が停滞していて、運転が再開できません。」
とつれない車内放送が繰り返されました。

信号所でも長く待たされました。
トイレのない電車に とうとう、堪えきれないおじさんが運転手さんに訴えると
運転手さんは 「次の大平台駅まで行けないか。」と運転指令まで連絡を取ります。
Goサインが出ました。

電車は大平台駅まで進んでゆきます。
途中、ちらほら建物も見え、すこし空も明るく感じられます。

大平台駅についた電車に新たに連絡が入ったようです。
大平台駅のすぐ上は国道一号線です。
バスに乗り換えて、箱根湯本へ、あるいは、小田原へ振替輸送をするというわけです。
ほとんどの乗客が駅員と車掌の先導で、乗り換えてしまいました。

もともと電車の写真をとりにきた私です。
もう少し、電車にお付き合いすることにし、
駅のベンチから電車を眺めたりしていました。

しばらくすると湯本からの電車が、登ってきました。
かなり沢山の乗客です。
同じように、バスに乗り換えようとする行列が長く伸びていたその時です。
運転開始の合図があったようです。
大急ぎで電車に戻る乗客には女子高生もいて大騒ぎ、突如 あわただしく強羅行きは、出発してゆきました。
対して湯本行きは、乗客も少なく、ひっそりと発車しました。

かくして、箱根登山電車は徐々に平静を取り戻してゆくのですが、湯本から先も、東海道本線も、ダイヤは、むちゃくちゃでした。

まあ、散々な1日でしたが、これもまた 楽しからずや。
貴重な体験ができました。

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2007年7月25日 (水)

銚子電車1983年 1994年 の画像をUP

昭和58年(1983年)5月に初めて、銚子電鉄を訪ねたときの
画像と11年後の平成6年(1994年)8月に訪れたときの画像です。
個人的には、この時の塗装の方が好きですね。

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2007年7月22日 (日)

伊豆急行 100系電車画像をUP

伊豆急行の100系画像をUPしました。
リゾート21の登場以前は、100系こそが、まさに伊豆急行の顔ともいうべき存在でした。

100系と一口に言っては見たものの、昭和36年の開業時より昭和47年にいたる11年にわたって(昭和54年製の1000系まで含めれば18年)製造され、グリーン車あり、食堂車あり、改造車ありと本当にバラエティに富んでいます。

歴史が浅いとはいえ、全てオリジナルのそれも新性能車をとりそろえていた伊豆急行は、他の地方鉄道とはひと味違う私鉄でした。

廃車についても85年に始まって、2002年の全廃まで、17年。いろんな参考文献を紐解いてもなかなかデータが揃いません。まだ一部不備なところはありますが、どうかご容赦を。

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2007年7月15日 (日)

お召し列車1号編成ついに引退。

朝日新聞によると、「JR東日本は、皇室専用「お召し列車」に新型電車を導入、平成19年 秋 より運用を開始する。」とのことです。
現在のお召し列車=1号編成は、昭和35年に国鉄大井工場で作られた1号御料車をはじめ、昭和6年製の供奉車(=ぐぶしゃ 4両)により5両編成で構成されていますが、これを機に引退。
さいたま市にできる「鉄道博物館」に移されるそうです。

私は、ロールスロイスにご乗車されている昭和天皇については、記憶があるのですが、走行しているお召し列車を実際に見たことはありません。
この写真でご紹介する1号編成も、大学生時代四国を旅しているとき、たまたま見つけたものです。
撮影できただけでも、幸運だったわけですが、
機関車に牽引される姿を見ておきたかったなあ…。

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